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E・HEROブレイズマンをcsで使った話
ー融合縛り
ーーいずれか一つ
ーーー上位互換、ヴァイオンの存在
これは彼があらゆる逆境を乗り越え、英雄になるかもしれない話(なお、特定の条件下に限る)
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1. 初めに
7月改訂が適用されて3週間がたち、週末には一大イベントはっちcsが控えています。参加される皆さんはデッキの調整は済ませたでしょうか?
かく言う僕はあれやこれやと色んなことを試しすぎてレシピが歪みまくって困ってます。さて、今回は意外と要望が多かったブレイズマンの使用感について僕の主観増し増しでまとめていこうと思います。短時間ですがお付き合いくださいませ。
2.意外と使い心地がいいHERO
本題に入る前にまずは今回僕が使用したレシピと戦績を上げておきます。
太陽cs(二人チーム)
— ネギ鷲 (@negiwashi) July 16, 2023
使用 HERO
烙印 先○×- チーム○
烙印 先○×- チーム×
R-ACE 後○○ チーム○
ピュアリィ 後×○- チーム×
個人のマッチ負けは無いけど、優先卓でスト勝ち出来なかったから仲間を救えませんでした。キャリー出来なくてごめんね pic.twitter.com/8zGTWemVPD
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前回までの構築との変更点は泡の枚数を減らしてブレイズマンにしたところです。今回のcsは僕のマッチの決着が着く前にチームの勝敗が決まってしまってたので、ゲーム数自体は少ないものになっていますが、ブレイズマンを試すにはちょうどいい相手が揃っていたので個人的にはかなり満足いくデータが取れました。
それでは本題として、今回使用して感じたことは以下のものとなります
メリット
・E・HEROネームが増えた
・炎属性というメインで被らない属性
・着地狩りされても効果が通れば融合はサーチできる
・シャドミとのあわせ引きでシャイネオが確定する
・返しのターンのヴァイオンを温存できる
・最大で無効系を二つケアできる
個人的には炎属性、融合へ直接アクセス、誘発ケアのしやすさが特に良かった感じます。今回はcsでは烙印がトップシェアで序盤に2回当たっており、ヴァイオンの融合サーチが深淵の獣によって通りにくい環境でしたが、ブレイズマンで融合を直接触りに行けて、柔軟な戦いが出来ました。また、単純にヴァイオンの温存もできるのでリソース管理の面を見ても優秀で、レスキューエースとの長期戦ではプラスに働いていました。
3.問題点
上記ではあたかも入れ得のように表現してきましたが問題もあります。それは単純に過剰な札であるということです。あくまでヴァイオンの3枚目でしかないんです。また、先攻寄りの札であり後攻のサイドチェンジでは真っ先に外していました。結局効果をフルに使えるならヴァイオンで事足りてしまうのがこのカードを微妙だと思わせてしまうと点だと考えます。特にファリスインク3:2やヴァイオンを3枚積んでいる人には過剰だったり。そのため、このカードを使うならファリスインクヴァイオンの比率が2:1:2以下や、60構築のような枠に余裕のある構築になるのかなぁと考えます。(アトラクターがまた増える環境ならサイドに入れてもいい)
4.最後に
今回すごい久しぶり(復帰して初めて)ブレイズマンを入れてcsに出ましたが、使ってると思ったより器用な立ち回りができるカードなんだなと気づけました。条件下によってはヴァイオンとの差別化が出来き、彼以上の仕事が見込める良いカードではあるものの現状の環境ではあくまでヴァイオンかさ増しであり、ヴァイオン自体を3枚積んでいる人には要らないかなと考えます。しかし、フレイムシュートに特化させたかったり、E・HEROの炎属性という被りにくいステータスは彼自身の持つ個性であるため、一度は試して欲しい札というのが僕の見解です。ここまで短い時間でしたがお付き合いいただきありがとうございました。
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追記
8月下旬の5遊祭(5人チーム戦)で個人予選全勝をしたのでその時のレシピについて追記します。
五遊祭
— ネギ鷲 (@negiwashi) August 19, 2023
使用 HERO
烙印サイバー 先×〇〇
暗黒界 後〇×〇
ピュアリィ 先〇〇
魔術師 先〇×〇
烙印 先××
ベスト8
個人4-1 チーム 3-2
トナメでセットエンドして爆速で負けてごめんなさい。すいさん、ねこださん、ラムクオくん、はいだくんありがとうございました pic.twitter.com/HVeuYTV1Es
今回の構築で目ぼしいところはクロスキーパーの採用でしょうか。前日の夜にせっかくフレイムシュート特化に寄せてE・HEROネームを増やしているので入れたいなと思い採用しました。クロスキーパーは言わずとしてれた、ヒーローアライブの手札から出すバージョンであり墓地効果の2ドロー1戻しも非常に強力な効果になっています。今回クロスキーパーを採用したことにより最低保証のシャイネオ一妨害を立てに行く際、リキッドマンと合わせて2ドロー1捨てが非常に狙いやすくなっていて、ドローによる上振れが多かった印象です。また、リキッドマンでクロスキーパー自身を引いても、相手ターン中にフェイバリットコンタクトでシャイニングネオスを出す時にクロスキーパーの効果を起動できるので相手ターン中でも手札を増やしにいけたのはやはり強いムーブだなと思いました。
また、HEROという山自体召喚権に誘発をもらうことが多いため、特殊召喚よる貫通やブレイブマンの融合サーチと併せてどこが本命で通したい動きなのかを錯乱させやすくなったなと感じました。
今後の課題としては、センチュリオンの登場によりメインからの禁じられた一滴の採用が増えてきているためその波に乗るべくメインをコンパクトにしていきたいと考えてます。(現時点で減らすところの候補としてはシャドーミストの2枚目とマスクチェンジの3枚目でしょうか)