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2025/1/3 夕方のマック
新年早々ではあるけれど、居た堪れない事があり夕方から外に出た。出たと言っても目的があるわけでは無いので、最寄り駅まで来て一瞬呆然となる。
ちょっぴり「上り電車に乗ろうかな」と思っていたけれど、ちょうど電車が出てしまい、すぐに下りの電車が来たのでそれに乗ってみる。
とりあえず冷静さを取り戻さなくてはと、まずはスタバに入ってコーヒーを一杯。年始のスタバは混んでいたけれど、運良く一席空いていたのでそこに座って、途中で買ったエッセイ本を読んだ。
目がしょぼしょぼする程に疲れていたから、正直「読めるかな…」と不安だったが意外に読めた。多分、一つ一つがとても短く、日記のように書かれていたからだと思う。
三分の一くらい読んだところで集中力が切れてきたので、店を出てスタバの入っているデパートをウロウロ。と言ってもまだ初売りでそれなりに混んでいたので、文房具屋さんで欲しかった和柄のマスキングテープを3つ買って出た。
最寄り駅に戻ってから、それでもまだ時間を潰したくて、マックに入る。すると、夕方(外は真っ暗なので感覚的には夜)のマックって昼間にはない、なんというか、情緒的なものがあるんだなぁと不覚にも感動した。
昼間は家族連れで賑わうマックも、この時間は静かだ。私の様に一人で過ごしている人も居れば、ご夫婦二人きりとか。あと意外に手帳とか読書をしている人も居る。学生らしき男の子二人がナゲットをつまみながらゲームに盛り上がっていたけれど、それもそれでなんだか「青春だななぁ」と思えてくる。「お前もコーラかよ」「一緒じゃん!」みたいな会話も微笑ましい。いいね、その時間は今だけだぞ。存分に楽しむのだ。
マックはファミリーで楽しむ空間だと思っていたけれど、時間帯によってこうも顔が変わるのか。とても面白かった。
そう言えばいつだったか朝の早い時間に入ったマックもこんな感じで、静かで落ち着く空間だった。
日が沈んでからのマック、なかなかにおすすめかもしれない。
では、また次回。