生きていくということ
正直に感想を書きたいので、乱雑な言葉遣いがあります。
無理な方はページを閉じて下さい!
環の境遇が、同じ乳がんで亡くなった母の妹に重なった。
もうかなり前だから忘れてしまっている事も多いんだけど、作品を観ていてふっと思い出した事も。
環の生きたいという願いは叶わなかったけど、環の幸せの一つに一樹がいた事。
亡くなるまでに作った一樹との思い出が環の幸せのピースの一つになっている事。
そうあって欲しいと思ってます。
昨年には母方の祖父が癌で亡くなり、その時に初めて人が亡くなる瞬間を目の当たりにした。
あっという間に息を引き取った事。
環が亡くなったシーンを見ていてその瞬間を思い出して心が苦しくなってしまった。
2回観に行って環の表情がよく見える位置に座っていたから一樹と環の健康診断のシーンで環が一樹に嘘の結果を言った時の悲しい顔が本当の事を言えない辛さからくるものだったんだなぁと。
人はいつその人生が終わってしまうか分からない。
その人生の中でどれだけ幸せのピースを探せるか。
生きる上で一番大切な事なのかな?
一樹の心を溶かしたのは小雪の存在で、小雪に出逢う事が無かったら一樹は環との思い出を支えにして前を向くことはできなかった。
人は何かに希望を抱いて何かに絶望するけど、絶望した時にこそ出逢う人に支えられる事もある。
個人的に思ったのは環と一樹のシーンに出てくる煮卵が作品のキーワードになってるのでは?
小雪と一樹が最初に出会ったシーンでも台詞として煮卵があるし。
煮卵食べたくなってきた🤤
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