情報の掴み方・任売・入札・競売の時期の本質。
こんにちは。
今回は、4年前にし記したコラムなのですが、不動産市場に於いて未だに景気高騰が継続していて現状でも当て嵌まる示唆も在ろうかと思慮致しますので、一部再構成して綴って参ります。
早速。
僕の記す物は、正直、本稿等も含め多数の皆さんが知りたい情報は少ないとのかとも存じますが、少しレアな事例も在りますので或る意味、他には無い様な事がらで情報過多の此の時代でも在りますので、投資の一助にでもなれば幸いです。
さて、ネットで検索しても出てこない投資手法や視点等の観点から不動産投資のイロハ事や文字の装飾は一切排除いたしまして、誘導や印象付けを嫌っており、読み手に答えはお任せ致しております。
投資家たるもの、本質的には安易に他者に迎合してはいけないとの私見のもと、本コラムの様な戯言は、経験した本人以外に当て嵌める事は困難なこと、僭越ながらご注意頂き読み進めて頂ければとも存じます。
今稿では、市場に出る前の情報の掴み方との題にて綴っていきたいと思います。
ご自身の投資手法の中に、ドミナントのスタンスの方は、其の地域や相場を善くご存じかと存じます。
善く目立つ道路沿いにビルやテナントが在ろう存じますが、毎日や、たまにでも通っていると少しの変化に出くわします。
実例ですと3階ビルが空き家になり、暫くして入り口に張り紙が張って在ります。
要は、此のビルの持ち主が倒産破産し弁護士が入りましたよって、所謂破産管財物件との告示の張り紙です。<b
其の弁護士の連絡先に遠慮せず電話致します。
話としては、此のビルが欲しいかどうかが問題ではありません、弁護士に問い合わせして物件を任意で売っていく場合は、どこの不動産業者が窓口かを聞きます。
その情報から、大手仲介業者なり、地場の業者なりに問い合わせし話を聞きます。
時間が許せば詳細を聞く為に面談し、自分の情報を提供し、今回は残念だが次回の為に、自分の得意な物件や欲しい物件を伝える作業をします。
此れだけで業者の覚え目出度ければ、素人だろうが、いつの日か入札の参加の連絡が来たり致します。
任売を捌く場合業者が、弁護士とズブズブだったり致しますが、そんなズブズブな業者と仲良くなれれば良好な物件も近づきましょう。
上述とはまた別の実例で、転売目的の区分を保有していたのですが、其の部屋の隣が任売になり専任の業者が自宅まで訪ねて参りました。
聞くに、ゴミ屋敷なのと、不動産業者は不可との事でレインズにも出ていましたが、全然売れず…………。
で、買わないかと話しを持ってきてくれました。
業者さん、自宅訪問ですから当方を不動産屋と思っていません。
一回は断りましたが、値段を出してくれとの事なので、安値を伝え、後日纏めたとの連絡で興味も薄かったのですが指値が通り泣く泣く個人で購入致しました。
こんな経緯から、此の業者さんは、弁護士管財物件専門で何かにつけ情報をくれます。
情報の蛇口は多いに越した事御座いません、多分こんな情報の入手方法は少ないでしょうが、ご一考に値いたすかとの思いで、本コラムに記させて頂きました。
色々思いも御座いましょうが、無い様でお持ちなのが、時間とプライドで御座います。
お口を開けて待つひな鳥で終わるか、親鳥になれるかはご自身次第かと、また自論にて講釈致しました事、関係各位様ご勘弁下さい。
ですが自論では今は全く、競売、任売、入札も高くて買えない、逆に任売入札で買う方がエンド以上の高値も多く買わない方が善いとは思います。
投資の本質としては景気の善い時節には、市場でお安い物件を兎に角探すか、前提は売る事が本筋、景気がドン底の時に競売、任売で買う事で其の本来の価値と意味を発揮もしましょうから、此の事から全てとは云えませんが多分に今は競売、任売、入札は悪手とも云えましょう。
では此れにはお仕舞です。
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