🖥️自作PCのすすめ…たり、すすめなかったり

酢豚にパイナップルはない
どうも、のっぽです

私はかれこれ20年以上自作PCを使っています。自作に関してはすすめる人もいれば「やめとけ」という人もいます。

そこで今回はなぜ私は自作PC派なのか、メリット・デメリットや経験・私見をお話ししていきましょう。

🟡自作PCとは？

PCはメーカーが販売している物を購入するのが一般的です。モニターと繋げればすぐに使えるので簡単ですね。

それに対して『自作パソコン』とは、ユーザー自身がパソコン用の部品を自分で選び組み立てたPCのことです。

その為「難しそう」「めんどくさい」と敬遠する方も多いでしょう。

私も最初はそうでした。組めるかどうかもわからないし、けっこうな金額使って組み立てて動かなかったら大損だからなぁと。

それでも自作しようと思ったきっかけはなんだったのか？思い出しながら書いていきます。

🟡なぜPCを自作するのか

きっかけはひとつではなく積み重ね。

若いころ勤めていた会社で、私はそれほど詳しくなかったにも関わらずPC関連のことをすべて任されました。会社なのでPCはメーカー物を使っていた。

詳しくないとはいえ機械物は好きだったので、勉強して徐々に知識も増えていきネットワークやデータベース・システム構築もできるように。

その頃はまだまだ規格もバラバラだったり不具合が多くトラブルが絶えない時代。そのたびメーカーに問い合わせる。

サポートセンターに電話かけても数十分は待つし、マニュアルに沿って案内するだけで「知ってます」「すでに試しました」ということを延々と繰り返し解決しない。結局自分で調べて解決するしかなかった。

そんな経験のおかげでPCに関して詳しくなり、やれることもやりたいことも増えていって気づいたのは

• 構成がきっちり決まっているメーカーPCはカスタマイズする余地が少ない

• メーカーPCにはオリジナルやOEMソフトが入っていて邪魔

• アンインストールすると不具合起きたりする

などなど細かいところに不満が出てきた。

だから自宅で使うPCは『自分が納得いくようなベストな物を』と思い自作に挑戦したわけです。

🟡初心者でも簡単？

簡単にできる！という記事を見かけたりしますが簡単ではないです。

ある程度以上の知識は必要だし手間もかかる。組み立てもそうですが、各パーツを選ぶのもけっこう手間がかかります。

メーカーPCなら『高スペック・普通・低スペック』で選ぶくらいですよね。CPUやメモリなどをある程度決められるメーカーもありますが選択肢は限られています。

自作の場合、各パーツで性能を把握し自分に合ったものを選ぶのはけっこう根気がいる作業です。

私はそれが楽しくてたまらないんですけどね😁

簡単ではないと言いましたが『思ったよりも簡単』で『一回自作すれば次も自作したくなる』とは思います。

デジタル・機械物が好きでパーツを調べて選ぶのも組んだりいじったりするのも好きな人にはおすすめできます。

🟡自作のメリット・デメリット

自作を始める前にメリット・デメリットを理解しておきましょう。

✅メリット

1️⃣自分に合った機能・性能を選択できる

PCの用途はビジネス・ゲーム・趣味・インターネットなど人それぞれです。そして用途によって必要な機能・性能は違います。

もちろん多機能・高性能であればどんな用途でもカバーできますが、当然高価になるし消費電力も大きい。

つまり必要最低限の構成にすることは価格面や使い勝手などで大きなメリットになります。

2️⃣拡張性が高い

自作PCにおいての拡張性とは『パーツの交換や追加ができる』ということです。

技術の進歩はとても早く、数カ月もすれば性能が格段に上がった製品が発表・発売されたりします。

たとえば最新ゲームなどは高いPC性能を要求されます。遊ぶためには最新のグラフィックボード（グラボ）が必要ですが、自作PCであればグラボだけ交換するのも比較的簡単にできます。

その他HDDやSSDを交換・追加して容量を増やしたりなども可能。

用途が変わったり新しいことに挑戦するのに『拡張性が高い』というのは大事な要素です。

3️⃣パーツがおしゃれで豊富

見た目をおしゃれに、かっこよくしたい方は自作PCがおすすめ。

LEDライティング、スケルトン、かっこよく、かわいくなど自分のセンスでPCを組めます。部屋・家具に合わせて木目にしたりメタリックにしたりなども自由自在。

やっぱり見た目は大事。

4️⃣費用を抑えられる

必要最低限の構成にすることで費用を抑えられます。余計なパーツがないんだから当たり前ですよね。

拡張性を考えて増設できるようにちょっと余裕を持たせるのがおすすめですが、予算に合わせて構成を考えられるのが自作の大きなメリットです。

✅デメリット

1️⃣組み立てないと使用できない

各パーツを別々に注文するので、すべてそろってから組み立てることになります。

組み立ては細かい作業になり、私のように手が大きい人は苦戦をしいられることもあるとても面倒な作業。

精密機械なので力加減を間違えて壊したり、静電気で一発アウトなんてこともある。。。

そういうリスクがあるのは自作PCのデメリットです。

2️⃣OS・各種アプリが必要

ハード（パーツ）だけではPCは動きません。OSや各種アプリがあって初めて起動し、いろいろな作業ができるのです。

OSのセッティングに関してはメーカーPCもたいして変わらないし、画面に出てくる指示に従って進めていけば完了するので問題ないでしょう。

アプリに関してもOS標準のアプリでも十分だし、自分で使いやすいものをインストールするのは自作もメーカーPCも一緒です。

ただ、マザボやグラボなど自分の組んだパーツ専用のドライバーやソフトをインストールしたりセッティングするという作業が必要になります。

場合によってはBIOSをいじることもあります。そこは知識も必要なので初心者がつまづくポイントかもしれません。

3️⃣保証およびサポートがショップやパーツごとに違う

メーカーPCの場合は『ショップ』および『メーカー』でサポート・保障してもらえますが、自作の場合は『購入した各ショップ』と『各パーツメーカー』でのサポート・保障になります。

窓口が多くなるし補償内容・期間がバラバラなのは把握するだけでも大変。

ですが、私の場合はデメリットには感じていません。今まで保証が必要な初期不良や故障などがほとんどなかったので。

サポートに関しても、自分で調べて解決できないことはメーカーに電話しても解決しないので必要ない。

4️⃣「パーツの相性問題」が発生する可能性がある

これは自作あるあるで「パーツの相性問題」に当たってしまったら自己解決は難しいです。

できることはパーツ選びの段階で相性問題がないかを調べて回避すること。

あるあるだけにネットに情報はあるので事前に情報収集しっかりするようにしましょう。

🟡BTOパソコン

自作以外にもBTOパソコンというものがあります。

🔰BTOパソコンとは　🔹▫️🔹▫️🔹
「Build To Order」の略で受注生産のパソコンのこと。CPUやグラボなど各種パーツ性能・構成を選んで購入することができる。
 🔹▫️🔹▫️🔹▫️🔹🔹▫️🔹▫️🔹▫️🔹

自作よりも自由度は低いですが、メーカーPCよりは自分好みに構成することができます。

なにより組んだ状態で送られてくるのでモニターにつなげるだけですぐに使えるのは魅力。相性問題が発生することもほぼないでしょう。

初心者はBTOパソコンから入るのがいいかもしれませんね。

🟡まとめ

自作PCのメリット・デメリットはわかっていただけましたか？機械をいじるのが好きな方は楽しく自作できると思うので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

まだちょっと踏み出せない方はBTOパソコンから初めてみて、パーツの変更・追加を経験してから自作に挑戦するといいと思います。。

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