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冥界から歩んだ3人のキセキ

はじめましての方ははじめまして。そうでない方はこんそめ~(๑╹ᆺ╹)
れーよん31という者です。記事を開いてくださりありがとうございます。

2021年1月30日、「にじさんじ」所属のバーチャルライバー

メリッサ・キンレンカ

イブラヒム

フレン・E・ルスタリオ

で構成される3人組ユニット「メイフ」活動開始から一周年を迎えました。本当におめでとうございます。それぞれの名前の頭文字をとって結成された「メイフ」、今回は彼らの一年の活動を振り返り、また彼らの更なる活躍を願って、私が感じた「メイフ」の良さについて書いていきます。





メイフと出会ったきっかけ

私は2017年からVtuber文化に触れており、歌をメインに活動している人をよく見ていた。元々ボーカロイド楽曲が好きだったのもその理由である。
にじさんじは月ノ美兎委員長ら1期生のデビュー時から知っていたが、私は7ヶ月ほどこの業界を離れていた時期があり、ライバーが急増して以降は追っていくのが大変そうだと思いしばらく疎遠になっていた。

昨年の4月ごろ、そんな私は聴いてすぐさま衝撃を受けた、ある歌ってみた動画を発見した。2020年3月1日投稿の『エバ』である。

柊キライさん制作の本家も知っているが、ここまで高低差のある感情が入った歌声は初めての体験であった。がなり方やサビ部分での力の抜き方も綺麗にまとまっており、何度もリピートして奥深さにハマっていた。

この歌ってみた動画のボーカルはメリッサ・キンレンカ。私はこの時初めてメリッサのことを知った。今のにじさんじにはこんな歌声を持つ人がいるのかと興味を抱き、メリッサについて調べた結果、イブラヒムフレンというライバーとユニットを組んでいることも知った。その後3人がどんな人物なのか、YouTubeに投稿されている切り抜き動画から探っていくことにした。

これが、私がメイフの沼に落ちた瞬間である。





印象的なコラボ配信

1.Overcooked! 2 (2020.04.13)

私が切り抜きから最初に見たコラボ配信は「Overcooked! 2」という、キャラクターを動かして料理を作り提供するといった内容のゲームである。他のライバーもこのゲームをプレイしているが、息が合っても合わなくても笑いに変えられるのはメイフならではだと思う。

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自己紹介でイブラヒムの顔が固まったり突然キメ顔になるなど、開幕から仲の良さを存分に発揮している3人。イブラヒムとフレンの掛け合いの中で終始ゲラるメリッサがいることが絶妙なバランスを生み出しているのかもしれない。

また、この配信には度々使われた「自己紹介デッキ」がある。

俺はイブラヒム
こいつはフレン
そしてこいつはメリッサ

改めて見ると何が面白いのかよく分からなくなってくるが、これをイブラヒムが言うと何故か笑えてくる。また当時からポンの片鱗を見せつける「コーヴァスの犬」ことフレンをディスる言葉にも置き換わるのが笑いを増幅させる。メイフ初見の方が見ても彼らのことをすぐに理解できるだろう。




2.The Forest (2020.05.27)

旅行の途中で不時着した謎の島で生活を営むゲーム「The Forest」の配信はリアルタイムで視聴した。2時間弱とちょい長めの配信ではあるが、終始飽きずに楽しめたのが印象的である。

人間の○体を漁ってお揃い(?)の制服に着替え、食糧や生活空間の開拓に乗り出したメイフ一向。戦闘時は頼りになるのに可愛さを生み出してしまう美少女イブラヒム、やっとこさ造った家をぶち壊してしまう狂人フレン、歌って鳥類を○している様子が如何にも楽しそうな「じーにあす」メリッサ、常に血塗れの身体、突如始まる人狼ゲーム、食人族よりサイコパスな言動、行動の3人・・・。
書き並べただけでも興味と疑心が沸いてくるだろう。個々人の視点があるのもいいところ。純度100%のメイフが見たい人にはオススメの配信である。

個人的に、にじさんじトリップ(ザッピング機能)中のメイフが口を揃えて完璧なキャラを演じていたのが面白かった。日本の未来を考える社会派の配信とは...?🤔




3.にじ鯖夏祭り (2020.08.22)

