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六転六励/『STAR STAR☆T』感想

みなさんこんそめです。
最近好きな食べ物はペペロンチーノ、れーよん31です。

2024年3月6日、ときのそらちゃんの最新作となるミニアルバム『STAR STAR☆T』が発売開始となりました。ミニアルバム形式でのリリースは2020年3月に発売された『My Loving』以来となり、本作が2作目に当たりますね。ちなみに読み方は「スタスタ」が正しいみたいです。
久しぶりの完全新作かつ後述するワンマンライブとの兼ね合いもあり、とても期待して発売日を待っていた本作。今回はそれに収録されている全6曲の感想を主観的にまとめていきたいと思います。購入されたそらともさんも、これから楽曲を聴く予定の方も、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。




01.Rolling, Loading!!

作詞    新谷風太
作曲・編曲 Akki

『STAR STAR☆T』のオープニング・トラックは『Rolling, Loading!!』。作詞を担当された新谷風太さんは本作からsoraSongに携わられている方であり、作曲のAkkiさんは4thアルバム『Sign』にて『羽を手にして』を制作して以来の参加となります。
本楽曲は明確に6周年をお祝いする意味合いで制作されており、数字の「6」に因んだフレーズが数多く登場するのが特徴です。「6×6(ムム)ってもその先に三十六景」の表現は天才の所業でしょ。

全体的に明るい曲調で、そらちゃんの人柄によく合う口調や言葉が使われているのも印象的です。『ブレンドキャラバン』や『ロゴバッジ』の系譜を継ぐような、みんなと歩いてきた道を振り返りつつ、これからもまだまだ続いていくよ!と言わんばかりのそらちゃんの笑顔が思い浮かぶような、温かく居心地の良い雰囲気を覚えました。
また、6って一の位(0~9)で見ても比較的大きめの数字なんですよね。「6億部」「6回転」「6列目」などの表現にも縦のボリュームが感じられ、改めてそらちゃんにとっての6年という時間の大きさに感銘を受けました。それでも中だるみせず、通過点と言い切るそらちゃん。その意気があれば、きっと6光年先のそらともにも想いが届くはずです。なんて考えつつ、心が熱くなりました。

実際にライブで披露されるとしたらどんな風に盛り上げようか、と両手で6の字を作りながら考えて聴いたりもしました。その時はきっと素敵な景色になるはずです。会場全員で6を作ったらその合計は一体いくつになるんでしょうかね笑



02.スタースタースタート

作詞・作曲・編曲 ナユタン星人

『スタースタースタート』の感想を書く前に一つ。
ついに、推しのアイドルと推しのボカロPがコラボしてしまいました。
いやぁ~、これはスゴいな!(小並感)
MVも含め、語りたいことが尋常じゃないです。
私れーよん31は悩みました。そして、決めました。

「これだけで一本書いちゃおうかな!w」
そのため、本楽曲に関しては以下のnoteを参照いただけると幸いです。



03.傘賛歌

作詞 松原さらり
作曲 井上和樹
編曲 小林樹音

そらちゃんのオリジナル曲の中でもトップクラスに「謎」の楽曲が生み出されてしまいました。その名は『傘賛歌』。誰もが雨の日に使用するをテーマに、やたら解像度の高い歌詞で傘を褒めたりディスったりする、なかなかに面白いsoraSongです。

開幕即、意気揚々とホイッスルが鳴り、キラキラした音とそらちゃんのコールが響く謎空間が出来るのがもう面白いです。「弁慶の泣き所」なんてワードを歌に乗せるアイドルなんてこれまで存在したでしょうか?
私がnoteを書くことが好きな一つの理由として、そらちゃんのオリ曲に対して個人的な歌詞解釈をするのが楽しいから、というものがありますが、『傘賛歌』はガチで傘のことしか歌っていないです。逆にめちゃくちゃ惹かれました。これまで雨の日といえば『そんな雨の日には』や『メトロナイト』といった落ち着いた楽曲が似合うのがそらちゃんの印象でしたが、テンション高く傘をもて囃す本楽曲の謎の中毒性はとても魅力的です。

