編集後記|『【音声DL付】スキマ時間にサクッと復習!中学英語学び直しドリル』編①
【編集後記】では僕が編集を担当させていただいた書籍について、どのようにして皆さんのお手元に届く形になったのか、その背景や小ネタを備忘録として書き残していきます。
とにかく「サクッと」「手軽に」英語をやりたい!
今回、書かせていただくのは、本日発売しました『【音声DL付】スキマ時間にサクッと復習!中学英語学び直しドリル』。
この本は、皆さんが中学校で習った英語の学習内容をもう一度勉強し直して、英語の基礎力をしっかり固めてもらうために作った学習ドリルです。今回、著者としてご協力いただいた方は、大学や企業で英語講師として活躍され、80回以上もTOEIC満点を取られている濱﨑潤之輔先生。濱﨑先生はこれまでにも何冊も著書を出されており、今回ご一緒に本づくりを進めさせていただき、とても心強かったです。
さて、そんな本書ですが一番大切にしていたコンセプトが、「とにかく手軽に英語を学べること」。
中学時代に一度は学んだことがあるといっても、当時の記憶を掘り起こすのはひと苦労ですし、仕事で忙しい社会人は「勉強に割く時間もなけりゃ気力もない」(というか僕がそうです・・・)。
だから今回は濱崎先生にご協力いただきながら「1テーマにつき10分でできちゃうボリューム」をお願いしました。
カッチリした参考書のような固い説明はほぼ無くし、どのテーマの解説も1見開き程度で済むように、原稿が飛び出たら泣く泣く削っていただき(泣)、言い回しがパッと見ムズかしければ(僕判断ですが笑)、説明をさらに噛み砕いていただいたり、それはもう何度も何度も・・・笑(濱崎先生は嫌な顔ひとつせずにずっと真摯に向き合ってくれました・・・ありがとうございますっ!)
しかも各解説ページの冒頭で、1ページ分の内容をさらに3つの要点にまとめているので、究極的に時間がない人も取り残さない安心と信頼の設計になっているのです!笑
とはいっても見やすさばかり気にして、なんでもかんでも削ぎ落とせばいいってものでもないはずで、インプットをしたら次はアウトプットができないとなかなか能力として定着していきません。
ということで解説ページで「インプット」、ペラっとめくって、いま勉強したことが確認できる問題ページで「アウトプット」。このワンパッケージを本書の基本的な流れとしています。
また、アウトプットのための確認問題は3段構成になっていて、だんだんレベルが上がっていく作りにしてあるので、少しつまづいたらその場で前ページを見返すだけでOK。問題を飛ばして解いたりみたいな、テストで使うような小技みたいな、そんな労力すらいりません笑
ということで、インプットとアウトプットをしていたら、もういつのまにか1テーマ終わり!どうですか?意外とホントに手軽にできそうじゃないですか?
大切なことは膨大に情報量を詰め込むことでなく、読み手が継続して英語学習に取り組めること。特に語学学習はなおさら。
そんな考えのもと「買ってもらってはい終わり」でなく、いかにして継続的に英語に向き合う習慣をつけるキッカケにしてもらえるかを意識して毎日あれやこれや作っていた本書。
だからこそ、英語がそろそろできるようになりたいけれど、そんなことより日々の仕事ややるべきことで忙しい大人の皆さんに届けばと思っております。
よろしければぜひお手元に置いてくださいませ!
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