シーズン開幕
コロナウイルスが拡散し、自粛生活を余儀なくされた3月から4ヶ月が経ち、その後もシーズンの有無があやふやになっていましたが、先日の7月25日(土曜日)にようやくシーズンが開幕されました。
自粛生活があけ、5月頭初からインディビジュアル練習(選手はグラウンドでコーチのトレーニングプランの下、1人での練習)。グラウンドの4分の1のスペースに選手1人だけの練習が許可され、コーチはグラウンドの黄色い線の外側でのコーチングを許可されました。
そして6月に入りようやくグループ練習そしてその後フルコンタクトのトレーニングが始まりました。
選手、コーチ陣、チームスタッフにとってこれまで経験のない長いプレーシーズンとなりました。
シーズンのゲーム数は頭初は28試合の予定でしたが、コロナの影響で16試合のみとなり、3月から10月の終わりまでという元々短いシーズンの予定がさらに7月から10月までと短くはなりました。が、こうしてシーズンを迎えられたこと、またそれ以上に今のところレボリューション内でのコロナへの感染がなく、健康に仕事ができていることがなにより嬉しく、ホッとしています。(もちろん、これからアウェイでのゲームが始まり、より一層健康面への配慮は欠かせなくなってきます。)
リーグは観客数をスタジアムの20%までなら入れても構わないと公表しましたが、マサチューセッツ州と我々のホームスタジアムGillette Stadium は無観客で試合を行うことに決めました。賢く賢明な結論だったと思っています。
アメリカでのどの試合前(サッカー、野球、バスケ、アメフト、ラグビー)には必ず国家斉唱があります。選手時代これを聞き、自分に何度も”なんの為に、海を渡りアメリカまできたのか。”言い聞かせたのを覚えています。
そんな国歌斉唱後にはGeorge Floyd(白人警官が黒人のジョージフロイドさんを窒息死させた事件)の追悼そして今や世界に広がっている3つの単語。Black Lives Matter:人種に関係なく命一つの重さを抗議運動。その為の黙祷をし、試合開始となりました。
引用元New England Revolution II Twitter
引用元New England Revolution II
試合は0−0のスコアレスドローという結果で終わりましたが、開幕戦で負けなかったこと、プロコーチとして初の完封試合を取れたこと素直に嬉しく思いました。
引用元New England Revolution II Twitter
引用元New England Revolution II Twitter
引用元New England Revolution II Twitter
こうしてコロナがなかなか終結しない中、プロアスリートの選手たちが少しでもエンターテイナーとして地域、アメリカ国内のスポーツファンのみに限らず全ての人に希望、夢を与えられるような存在になれればなと思います。
自チームから週間ベストイレブンのGKに選出。(Joe Rice,GK)
GKコーチとしていかにチームを勝たせられるゴールキーパーを育てあげられるか、1人でも多くのリザーブGKをトップチーム契約させてあげられるか、毎日が試行錯誤です。そういう中こうして、週間ベストイレブンに自分たちのゴールキーパーが選出されたのは非常に嬉しいですし、自信にもつながりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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