上手いな〜

芝居をかじっていた手前、そう思っちゃう人に時折遭遇する。


電話で喋っているように一人で喋っている人。

誰かに話しているように一人で喋っている人。

今正にそこに遭遇している。

録音して聞かせてあげたいくらい。「これ、一人で喋っているんだよ、相手いないんだよ」って。


芝居をかじっている時に間とか、声のトーンだとか強弱のつけ方とかその他諸々技術を色々習った。

もう芝居から足を洗ったのであれなんだけれど、この一人で誰かに喋っているような人は実にこれが巧み。

だから気にしないようにしようと思っても耳に入ってしまう。

でも一人で喋っているもんだから普通の人は結局気味悪がって、あるいは耳障りで、皆入ってきてもすぐココから出ていってしまっている。

ココとは駅の待合い室。

そして今私はそこにいながらこれ書いている。(後に修正)

まだ芝居をやっていたのなら、多いに盗むところ満載なんだけれどな。

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