びびり、注射を打つ。
俗に言う四十肩で、注射を打つかどうか思案中という内容のこと事を以前に書いた
びびり|とみはじめ (富一慧保 トミハジメケイホ) #note https://note.com/04tomihajime13/n/n710a0446e101
結局、してきた。治る気配が感じられないことや、このままだと身体のバランスがおかしくなりそうで、限界かなと思ったから。
通いの整形外科に行き、受付で注射してください、と伝えた。
診察室に呼ばれて、おそらく傍目にわかるくらい、不安な目をしていたと思う。注射初めて?というのにこの部位での治療の注射は初めてです(ビクビク)。
肩関節の可動域を調べるも、ピキッと痛いの嫌で軽く抵抗。「動かすと痛いですッッ」
『じゃあ肩出して』、そして消毒液?塗って、はいいきますよ、え、もう打つのかいっっ
叫びはしなかったけど、逃げ出さないようにしておくのが精一杯。ウッッって思っているうちに、はい、終わりましたよ、え、終わり?まだ違和感ありますよ、まだ途中なのに終わったなんて嘘言ってるのではないですか?
そうこうしているうちに一分も経たないのに腕持って動かし始める先生、
『ほら、痛いですかぁ〜、痛くないですよねぇ〜ほぉら、ここまで動くようになりましたねぇ』
と、子供を慰めるかのような口調の先生。確かに今まで痛くて動かす事が出来なかった可動域をかなり超えていた。(完璧ではないけれど)
ほんとうだぁと発しつつ、先生のその猫なで声の言い方に、私は恥ずかしさで顔は真っ赤だったはず。
リハビリして帰りますか、はい。湿布薬いりますか、はい。もうまな板の上の鯛状態。何も抵抗しない。素直に聞く。
痛みが全て取れたか、というと嘘ですが、とても軽減された。腕はまだ重たいという感覚。そして腕はある程度以上は動かせない。そうか、ここから可動域をも通常まで戻すためのリハビリになるのか。
でも仕事すれば嫌でも多少は動かさざるを得なくなるだろうから。
ちょっとでも動かせることの歓び。