昨年大きな盛り上がりを見せた「マインクラフト」での大型企画、「にじ鯖夏祭り」にもメイフ3人衆は参加した。参加ライバーそれぞれに特徴的な見どころがあり何度でも楽しめるが、メイフ3人の視点で印象的だったのは互いに互いのことを思いやっていた場面が多かったことだと感じる。

イブラヒムは序盤こそ女子達の輪に入れず「陰の者」特有のムーブをかましていたが、射的場で濡れ衣を着せられたメリッサを庇い、2人のために花火をよく見れる足場を設営するなどカッコイイところがたくさん見られた。

この日のために俺 にじさんじ入ったんだなって思ったね

彼からこの言葉が出たときは思いがけずうるっときてしまった。
フレンは日頃のポンではなく、どこか大人な雰囲気を漂わせていた。2人を先導し、3D酔いしたメリッサに優しく接して介抱する様子は完全にお姉ちゃんである。
メリッサは積極的に他ライバーに近づいて交流を図りつつ、ぼっちになったイブラヒムにすぐに寄り添い、フレンと写真を撮るなど可愛らしい行動をとっていたのが良かった。

後述の「ここ好き」でも綴るが、3人の人間性は本当に素敵である。これからもこんなメイフの配信が見られることに期待している。

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メイフここ好きポイント

1.ソロのここ好き
1-1 メリッサ ~「自分らしい魅力」を貫いた証の歌声~

冒頭にも書いたように、メリッサ最大の魅力は唯一無二の歌声であると感じている。私もVtuber好きの友達2名とカラオケに行ったとき、回し3連続でメリッサのカバー曲を歌ったりした。それだけ影響力があるのだと思う。
(エバシニカルナイトプランレッド・パージ!!!)

自分の満足のいく作品が作れるようにとストイックさを欠かせないメリッサ。「リアルとバーチャルの架け橋になるクリエイター」を目指しているメリッサに興味を抱き、歌や配信にやって来た方も多いはず。

今年の1月24日に投稿された『celluloid』には、そんな1年間活動してきたメリッサから動画を開いてくれた方へのコメントが残されていた。メリッサなりの感謝と1年を通して考えてきたことが記されており、文章から強い感情が伝わってくる気がする。是非読んでほしい。

最近はラップ系統の楽曲にも挑戦し、新たな境地を開こうとしているのが分かる。私自身ラップも好きなので嬉しかった。
今後はどんなメリッサが見られるのか、応援していきたい。



1-2 イブラヒム ~真面目さが生んだエンターテイナー~
「スロカス」「幼女」「ボタニスト」「ゴーミーズ」などと良くも悪くも強烈な個性でにじさんじ内に浸透したイブラヒム。私はそんな彼の魅力はまた別にあると思っている。

イブラヒムの配信で特徴的なのが「大喜利スパチャ」

読み上げ機能を持つAIに贈られてきたスーパーチャットを自動音読させるというものであるが、「ARK」や「マインクラフト」等の作業ゲーム配信では話題が途切れない。スパチャから会話のネタを引き出し、またネタを振られてイブラヒムがツッコむ。この一連の流れがとにかく面白い。表でワイワイするのがそこまで得意ではないイブラヒムなりに、配信を飽きさせず、別の視点から楽しんでもらいたいという姿勢が受け取れた。

その雰囲気に合うリスナーが集まり、陰ながらイブラヒムを応援した結晶がにじ鯖マイクラの、そしてにじさんじ大橋だと思っている。

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同じにじさんじライバーのことを、同業のVtuber業界のことを、そしていつも配信を盛り上げてくれるリスナーのことを誰よりも考えているイブラヒムにしか創れないこの景色。
最近は「信長の野望」ににじさんじライバーを加えた「にじライバーの野望」という大型企画を始めたイブラヒム。配信者の根幹である「視聴者を楽しませたい」欲が強い彼は今後、どんなモノを生み出してくれるのだろうか。期待したい。



