燃え尽き症候群
ずっと前から燃え尽きて灰になりかけることがある。
今は職場のことが発端で、そうするとなんだか生活全てにおいて今まで頑張ってきてたんだな、と気がついたことが頑張れなくなる。
何もしたくない。
ご飯食べるのが大好きなのに食欲がなくなる。
食欲がなくなるのは私の中で一番ヤバいぞとなるサインだ。
職場の何で燃え尽きたか?
今年度から超人員不足で、社員1名、パート1名で仕事を回していた。
私の仕事は現場作業も事務作業も必要な仕事なので、必然的に現場優先になる。
人がいないので他の事業所からヘルプも来てくれたが、ありがたいけど神経を張り巡らせて毎日違う人に同じ指示を出しては確認して、自分のことが全く進まないストレス。
事務作業をするために残業するが、気力が残っていないのでパソコンを開いても脳がオーバーヒートしていて頭が働かない。白目を剥きながらなんとか締切ギリギリでこなしていく毎日。
そんな日々でも少しずつ慣れて、残業もほどほどくらいになってきた頃、中途採用で人が入ってくれた。
教えるストレスもあったが、飲み込みが早く、即戦力となってくれた。
2ヶ月ほどで一通り教えて、今まで私しか知らなかった、できなかった業務を理解してくれる人ができた。
「あ、私がいなくてもなんとか回せちゃうのかも」と思った瞬間燃え尽きた。
まぁ要するに気が抜けたのである。
そこからその抜けた気を吸い込むのがまたしんどい。
甘えが出てくる。有給取りたい…連休取りたい…もう1ヶ月くらい逃亡したい…。
今年度消化しないと消えちゃう膨大な有給日数を見ながら叶わない願いがむくむく浮かんでくる。
でも分かってる。まだ人が足りてないから私が休めば現場はかなりしんどい。
入って2ヶ月の新人が回せるような状況じゃない。
でも私それを半年くらいやってたわけじゃん…もう疲れたんだって…という気持ちと、今休んだところでその申し訳なさから心の底から楽しめる休みにならないことは分かってる。
ボスと面談があり、そこでは「もっと仕事を手放しなさい」と指摘を受けた。
外から見ても私が抱えすぎてるのは丸わかりなのである。
いやでも、今はまだここまでやらせるのは…もっと大事に育てたいし…業務量多すぎて負担に思って欲しくないし…とかうだうだ言っていたが、更にボスより一言。
「あなた割と完璧主義だからね。気持ちはわかるけど、もっと甘えちゃいなさい」
はい。おっしゃる通りです。
ちょっとしたミスを指摘されるのは気がついてくれてありがとうと思えるのだけど、自分が気がついてもっとちゃんと準備していればこんなことには…みたいな事象にはすごく落ち込むし自分にイライラする。
他の人のミスはそんなに気にならないのに、自分のミスにはめちゃくちゃ敏感。
そして同じことを繰り返さないためにどんどん自分を詰める。
誰かを頼ればいいんだろうけど、人に何かを教えるのはいいが、お願いをするのはめちゃくちゃ苦手だ。
そしてそして、ふと何かの拍子に、張り詰めてたパンパンの風船みたいな心にハリがチクッと刺さってプシューと空気が抜ける。
その空気をまた吸い込む気力がない。
この記事も久しぶりの更新になってしまった。
ずっと書きたいと思っていたけど、書けない。仕事以外でキーボードを叩く気力がなかった。
その代わりに、布団にくるまりTwitterやYouTubeをぼーっと眺めていた。
最近になって本を読む気になってきたので今の気持ちに寄り添ってくれそうな本を探しては読んだ。逆に本を読む以外やる気がなくなるほどには読んでいた。
ろくに飯も食わず引きこもり、休み明けの仕事にて朝イチで貧血?か分からないが、血の気が引き気持ち悪くなり座り込む始末。
こんなことは新卒で入社したブラック会社で朝一番に鍵を開ける係だったので、誰もいないままトイレに直行し、気がついたら気絶していて昼になっていたとき以来である。ちなみに誰も私を心配していなかったし、トイレの個室が開かないことも気に留めていなかった。そこは半年で辞めた。嫌なこと思い出したな。
でもここまで1600字くらい書けているので、ちょっとは復活してきたのかもしれない。
まだまだ本調子じゃないけど…早く夏終わらないかな。暑いのしんどい。