新聞紙の兜
武者さんはそう言っていますが、本音もそうなのかな。
子どもの日の私の思い出。
私は兜は兜でも、新聞紙で折った兜に思いを馳せます。
私自身の子どもの日の思い出は、まだ私が幼い頃、父が新聞紙で折った兜を被せてくれた事。小学三年生くらいまで続いたと思います。父は不自由な指があったのですが、娘達のために折ってくれた新聞紙の兜。
忘れられません。
いつも娘達に無愛想で、あまり笑顔を見せなない父でしたが、子どもの日には兜を折ってくれました。精一杯の愛情表現だったのだと、今になって思います。
女の子に兜?と私達は不思議でしたが。
もしかしたら、この子らが男の子だったらと思った事もあったのでしょうか。子どもの日には毎年思い出す新聞紙の兜。
もう一度、被ってみたくなる5月5日です。
地球上の全ての子どもたちが、健康で幸せでありますように。
そして、元子供たちにもおすそ分けを。