『STAR STAR☆T』初回限定盤Bには特典で折り畳み式のガチの傘が付いてきます。そらとものみなさんには是非とも、雨の日にはこれを使って、『傘賛歌』を流して楽しんでもらいたいです。私の住む地域は基本雨&風なので壊さないよう遠慮しておきますが。笑

一花ちゃんもこう言ってますし(๑╹ᆺ╹)



ここでひとつブレイクを挟みます。(๑╹ᆺ╹)っ🍵
以前投稿した2ndアルバム『ON STAGE!』感想noteにて、なぜ『My Loving』は「ミニアルバム」という位置づけなのか?という疑問を抱き、個人的な考察を行いました。ただ当時は"ミニアルバム"形式の作品が1作品のみだったため、一般性に欠けてしまう点が否めませんでした。そこで、昨年発売された初の"EP"『Beyond』や本作『STAR STAR☆T』を踏まえて改めて論じようと思います。

ジャケット(通常盤)一覧

上図に示したように、過去作のジャケットをフルアルバム・EPとミニアルバムに二分してみました。これを見比べると、左図は一貫して"いつもの"そらちゃんの衣装なのに対して右図は過去に生放送でお披露目された特別な衣装であることが分かりますね。このことより、ミニアルバムの判別基準としてジャケットの衣装に差異があることは有効であると考えることができるかと思います。
また、この違いを表す構成要素として「作品が持つ意味」が挙げられると考えています。フルアルバム・EPは共通してライブに向けた作品である志向が強いと感じられ、実際にステージで歌うそらちゃんを意識したジャケットの構成になっていることが予想できます(『Beyond』の立ち位置は曖昧ですが…)。一方でミニアルバムは作品ごとに独自のコンセプトがあると考えられます。『My Loving』には「私の"好き"がいっぱい詰まった宝物」、本作『STAR STAR☆T』には「活動6周年」や「春が近づく季節の新生活を応援するエールを届ける」といった内容が含まれていますね。
それぞれの作品に大切な想いが込められているそらちゃんの意識は高く、そらともとして誇りに思います。今後も生み出されるであろうたくさんの楽曲を、我々も大事にしていきたいと改めて感じさせられました。

と、ここまで分析しつつ、次回作でジャケットの傾向を否定されるのも考察班としては嬉しいんですよね…(ドM脳)
……後半戦いきます!!!笑



04.ナイトキューブパラドクス

作詞    新谷風太
作曲・編曲 Kijibato

4曲目は『ナイトキューブパラドクス』。『Rolling, Loading!!』と同じく新谷風太さんが作詞を担当されています。前半戦のノリノリになれる楽曲とは打って変わり、近未来的でポップなメロディーを大人びたそらちゃんが着飾り、どこか色気を感じるようなカッコいい歌声で彩る世界観が魅力的な一曲となっています。

内に秘めた心を曝け出せないまま夜を漂う2人。綺羅を纏う街明かりとは裏腹に、分からない相手の心情に触れたい、でも離れたくない。曖昧なまま、言葉を濁し、2人の夜は更けていく___
さっきまで傘やだ!でも傘すき!なんて歌ってた人とは思えないほど妖艶な歌詞が綴られており、こんな一面もあるんだよと言わんばかりのアーティスト:ときのそらの凄さが身に沁みました。きっとライブステージではネオン街のようなライトアップの下でキレキレのダンスと共に歌うそらちゃんが観られることでしょう。楽しみにしたいです。



05.ブルーディスコ

作詞・作曲・編曲 玉木千尋

5曲目は『ブルーディスコ』。ときのそら初のディスコミュージックとなる本楽曲はその名の通り、独特のテンポで進行されるオシャレなメロディーにダウナー調の歌声がノり、『ナイトキューブパラドクス』とはまた異なる大人の雰囲気が感じられる一曲となっています。

物憂げな感情そのままに夜へ消え、夜が明けるまで君を求めたい。どこか寂しげで、救いようがなくて、それでも満足気に快感に堕ちて行き、また一人の朝を迎える。独特な世界の中で詰め込まれた気持ちは強く、彼女の歌声に寄り添い、一つになっていく…。
普段のそらちゃんからは想像できないような、気品や風格、大人の女性らしさが存分に発揮された音楽になりました。ライブではどんな雰囲気になっていくのかとても期待が持てます。

