人生初転機
小学校2年の時
隣町の小学校の目の前に引っ越すことになった
小学校の交通指導のおばさんに毎朝
「いってらっしゃい」と声を掛けてもらった後
登校する生徒の波に逆らって私は歩き出す
転校はしたくなかったから
10分かけて通学した
短いと思われるかもしれないが
当時の私には長く感じる距離だった
母は私たち娘を可哀想だと思ったのか
苗字を変える事もなかった
離婚すると告げられた記憶はない
ただ気づくと父のいない新生活が始まっていた
小学校2年の時
隣町の小学校の目の前に引っ越すことになった
小学校の交通指導のおばさんに毎朝
「いってらっしゃい」と声を掛けてもらった後
登校する生徒の波に逆らって私は歩き出す
転校はしたくなかったから
10分かけて通学した
短いと思われるかもしれないが
当時の私には長く感じる距離だった
母は私たち娘を可哀想だと思ったのか
苗字を変える事もなかった
離婚すると告げられた記憶はない
ただ気づくと父のいない新生活が始まっていた