Kindleを手に入れた!/電子書籍と最近読んだ本の感想
先日誕生日を迎えたが、夫からプレゼントでKindleを贈ってもらった。
漫画の全巻セットが欲しいな〜、でも20巻超えだし、どうしようかな〜とぶちぶち言っていたら、電子書籍にすれば?とアドバイスをもらった。
でもな〜やっぱ紙がいいじゃん?読んでる感が大事じゃん?画面から目を離したい時ってあるじゃん?など更にぶちぶち言っていたが、買ってもらったのでいざ使い始めたら、めちゃくちゃ快適だった。
快適ポイント
1.場所を取らない
これが一番デカい。
タブレット端末1つで完結するので、置き場所に困らない。
しかし困らないから気になるものをどんどん買えてしまうのでお金は飛んでいく。
あと、本棚って結構ほこりを被ったりして掃除が面倒だけど、それも解消される。
2.どこでもすぐ買える
Wi-Fiが繋がる環境であれば、すぐに本が買えてしまう。
本屋に行きたいけど暑すぎて外出たくない…となっても、エアコンの効いた室内で部屋着のまま本が買える。すぐ読める。なんて便利。
また、試しに上巻を読んで、早く下巻読みたい!買わなきゃ!と言ってるうちになかなか本屋に行かず読書意欲が下がり読まない、なんてことがままあったが、それもなくなる。
3.すぐに調べられる
読んでいて、ちょっと難しい単語や英語が出てきたとき、これなんて読むの?調べるか…。が、Kindleひとつで解決する。
英語はそのまま打ち込めばいいけど、読めない漢字を調べるのはなかなか苦労する。なんせ読めないから。
調べたい文字を長押しして選択すると、事前にダウンロードしておけば辞書を引けるし、ウィキペディアのページまで表示される。便利すぎる。
4.目が疲れない
なんの技術かはよくわからないが、画面が紙とほぼ変わらない質感だと感じる。
スマホやパソコンの画面とは質感が違うので、何故か目が疲れない。
しかも、私は明るさを自動調整してくれるやつをもらったので、紙の本だとちょっと影になるような体制でも快適に読むことができている。
とまあ、すっかりKindleに馴染んでしまったのである。
Kindle Unlimitedのラインナップは正直超いいわけはないが、そういえば気になってたな〜とか、買うほどじゃないな〜と思っていた本に食指が伸びるので入ってみてよかったとは思っている。
私的に感じたデメリット
1.カラーに対応していない
漫画の表紙も白黒なので、絵が好きで買っている漫画は今後も紙で買おうと思った。ハクメイとミコチとか、繊細な絵を楽しむには紙で欲しい。
2.Kindle端末で本を買うのがやりづらい
スマホのようにスムーズにスクロールできないのでサクサク探しづらい。
私はパソコンで本を買って端末と同期している。
本屋に行くよりは遥かに簡単なのでまぁしゃーないといったかんじ。
3.読み終わった後に売れない
私はあまり本を売ることはないが、古本屋で買ったり売ったりしてる場合はデメリットになりえると思った。
最近読んだ本の感想
1.なぜ働いていると本が読めなくなるのか
これから始まる読書ライフの一発目にはいい本かな、と思い、これはお金を出して買ってみた。
読書術が書いてある本かと思ったら全然違ったので最初は拍子抜けしてしまったが、読書についての歴史が細かく調べた上で解説されており興味深く、なんやかんやサクサク読めてしまった。
うろ覚えだが、今はネットで’ほしい情報だけ’がすぐ手に入るけど、本からほしい情報が必ず手に入るかは読まないとわからない。その’わからないけど読んでみる’をやっている余裕が脳みそにないくらいみんな疲れてるわけ。本は読めないけどSNSとかソシャゲをダラダラできちゃうのはそういうことってわけ。という解説が面白く腑に落ちた。
そしてざっくりとした結論、ライフワークバランスってなんやねん、ワークをやりすぎなんだよみんな、もっと程よく働ける社会にしていきたいよね?みんなで声を上げていこう!そしたらもっと本が読める世の中になるよね!ということが書いてあった、と思う。(まとめるのが下手でごめんなさい)
2.アダルトチルドレンの生き方: 劣等感が消え自分を好きになる本
こういった自己啓発本はあまり読んだことがなかったが、Kindle Unlimitedにあったので読んでみた。
以前記事で家族とのことを書いたが、私は家族に対しモヤモヤしている。
(今まで書いた中で一番閲覧数とスキが多くびっくりしています。コメントをくれた方、ありがとうございます。)
<アダルトチルドレンは、母性愛を受けていない。心が成長していないから幼児と同じように「ああしてほしい」「こうしてほしい」と自己中心的でわがまま。>
心当たりがありすぎた。20代半ばくらいまで、そんな気持ちでいっぱいだった。誰も叶えてくれない甘えたわがままを、必死に心に仕舞い込んでいた。
<でもあなたは悪くない、親がおかしかったんだということに気づかなければいけない>
この本を読む前に私は自分で気がついたが、もっと早く読んでいればもっと若いうちから心が楽になっていたのかもしれないと思うと、やはり本を読むのはいいことだなと思った。
3.新世界より (ネタバレ注意)(批判多め)
昔アニメやってたな…。気になったけど見てなかったな…。読んでみるか。
と、こちらもKindle Unlimitedにあったので読んでみた。
最初は設定や単語を頭に入れるのにダレる感じだったが、ミノシロモドキが出てきたところからぐいぐい読み進めてしまった。世界観や冒険感のあるSF本を読むのが久しぶりで、子供の頃読んでいた「デルトラクエスト」や「ダレンシャン」を思い出した。懐かしすぎ。
お話としては綺麗に進んで先が気になる感じで面白かったが、ちょっとご都合展開が多いかな…?たまたました攻撃が幸いにも命中した、選んだ道が幸運にも正解だった、とか、そういう展開が多く、展開の最後でちょっとガッカリしてしまうことが何度かあった。
性的接触のシーンも意味もよくわからん。女同士、男同士、男女とよりどりみどり性的なシーンがあったけど、必要性を感じなかった。さっくり掟を破って破瓜した直後すぐ気持ちよくなっちゃう早季がちょっと気持ち悪かった。ああこれは男の人が書いた話だなって感じ。
ラストの戦闘シーンもモヤモヤ…。
覚が鏡を出して悪鬼に自分の姿を見せて、自分はバケネズミではなく人間だとわからせようとしたシーンで、あ、これ愧死機構使ってトドメ刺すんちゃうか、もしかして奇狼丸を囮にするとか言うなよ。どうせならスクィーラを使ってどうにかしてくれないかな。とか考えていた。
早季が思いついた案に、覚も奇狼丸も「そんな簡単な案があったか…。」と言ってさっくり作戦が始まったので、おっこれは奇狼丸生き残れるか?どんな決着をつけるんだ?とワクワクしたらあっさり奇狼丸が囮になって死んだので萎えた。
早季も覚も、さっき奇狼丸に「そんなに自分が可愛いか?」と言われてショックを受けていたのに、作戦前に葛藤する様子もなくあっさり囮にして悲しむ描写もあまりなかったので、なんかがっかりしてしまった。
早季が最高責任者?になったとはいえこれから成長する子どもから悪鬼が出現する可能性は高いし、そんな世界で二人は子供を作っているし、やっぱこの世界の人間ってバグってるなと思った。
先が気になって結構サクサク読み進めたけど、私はあまり好みじゃなかった。偉そうにごめんなさい。
動いてる奇狼丸がみたいので今度アニメを見てみようと思います。