🖥️自作PCを組む「4つのステップ」

物作りは楽しい😆
どうも、のっぽです。

子供のころから工作やプラモなど物作りが好きだった。ガンプラ全盛期だったしジオラマなんかも挑戦したなぁ。

そんな私がPCを自作するのは必然だったかもしれない。

ということで今回は自作PCの組み方を解説していきます。

🟡自作PCを組む「4つのステップ」

私がPCを自作する際には4つのステップで組んでいます。

1️⃣パーツを決める
2️⃣購入する（ショップ選び）
3️⃣組み立てる
4️⃣OSおよび各種ドライバーをインストールする

4つといってもパーツさえ決めてしまえばあとは流れに身を任せるだけです。1️⃣は設計図みないなものなので、それに沿って進めていけば自作PCは完成します。

つまづくとしたら組み立て後、電源入れても動作しないということがたまにある。その場合は自分でトラブルシューティングして解決するしかありません。

それでは各手順を詳しく説明していきましょう。

🟡パーツを決める

PCを自作するうえで一番大事なのはパーツ選びです。それによって性能もトータルコストも決まるからですね。

「いくらかかっても構わないから高性能を求める」というなら悩む必要はないし自作PCである必要もないと私は思います。普通にメーカーの高性能PCを購入してください。

私は調べてあれこれ考えるのが好きというのもありますが、一般的に自作PCは性能・機能を必要最低限にして価格を抑えられるのがメリットです。

そのためにまずは『PCで何をしたいのか』を明確にしましょう。

✅PCの用途を考える

【よくある用途】
🔸ビジネス（オフィス系ソフト・メール）
🔸インターネット（SNS・動画や音楽鑑賞・情報収集）
🔸画像・動画編集
🔸ゲーム

用途を決めたら、その中で一番負荷がかかるものを基準にパーツ選びをしましょう。

負荷がかかるとは『一番性能が必要な作業』のこと。上記の例でいうと動画の鑑賞・編集とゲームが高い性能を要求します。

それが問題なく処理できる性能で組めば、その他もストレスなく作業できます。

✅7つの基本パーツ

次は用途を元にパーツを選んでいきます。

PCを起動するのに最低限必要なパーツが7つあります。

🔸マザーボード
🔸CPU
🔸メモリ
🔸ストレージ（SSD・HDD）
🔸電源
🔸ケース
🔸OS

価格を抑えたい方は基本パーツだけで組むのがいいでしょう。私の場合は下記の順番で決めていきます。

1️⃣OS
パーツではなくソフトウェアです。

Operating System（オペレーティングシステム）の略でPCを簡単に扱うためのソフト。簡単にいうとWindowsですね。

他にもMacOSなどいろいろありますが私は扱ったことがないのでパス。

2024年9月現在はWindows11が最新です。HomeやProなどエディションがあるので注意。家で使うならHomeで問題ないと思います。

2️⃣CPU
PCの頭脳ともいえるパーツ。ほとんどの処理はCPUで行われるため高性能なほど速くストレスなく使える。

世代によってはWindows11が入らないCPUもあるので注意。

比較的高額で全体的な性能や価格にも影響するのでとても重要なパーツと言えます。

『 Intel』と『AMD』の２大CPUメーカーから選ぶ人がほとんどだとでしょう。

それぞれ長所・短所があるので、どちらを選ぶかはそれらを理解したうえで自分の用途も考慮して慎重に選びましょう。

3️⃣ストレージ
記憶領域のことでハードディスク（HDD）やソリッドステートドライブ（SSD）のこと。

簡単に比較すると
🔸HDD　処理速度は遅いが安価
🔸SSD　処理速度は速いが高価

ですが、以前に比べてSSDは安くなり手が出しやすくなってきています。

処理が多くなるCドライブ（OS）をSSDにして、データ保存用でHDDを増設するのがいいかと思います。

容量は自分が扱うデータ量によって選んでください。当然容量が大きいほど価格は高くなります。

4️⃣マザーボード
CPU・メモリ・SSD・グラボなど各パーツを装着したりつなげるPCの土台となるパーツです。

まずは自分が選んだCPUが載せられるマザーボード（マザボ）を選びましょう。SSDを載せるならそれも考慮し、他は拡張性が基準になります。

私の場合は
🔸M.2スロット
SSDを装着するところでひとつ必要

🔸映像出力の種類と数
『HDMI×2』でデュアルディスプレイ使用。

🔸 PCI-Eスロットの数
拡張するのに必要なスロット。私はグラボを使うのでx16が一つ必要。

🔸SATAポート
HDDでひとつ必要。

🔸USBポート
マウス・キーボード・Bluetoothドングル用でx3必要。

2.0・3.xなどVerがあるが私の場合は速度は必要ないのでなんでもいい。HDDをつなげる場合はVerが新しいほど速度が出るので3.2がいいかも。

拡張スロット・ポートは必要な数だけあれば十分ですが、余裕を持っていくつか空きがあったほうが良い。

でも必要以上に拡張性が高い物を選ぶと高価になるのでほどほどに。

5️⃣メモリ
メモリは容量が多ければ多いほど処理速度が速くなります。(限界はあります)

