Android WebViewまとめ

■Android WebViewの流れ

▼Android OS 4.3.x(Jelly Bean)以前
 ・実体は 「AOSPブラウザ」である(ことが多い)
 ・端末にプリインストール
 ・Android OS の一部という扱い
 ・端末ベンダー提供のパッチ適用によって更新
 ・レンダリングエンジンは WebKit

▼Android OS 4.4(KitKat)
 ・AOSP ブラウザの開発・サポートが終了
 ・Chromium WebViewをラップしたブラウザが提供(されていることが多い)
 ・端末にプリインストール
 ・Android OS の一部という扱
 ・端末ベンダー提供のパッチ適用によって更新
 ・4.4(KitKat)からレンダリングエンジンは Blink に変更

▼Android OS 5.x(Lollipop) / 6.x(Marshmallow)
 ・Android System WebViewの登場
 ・Chromium WebView が OS から切り離さる
 ・playストアから更新ができるようになった
 ・Chrome for Android とは別物

▼Android OS 7.x(Nougat)/ 8.x(Oreo) / 9.x(Pie)
 ・WebView の機能が Chrome for Android に統合
 ・Chrome for Android がインストールされていれば、Android System WebViewが不要
 ・両方インストールされていてもChrome for Androidが優先的に動く
 ・Chrome無効化するとAndroid System WebViewが自動で有効になる

▼Android OS 10.x /11.x
 ・Android System WebViewの復活
 ・開発者向けオプションの「WebViewの実装」にChrome for Androidが表示されなくなった

■補足

▼Android System WebViewのバージョン管理
 ・基本的にChrome for Androidと同じ
 ・Chrome for Androidと同じようにStable、Beta、Dev、Canaryがある(バージョンも一緒)

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