1-3 フレン ~感受性高く、誰にでも優しい人柄と笑顔~
正直、メイフ内で一人だけ推せと言われたら、私は彼女を選択する。

「算数すら厳しいポンで夢見がちな乳のデカい女騎士」というのが世間から見たフレンの印象かもしれないが、私は彼女の真の強さは優しさだと断言したい。

私が最初にリアタイしたソロ配信はこのストーリー性のあるゲーム配信だが、登場人物への感情移入が強く、純粋かつ素直に感動しているフレンを見てすぐに好きになってしまった。対人のコミュ力がとても高く、誰と話していても楽しそうに、相手もハッピーにさせてしまうフレンの魅力。高校時代にこんな子がいたら...なんて妄想してしまうくらい、日頃から嬉しい、楽しい雰囲気を与えてくれている彼女にお礼を言いたい。

また、メリッサ同様彼女も歌ってみた動画を上げており、私は昨年5月19日投稿の『放課後ストライド』が大好きである。貴重な制服姿で可愛らしく、元気いっぱいに歌うフレンが何より良い。社さん!これ良くないですか!?
この笑顔に救われた方もいることだろう。当時の私もその一人である。フレンありがとう。
これからも、もっと色んなフレンが見たい。元気を分けてもらいたい。私はその倍以上の恩返しをして彼女を笑顔に出来たらなと思っている。




2.ペアのここ好き
2-1 メイ ~ほとんど脳死のふわふわした空間と会話~

昨年の7月3日にはメリッサとイブラヒムの「APEX」コラボ配信があった。
いつもフレンという潤滑油がいたため、デビュー以降この2人で話すのはあまり見られなかったので、実際のところどんな仲なのか気になった人もいたはず。
公式の切り抜きでもその様子がまとめられているが、結果めちゃくちゃ楽しそうに話す2人が見られた。というかリスナーが着いていけないレベルのふわふわしたトークが続き、美少女(?)達に見事癒やされた。イブラヒムがメリッサをとことん甘やかしている感じからも仲の良さが伝わってくる。

途中、イブラヒムのイントネーションがヘンだと言われるという話題になり、メリッサがそれに対し

多分イントネーションやばって言ってる奴ほど
イブラヒムのこと好きなんだよ
好きな人の喋り方ほど気になるもんなんだってば

と持論を語った後、「イントネーションおかしくね?」と言った瞬間のてぇてぇさは計り知れない。それってメリーもじゃん笑

終始脳死な雰囲気が楽しめる「メイ」ならではの空間が其処にはあった。



2-2 イフ ~タイマンで殴り合える真の絆を持つ間柄~

メリッサには優しいこの男はフレン相手になるとファイティングポーズを取り出す。だがそこが「イフ」ならではのスタイルで面白さを生み出す。

昨年5月24日に行われた「Super Bunny Man」のゲーム配信では、時に互いを励まし合いながら協力し、時に罵倒し合いながら面を進めていくイブラヒムとフレンが印象的である。このゲームは2回目の配信であり、初回も見どころ満載なので未視聴の方は是非見てほしい。
後半のあるステージが難所でなかなかクリア出来ずにいたが、2人が「ナイストライ!」を連呼して場の空気を良い状態のままプレイし続けていたのに特に好印象を受けた。フレンの明るさとイブラヒムの先を読む力が噛み合うとここまで団結したパワーを生み出せるのか、と。

他のタイマンコラボやエクス・アルビオアルス・アルマルなど交流の多いメンバーとの合同企画でもペアになりがちなイブラヒムとフレン。男女のカプではあるが絶対恋は始まらなそうなのが逆に面白い。昔からの"ダチ"というか、友情関係のまま仲を深めていってほしい2人である。

(とは言いつつ、ある日のマイクラでイブラヒムがフレンに取った行動にときめいたのは私だけじゃないはず。同時刻に配信をしていた葉加瀬冬雪の視点だとそのてぇてぇさが伝わるはず。イブちゃんカッコよすぎない?笑)



2-3 メフ ~二人だからこそ話せる姉妹のような関係~

フレンはメリッサとのコラボになると大人の女性になるんだなって。

昨年3月26日の雑談配信では様々な視点から2人を掘り下げたトークが展開され、大分見応えのある配信となった。どうしてもディズニーで結婚式を挙げたいフレン、同期が先輩と仲良くしていると嫉妬しちゃうメリッサのリアルな話は面白く、まるで女子会に参加しているような気分になった。複数人の女子と話したことのある人は共感出来るはず。僕はないですけど。