用途によりますが16GBあれば十分ではないでしょうか。予算に余裕があれば32GBがおすすめ。

ちなみにメモリは16GBだったら8GBを2枚、32GBは16GBを2枚と同じ容量を対で装着してデュアルチャネルにするのが普通。

詳しい説明は省きますが、そのほうが処理速度が速くなるためです。

6️⃣電源
だいたい500～800Wくらいで組む人が多いと思います。

ちゃんとパーツごとの消費電力を計算して余裕を持った電源を選んだほうが確実ではあります。

だいたいの構成を選択するとおおよその消費電力とおすすめ電源ワット数を教えてくれるサイトもあるので参考にするとよいでしょう。

7️⃣ケース
第一にマザーボードの規格に合ったケースを選ぶ。あとはこれまで選んできたパーツの寸法を調べ、収まる大きさのケースであればOKです。

HDDの台数、光学ドライブの有無、グラボの寸法、CPUクーラーの寸法などが要注意です。

あとは色やLEDライティングなどをお好みで選びましょう。

大きい方がたいていのパーツは収まるし熱もこもりにくいのでおすすめ。

✅拡張パーツ

基本パーツと違って、なくてもPCは動作します。必要であればつけましょう。

ちなみに私はマザボの前に拡張パーツを決めます。

🔸光学式ドライブ（CD/DVD/blu-ray）
5.25インチドライブに設置してSATAにつなげることが多い。

各種ディスクの再生や動画・データなどを焼くのに使えるが最近はあまり需要はないかな？

🔸グラフィックボード
PCI-Express×4・×8・×16に設置する物が多い。数字が大きいほど転送速度が速く高性能。

動画編集とゲームをする人には必須と言えるパーツ。

最近のゲームは高画質でリアルな動きをするものが多く、その分PCは高い能を要求されCPUだけでは処理しきれない。

ヌルヌル動かすにはグラボが必要で、ゲームによっては最新のグラボじゃないと動きがカクカクしたり動作すらしないこともある。

動画の編集・エンコードなどもグラボがあったほうが良い。

性能が足らなくても作業はできるが、エンコードに時間がかかったり出力中に他の作業に支障をきたすことがある。

どれだけの性能を必要とするかはゲームや作業内容によるので自分で調べてパーツを決めよう。

🔸ビデオキャプチャボード
カメラやDVDなどを接続するようなボードもあり、地デジチューナーなどをつけて録画できる物もある。

🔸サウンドカード
サウンドボートともいい、高音質なサウンドの再生を可能にする。

🟡パーツを購入

私は『価格ドットコム』で、できるだけお安く購入できるショップを徹底的に調べてから購入します。

御用達のショップがあればそこで購入してもいいです。

でも、調べるとわかりますがパーツによっては価格差が１万円を超える場合もあります。

安いとサポートや保証が不安というのであれば仕方ありませんが、私は安いショップを選んでいます。もちろんショップの評判なども調べますけどね。

私は初期不良に当たったことがないし、サポートを当てにしていないというのも理由のひとつです。

🟡PCを組む

パーツがそろったら組み立てです。

高価なパーツなのでちゃんと説明書を読んで間違いなく設置するようにしましょう。

基本的にスムーズに装着できるようになっているので、取り付ける際に少しでも抵抗を感じたら向きが間違っていたりズレている可能性があります。

くれぐれも力任せに取り付けたりしないでください！

手順としては

1️⃣ケースにマザーボードを設置
2️⃣CPU・CPUファンを設置
3️⃣ストレージ・メモリを設置
4️⃣拡張パーツを設置
6️⃣電源を設置・各パーツに接続

という感じでしょうか。

選んだパーツによっては順番を考えないと設置・接続しにくかったり手が入るスペースがなくなったりするので注意です。

SSDは位置によっては最初に設置しないと他のパーツが邪魔で取り付けできなくなることもある。

電源は最初に設置してパーツへの接続を最後にやってもいいですが、そこらへんはケースの形状を見て臨機応変に組み立ててください。

🟡OSおよび各種ドライバをインストールする

初心者にとって一番ハードルが高いかもしれません。

組み立てと同じように説明書どおりセッティングするのは当然ですが、それでも不測の事態が起こりやすいのがこの作業だからです。

トラブルが起きた場合サポートに電話するか、自分で調べて解決する必要があります。

と簡単に言いましたが、サポートに電話するにしても『何が原因でトラブルが起きているのか』がわからないと、どのパーツメーカーに電話していいかさえわからないでしょう。

敵当に電話しても症状が説明できなければ、たらい回しにされて時間だけ過ぎて解決できないことも考えられます。

サポートに頼るにしても自分で調べるにしても、ある程度知識がないと難しいのです。

とはいえ解決できないトラブルはありません。ちゃんと落ち着いてPCの構成と手順、どこでつまづいていてどんな症状（エラー）なのかを説明すればサポートしてもらえるはずです。

私の場合はネットで調べればほとんど解決すると思っています。実際に過去遭遇したトラブルもネットで解決してきました。

よくあるトラブルがほとんどなのでネットに情報は多いんです。ちゃんと検索できるスキルがあれば解決できる情報がヒットする可能性は高いのでがんばってください。

🟡まとめ

紹介したのはあくまで『のっぽ』のやり方です。

初めての方は参考にしていただければと思います。経験を重ねていけば自分のやり易い手順等がわかってくるでしょう。

そのうち今回紹介した手順で実際に私が組んだ記事を書こうと思っていますのでお楽しみに。

最後までご覧いただきありがとうございます！

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