🥊井上尚弥🆚ドヘニー戦 他まとめ

やっぱボクシングっておもしれぇ～！
どうも、のっぽです。

2024年９月3日有明アリーナで行われた『世界スーパーバンタム級4団体統一世界王者防衛戦』

結果を言うと7ラウンド井上尚弥のTKOに終わった。

ちょっと不完全燃焼気味だったけど、他の試合は前座とはいえ通常興行ならメインでもおかしくないカード。

それらも含めて振り返ってみたい。

⚠️記事内は敬称略とさせていただきます

🟡いきなり全体感想

メイン・セミファイナルが世界戦で、その前には次代の世界タイトルを狙う日本人ボクサーのカードが並ぶ贅沢な興行。

そして、どれもが熱戦で満足のいく戦いでした。

欲を言えば井上尚弥の派手なKOを見たかったというのはありますが、彼は強すぎますから。

とはいえ動きの少ない戦いの中にも駆け引きはあり、各選手の心理を読みながら見るとボクシングはさらにおもしろいと思います。

当日X（旧Twitter）でラウンドごとにポストしていました。

実況みたいになってしまいましたが、私なりに思ったことや展開などをついついつぶやいちゃいました。

ボクシング好きな仲間ができればリアルタイムで意見を交換しながら観戦できれば楽しいなと思っているのですが、初めて間もないので今回は独り言。

あまり格闘技を好きじゃない方も「こういう見方もあるのね」と興味を持ってもらえたらうれしいです。

リアルタイムでれなかった方は🔻の記事の『視聴方法』からLeminoに登録すれば見逃し配信を視聴できます。

そして見どころを頭に入れて、今回ラウンドごとにXで私がつぶやいたポストを転載しているので合わせてお楽しみください。

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🟡武居由樹🆚比嘉大吾

🔸２Ｒ
ハードパンチャー同士はヒリヒリする
武居ちょっと（いいパンチ）もらいましたね

🔸４Ｒ
比嘉が距離を詰めて大きいパンチ
武居が少しぐらつく
クリンチでしのぎ膠着
やや比嘉優勢な気がする

🔸５Ｒ
足を使う武居
距離を詰められない比嘉

中間距離はやはり武居が優勢
アッパーが有効な感じ

フットワーク戦略がうまくいき武居ペースになるか

🔸６Ｒ
武居が距離間をつかんだのか比嘉が接近戦に持ち込めない
アッパーが気になるのか？
武居ペースになってきた感じ

🔸７Ｒ
武居の距離、ペースに見えるがところどころ比嘉のパンチが当たる
ハードパンチャーだけに目が離せない

🔸８Ｒ
比嘉の足が前に出てない気がする
スタミナ？

このままだと武居ペースで進みそう

🔸９Ｒ
トイレ行っててほとんど見れなかった
やはり比嘉が攻めあぐねてる印象

武居に押し倒されたのはやっぱり足に力が入ってないのか
スタミナ切れは痛いぞ

🔸１０Ｒ
武居のフットワークに余裕を感じる
主導権は握ったと言えるかもしれない

だけど比嘉のパンチはまだ死んでない
足はきついけど

あっ
武居がなんでもないようなジャブを2発簡単に食らった
スタミナ切れてきたのかな？

🔸１１Ｒ
ゴングと同時に比嘉が攻める！
10Rの武居の異変に気付いたのだろう

でも続かない
両者スタミナが切れかけてるっぽい

武居ダウン！
でも比嘉攻めきれない

🔸最終１２Ｒ
判定がどっちかわからないくらい
（最終ラウンド）すべてを出し尽くすだろう
KOがあってもおかしくない

比嘉はいいパンチをもらいぐらつく
逃げているがポイントアウトというよりスタミナ切れだろう

判定はもうどっちかわかりません

💡ポイントアウト
ポイントで勝っている場合にまともに打ち合わず、危険をおかさずに戦い判定勝ちを狙うこと

🔸判定
武居選手タイトル防衛！

敗れたとはいえ比嘉選手も強かった
はっきり言ってジャッジがどう取るかという試合だったと思う

お疲れさまでした

メインの前にちょっと疲れちゃったよw

✅感想

武居選手がボクシングに転向してから追っていたし、比嘉選手が過去世界チャンピオンになった時も陥落した時も見ていた。

どちらにも感情移入でき、どちらの応援もできないという複雑な心境で見ていました。

そんな思いが吹き飛ぶほどすばらしい試合だった。