雑談テーマの中でも、イブラヒムとの絡み方の差について話していたのが印象的である。前述の通り、イブラヒムはメリッサに甘くフレンに厳しい。ただ共通しているのは2人ともイブラヒムが大好きであること。仲が良いからこんな態度がとれる。信頼してるからここまで言える。そんな表では出せないイブラヒムへの絆を感じられるのは「メフ」ならではでないだろうか。

実は料理が出来るメリッサとフレン。いつの日かイブラヒムを審査員とした料理対決配信が見れたらいいな、なんて想像している。




3.トリオのここ好き

ここまでメイフ1人1人の人柄、2人で組んだ時の仲の良さについて書いてきたが、いざ3人が集結したときはどうなるのか。それを端的に証明しているのが昨年4月6日に勃発した「にじARK頂上決定戦」である。

前月の第一次戦争に引き続き、過去類を見ない程の大規模コラボであり、「戦争」をテーマとした緻密な策略と白熱の攻防が展開される大きなイベントだったにじさんじ版ARK。「JαCK」というユニオンに属したメイフ3人の「コーヴァス帝国」も直接戦闘に参加した。

ここでは戦闘の全貌は割愛させてもらうが、闘いの最中でのメイフの会話に注目してもらいたい。

イ「ありがとホントに助かってる お前らのおかげで勝てるかもしんない」
フ「メリーのおかげだわマジで」
メ「でもフレンのおかげだよ」

イ「ありがと いってくるね」
メ・フ「いってらっしゃい!

イブラヒムが前線、フレンとメリッサは物資補給に回っていた中での会話だったが、いつ敵にやられるか分からない緊迫した状況下で仲間に感謝を伝えられることに衝撃を受けた。当時はまだにじさんじライバーとしてデビューして2ヶ月、序列的には新人の扱いである。同期とはいえ出会って2ヶ月の仲なはず。どうしたらここまで仲間を信頼しきった関係が構築されるのか。

家族でも、親友でも、恋人でもない、生まれ育った遍歴が全く異なるメイフの3人。ただその「絆」は何物にも代え難い、確固たるメイフの証である。
YouTubeのチャンネル登録者数も一緒に伸ばし、3人とも20万人を超えることに成功した。そしてつい昨日(2021.1.29)、配信のライバーモデルが2.0にアップデートされた。切磋琢磨し合いながら共に成長しているようで、本当に嬉しいことである。

2020年初頭、冥界のアンダーワールドな世界に位置するコーヴァス帝国からバーチャル界へとやってきたメリッサ・キンレンカ、イブラヒム、フレン・E・ルスタリオ。顔も素性も知らず、昨年の外出すらままならなかった緊縮下の世界の中、3人が歩いてきた軌跡はまさに奇跡の物語である。
これからも、ずっと、ずっと楽しい日々を過ごしてほしい。

一周年、おめでとう。

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総括

普段は別のジャンルのnoteを書いているので、3人にスポットを当てて自分の想いを伝えるのは新鮮で楽しかった。いつの日か、メイフ単独の野外イベントが開催されたら是非とも参加したい。彼らの更なる活躍に期待しながら文章を終えようと思う。


さて、今年の2月27日、28日には
『にじさんじ Anniversary Festival 2021』が東京ビッグサイトにて開催され、メイフ3人の「3D出演」が決定しています!

待ちに待った3D!しかも3人同時に!
YouTubeでのお披露目配信も含め、本当に楽しみにしています!

改めて、
メイフに出逢えてほんとうによかった!ありがとう!




2021.1.30
れーよん31



追記(2021.9.8)

2021年9月8日、メリッサの3D配信が開催されました。

7月2日のイブラヒム3D、8月28日のフレン3Dに続き、ついにメイフ全員の全身での配信が叶いました。
配信内ではメイフ3人のスクショタイムやこたつに入ってのトークなど、ユニット推しには堪らない一時でした。なによりビジュアルが良すぎる。

このnoteを書いてから半年以上が経過しましたが、私は変わらずメイフのことが大好きです。素敵な未来を創ってくれてありがとう。

スクリーンショット (138)


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