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一人の人

きっといつかは、誰かに出会うはずだと信じている。私はずっと一人。いつからか、なぜなのか。記憶は無い。

問題は食糧。近所の空き店舗、空き家から調達してきたがそろそろ枯渇しそうだ。
もう少し遠くの街に移動した方が良いだろう。

私は必要最低限の荷物を古びた自転車に乗せ、人を見つける事と食糧調達を目指して西に向かう事にした。

10日ほど走ると、信じられない光景を目にする。川岸の向こう側は廃墟だけが続く。生き物はいるのだろうか?

その時、箱のような何かが近づいてきた。中から出て来たのは、何だアレ的な奇妙な生き物達。

彼らは川の対岸から、武器らしき物を私に向けた。

私は声を張り上げる。
「私は地球人だ、お前らはどこから来た?」

「我らが地球人、怪しい奴!」

何らかの原因で地球人は姿が変わったのか。
宇宙人に地球は征服されたのか。
もしや私が宇宙人か。

彼らは任務を果たすだけ。

覚悟した途端、彼らは消えた。


たとえそんな夢であれ、誰かに会いたいものだ。



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挑戦状も久々です。
たくさんワードがあるのに、なかなか話が浮かびません。《番外編②》
チョイスしたのは、一人と人 です。めい