自主大会9-1優勝WCS環境古代バレット
始めまして、またはお久ぶりです。ダル(@DAL_pokeka)と申します。現在は大阪でポケカに励んでおります。自己紹介もかねて過去の実績を以下に記します。
<過去の実績>
2023シーズン
・CSP220獲得
・PJCS Best16
・WCS2023 Day2出場
今回ナイトワンダラー環境(WCS環境)において古代バレットを使用して74人規模の自主大会「いちげきのほうこう杯」を9-1で優勝しました。
当記事では大会で使用したレシピをもとに
・新環境で何が変わったのか?
・デッキレシピと採用カードの解説
・各対面における認識と立ち回り
・採用候補だったカードの解説
を解説していきます。
新環境で何が変わったのか?
ワイルドフォースから下火の時期がありながらも環境に食い込み続けている古代バレットですが、今弾「ナイトワンダラー」で明確な強化を受けました。それが
「夜のタンカ」です
トラッシュからポケモンor基本エネ一枚を回収できるシンプルなカード。
一見便利ではあるがデッキタイプによってはつりざおでよくない?とも思ってしまいますが古代バレットにおいてはまるで話が変わってきます。
古代バレットにおいてこのカードは
(1)レスキュータンカ であり
(2)エネルギー回収 であり
(3)特性「とりひき」でもある
と複数の役割を担ってくれるパワーカードに化けます。
特に重要な(1),(3)について解説していきます。
レスキュータンカである点
上記に4つの役割を記載しましたがこれが一番でかいです。ここで現在のレギュレーションでは使用できませんが過去に似た効果のカードを紹介します。それが下のレスキュータンカになります。
夜のタンカと共通しているのが
「ポケモンを一匹手札に戻す」という効果。
一見単純ですが古代バレットにとっては革命的な効果です。
<なぜ革命といえるのか>
これを説明するためにここで古代バレットの基本的な動きを説明します。
古代バレットにおけるメインアタッカーが以下の二匹
「コライドン」と「トドロクツキ」になります。
特にトドロクツキはトラッシュの古代の枚数で火力が上がり続ける優秀なアタッカーです。
しかし最序盤においては火力がなかなかでないため
➀1,2回目の攻撃はコライドンで攻撃する
➁それ以降はトドロクツキを4~5体育てて攻撃する
上記が理想の動きになります。この理想を実現するためには
「倒されたトドロクツキをトラッシュから回収して再度育てなおす(ベンチに置きなおす)」
という動きが必要になり、夜のタンカは一枚でこれを実行してくれるカードとなります。
特に重要なのは手札に戻してくれる点で、山札に戻してそこから引っ張らないといけない「すごいつりざお」とは要求値が段違いになります。
タンカがつりざおよりも優れている点の一つです。
特性「とりひき」である点
試合展開によってはタンカをこれ以上使わないとなった時、これでエネルギーを回収し、ゲッコウガで隠し札をすれば実質「とりひき」です。
特に手札干渉を撃たれた際にトラッシュにエネさえあればこれで2ドローできるのが大変えらいです。これもつりざおでは決してできない点です。
以上(1)から(3)の内容を総括すると
夜のタンカは中盤以降のデッキの再現性を底上げしてくれる潤滑油のようなカード
と言えます。今までは10戦もやればかみ合いが悪くヒーヒーいった試合もありましたが優勝した自主大会ではタンカのおかげでそういったことは全くありませんでした。
不安定気味だった古代に安定をもたらす大変すばらしいカードです。
デッキレシピと採用カードの解説
以下有料部分になります。
有料部分では
・デッキレシピと採用カードの解説
・各対面における認識と立ち回り
・採用候補だったカードの解説
を閲覧することができます。
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