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オススメの書籍(逆腹筋の教科書)


逆腹筋とは、腹筋を遠心性収縮で鍛えよう。
というものですが、メリットや注意点が様々視点から説明されています。
従来のイメージである、寝そべって上体を起こす方法だと、求心性収縮という腹筋を縮める腹筋運動になります。
また、プランクのように姿勢を保持して鍛える方法は、筋肉の伸び縮みはしない等尺性収縮です。

書籍内では逆腹筋と説明している上体を反らす腹筋運動は、自覚的な負担は少ないもののちゃんとトレーニングになることが説明されています。
ヒトの機能から紐解いても、遠心性収縮の腹筋運動が重要だろうということです。

ただ、実践する上では腰を反らしてしまうと痛めるリスクがあるので、しっかり書籍の実践方法を確認することをオススメします。
QRコードから動画でも確認できるようになっています。
写真だけみて真似すると、怪我のリスクが増えて、効果も下がります。

従来の上体起こし運動だと、上体を起こすことに精神的負荷がかかったり、呼吸をこらえやすく心臓の圧迫による血圧上昇などが起こりやすいです。
また、ヘルニアなどの怪我のリスクもあります。
キツイことを乗り越えるという意味で鍛錬にはなるものの、継続することが難しいです。
腹直筋(シックスパックのところ)という見た目で分かる腹筋を鍛えるには有効なので、目的に応じた腹筋運動を提案していて、上体起こし運動を否定しているわけではありません。

腹筋運動から派生した話題も豊富にあります。
・HIIT(インターバルトレーニング)
・ホモサピエンスチェック(バランスチェック)
・生活との関係性
・ヨガ、ピラティスへの発展方法

内容は豊富ですが、要点がまとまって書かれているので、そこまで時間もかからず読める内容です。
運動指導者は一読することをオススメします!


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