どちらもぐらつくシーンがありいつ倒れてもおかしくない。判定の行方もわからない。

そんな展開で迎えた最終ラウンド。おそらくどちらもスタミナはほとんどなく気力の勝負。

わずかにチャンピオン武井が勝ったのか手数を出し、押し込み、いいパンチを当てて比嘉をぐらつかせた。

それがすべてです。

負けた比嘉も評価を落とすことなく、逆に上げたんじゃないでしょうか。残念ながら引退を口にしたそうですがまずはゆっくり休んでほしいです。

比嘉選手の引退について元２階級制覇王者の畑山 隆則さんと元ミドル級チャンピオンの竹原慎二さんが言及していましたので要約してみます。

負けてすぐ「また挑戦します」というのはありえない。
ボクサーは負けたら死ぬつもりでやってるから、試合後燃え尽きて引退を口にするのはわかる。

と言っていました。
さすが元世界チャンピオンたちの言葉は重みがあります。

時間が経てば心境は変わるかもしれないが、終わってすぐに「また。。」というのは命かけてないからだろうと。

出し尽くし燃え尽きた証拠ということなんでしょうね。

🟡井上尚弥🆚ドヘニー

いよいよメインイベントです

これまでの戦いも興奮したけど、さらに盛り上がるでしょう
今のうちにトイレ行っておいた方がいいですよw

🔸１Ｒ
井上中心にドヘニーが回る
お互い様子見

井上は入ってくるところを左フック狙ってる？
ドヘニー様子見というより警戒してなにもできない感じ

🔸２Ｒ
ドヘニーが動きを見せる
でも警戒して腰が引け踏み込めない

距離的には井上か
カウンターも取れそう
早めの決着かも

ドヘニー逆にカウンター狙ってたらすごいな

🔸３Ｒ
井上のパンチにカウンターは無理そう
ドヘニーが射程距離に入ったらすぐ決着つきそうな雰囲気

ドヘニーは攻め手がなさそう
井上もまだ様子見程度だが、どちらかが動いたら井上のKOで決着つきそうな感じ

🔸４Ｒ
井上がちょっと攻めっ気出してきた
ドヘニーも強めにパンチ出してるけど腰が引けてるかな？
本来の威力はなさそう

井上 ジャブからのボディーが当たる
まだ2人とも動きは少ない

やはり井上もドヘニーのパンチを警戒しているのか

🔸５Ｒ
井上が距離詰めたり下がってカウンター狙ったりしてる
ドヘニーはパンチあるからカウンター狙いたいのだろう

ドヘニー誘いに乗ってこない
作戦か？
じれて井上が強引に攻めたらカウンターとか？
でも井上のパンチにカウンターできるほど反応できてない気がする

🔸６Ｒ
井上の攻めが強くなってきた
強引ではなくコンビネーションで攻められたらドヘニーは厳しい

井上が距離詰めてきた
左足がドヘニーの右足の先に踏み込んでる

次のラウンドもっといきそう

🔸７Ｒ
やはり井上仕留めにかかる
だがドヘニー身体のトラブルか
井上のTKO
不完全燃焼。。。。

✅感想

序盤に様子見で膠着するのはよくあることです。でも動きが少なすぎましたね。これはお互いハードパンチャーということも要因でしょう。

パンチを打つ時、攻めてる時は隙ができます。だからできるだけ相手を動かしてカウンターを取りたいというのはわかります。

井上はそれができるし、その作戦のほうが安全だと思う。

でもドヘニーは動かなかった。最初は同じくカウンター狙いかな？と思ったけどそうではなさそう。

井上のパンチに反応できてないし、とてもカウンター取れそうもない。パンチを出しても腰が引けてる感じで力はなさそう。

そう感じたのか井上が徐々に距離を詰めて押し込んでいった。これは一気に攻めるつもりだなと思った矢先にドヘニーの棄権。

これからなのに。。。という思いもありましたが仕方ない。それだけ井上が強いということです。

もうスーパーバンタムでも相手がいなくなってきた井上尚弥。でも、今回計量から7.4㎏増量して試合に臨んだそうです。（普通は3～4㎏らしい）

元2階級制覇王者の京口選手は「階級を上げても体のキレそのままに戦える証明」と言っていました。

もしこの増量が階級を上げるための伏線だとしたら。。。

まだまだ井上尚弥伝説が見れそうです。

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