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銀杏の木

実家に行く時に降りる駅の前に大きな銀杏の木があります。

樹齢って普段考えたことがないので見当もつきませんが100年くらい経ってるのかな?もっとかな。

今の季節は葉が日に日に深緑になり、風が吹くとザワザワと音が聞こえます。

秋になると黄金色。実が沢山道路に落ちてちょっと臭いあの匂いが広がります。踏まないように下を向きながら歩きます。

冬に向かうに連れ葉っぱが1枚1枚散り始め丸坊主になります。幹の色も少し白っぽくなり寒さ耐えているように見えます。


毎年、毎年、実家に帰るたび、銀杏の木を見上げて心の中で「ただいま~!」とつぶやいていました。


去年、銀杏の木の奥にある公民館の建て替えで銀杏の木を切ることになったと姉から聞きました。

それを聞いたときはとても悲しく、さみしい気持ちになりました。

それから実家に行くたび、銀杏の木の姿を見てはあーっ、良かったまだあるとホッと胸をなで下ろして写真を1枚パチリ。


そろそろか……

いよいよか……


と思っていたら切らない方向で建築が進んだそう。

良かった~\(^o^)/

工事で枝を切られてしまったけどまたすぐ生えてくるよね。

切らないと方向転換してくれた方々に感謝。

実家の2階から見える銀杏の木は風に揺られて今日もザワザワ(^^)

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