とまあ色々難しい言葉を並べましたが、率直に感じたのは
「なんかえっちじゃないですか?」の一点のみですけど…笑



06.はじまりは一直線

作詞・作曲・編曲 眞塩楓

『STAR STAR☆T』のラストを飾るのは『はじまりは一直線』。制作者の眞塩楓さんは『Sign』の大人気曲『エレクトリカル・サーフィン』以来の参戦であり、ときのそらFCにて最も早くお披露目となった楽曲でもあります。

『ゆっくり走れば風は吹く』の系譜を引く、彼女との過去の思い出を鉛筆とノートになぞらえてリンクさせてくるような、そらともの涙腺を誘う雰囲気が印象的な楽曲です。冒頭の「生まれて初めて書いたのは~」から始まるパートは特に好きで、目を瞑りながら聴くと幼少期のロリそらちゃんが浮かび、初めてアイドルを意識したのはこの時だったよな…とイマジナリーな記憶が脳裏に書き加えられるくらい、優しく、温かく、素敵な歌声ですね。
本楽曲のキーワードはタイトルにもある「一直線」。私が彼女を推す理由でもあるブレない「軸」を大切にしている、純粋でまっすぐな彼女の人となりが伝わってくるフレーズです。その思い切りの良い一直線な彼女に惹かれたそらともが日々のノートを彩り、書き加え、思い出をいっぱいに埋めてくれる様子が想像でき、みんなで紡いだ軌跡の美しさに惚れ惚れしました。

彼女が繋いだ一直線の物語が"終わり"を迎えたとき、我々の前にはどのような世界が広がっているのか、今はまだ知ることができません。ただ、きっと、光が照らす新しい世界が待っているとこの歌は指し示してくれています。どこか「ハッピーエンドのファンファーレ」に起因する、そらちゃんらしい歌になりそうですね。是非ともライブで聴いて、みんなで歩いていきましょう。一直線に、ね。




総括

"ミニアルバム"って何なんでしょうかね。
一曲一曲の想いが強く深く、全然ミニじゃないんですよ。それだけ毎回新鮮な感覚を覚え、より深くそらちゃんにハマっていくのが何より嬉しいです。

私自身はそらちゃんを応援してきて長いですが、最近そらともになった方はこの感覚をより鮮明に、色濃く受容しているのかと思うと、逆に羨ましいです。彼女の輝かしい魅力に惹かれ、彼女のことを大好きになり、彼女を一緒に応援する仲間になっていく。そんなそらとものスタートもまた美しい。

スタートはいつだって、何度だって切ることができます。離れようとして、辞めようとして、その度に悩み、苦しみ、結局6年ここにいる私が何よりの証人なんですよね。まだまだ学ぶべきものがたくさんありました。
だから、色々気負うことなく、楽しくそらちゃんを応援していきましょう。「好き」という純粋な気持ちほど綺麗に輝きます。そんな十人十色の光を集め、一直線に彼女に向け、みんなの愛で夢を描いていきましょう。


さて、みなさんご存じの通り、
来月の4月6日にはそらちゃんの5回目のワンマンライブとなる
ときのそら 6th Anniversary Party『Keep Shinin'』
の開催が決定しました!

どうしてこんなにかわいいの?

東京都代々木に位置するYAMANO HALLとPIA LIVE STREAM(配信)を舞台に、活動6周年記念を締め括る最高の"パーティー"が我々を待っています!
今回も昼夜2講演を予定しており、二次選考抽選が締切間近となっています。私も参戦を予定しているのでとても楽しみです!
何よりずっと待ち続けた声出し可能のワンマンライブ、これまで想い続けてきたそらちゃんへの愛を前面に、全てを出し切る覚悟で駆け抜けたいと思います。みんなで最高の一日にしましょう!


改めて、そらちゃん新作アルバムの発売おめでとう!
2024年もひたむきに、頑張るそらちゃんを応援させてください!
よろしくお願いします!




2024.3.8
そらとも れーよん31

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