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Eric Clapton

2019年ぶり、個人的には6度目のエリック・クラプトン。
個人的には今回が一番最高のエリック・クラプトンだった!
エレクトリックパートでの鬼気迫るソロから、しっかり聴かせるブルース中心のアコースティックパート。
何よりもエレクトリックでの"Layla"を聴けたことが本当に嬉しかった!

場所はお馴染み武道館。今回は武道館公演100回記念として銘打ったツアーだ。
自分が行った今回は99回になるらしい。
コロナ禍以降久しぶりの武道館。やはり武道館はいい。また一つ日常が戻ってきた気がして嬉しかった。

公演は19時ぴったりに、"Blue Rainbow"というインスト曲からスタート。
前半はエレクトリックパート。
多くの人がツイートしてたが、"I Shot The Sheriff"のギターソロがとにかく凄まじくカッコよかった!!

中盤はアコースティックパート。
この中で、アイルランドの民謡"Sam Hall"を、先日亡くなったJeff Beckに捧げる一幕があった。
今回の武道館公演は5月にロイヤルアルバートホールで行う、Jeff Beck追悼公演の予行演習的な意味合いもあったのだろう。
ウドーの発表では5月にJeff Beck来日公演も予定していたらしい。
そしてアコースティックパートが終わった。
…Laylaをやってない!!

そして後半エレクトリックパート。
もしかして…やるのか??と期待しながらハラハラしながら聴いていた
そしてあのイントロがクラプトンの手から流れた瞬間…!!
会場は総立ちである。
後半のインストに入るピアノが流れた瞬間、涙が止まらなかった…。
やっと生のエレクトリックLaylaを聴く事ができた。

アンコールの後は最近のお馴染み、ジョー・コッカーの'"High Time We Went"で終了した。

間違いなく今まで1番のクラプトンのライブだった!
正直、このコロナ禍でクラプトンは反ロックダウンや反ワクチン活動とかなり晩節を汚している感があったので、来日するのかすら不安だった。
パンフレットには「パンデミックに正面から向き合う」とかなり濁した書かれ方をしていたが、彼を支えるスタッフもかなり尽力したと思われる。

再度来日公演を期待したい。

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