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喰い物を産む

悪食で有名な某国は俗に言う「人喰い」の文化があったそうだ。

以前、喰い物になる家畜に対する罪の意識の軽減の為の宗教、という記事を書いた。

某国はもっと酷くて、飢えを凌ぐ為に人を喰っていた、ということになる。
人だ。まともな精神なら家畜以上の負担だ。
よってこの負担を軽減させる宗教つまり思考はこれだ。

自分以外カス。
あるいは先に生まれた者が偉い。

さすがに同族にすると自分の子孫が減っていくばかり、ひいては自分の属するコミュニティの滅亡になっていくので、他族に対する思考になる。

さらに、人はやはり新生児のほうが旨いらしい(恐ろしい話だが・・・)
つまり他族の新生児ならば喰い物にもありつけるし、食べ物を争う族が衰退していく、一石二鳥の策にもなる。

この思考は当然、自分の子供にも向かう思考。外部の族が自分の産んだ子に対してそう思うという、ブーメランだ。

情は少ない方が、精神的負担が楽。

そういえば某国は帝王切開が主流って聞いたことがある。
自分の腹を痛めて産んだという感覚が鈍くならないかなと単純に思った。

この思考が根底にあるんだって思った時に、まだ生きている人がいるかも知れないのに埋めてしまうという感覚が少し理解できた気がした。

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