大嫌いな仕事が、大好きな仕事に変わる瞬間。
23歳頃までの私は
「人と関わる仕事を絶対したくない!」
って思うほどのコミュ症人間でした。
特に営業やホストは死んでもやりたくない仕事だった。
高校生の頃に出会ったホスト達も大嫌いだったし
営業の仕事なんて想像しただけで吐き気をしてしまうほど嫌いだった。
高校を卒業した私は料理の世界にいくことにした。
理由は、
できるだけ人と関わりたくなかったのと、
料理が好きだったから
それだけの理由で料理人になることにしたわけだ。
実際働いてみると、同僚、後輩、上司との関係があり
完全に人と関わらずに仕事をすることができないことを知る。
不器用であった私は、いつも人間関係を複雑にしていた。
まだ若かった私は、何か指摘されたらすぐ逆ギレをして、ケンカをして仕事を辞める。
そんなことを繰り返し、最終的にホームレスになったのだ。
22歳でホームレスになったことで人生を振り返る機会をいただいた。
図書館に毎日通い、自己啓発本を読みあさり、自分と向き合ったことで、すべての原因、問題が自分自身にあったことに気づくことができた。
そこから、苦手だった仕事をしてみようと、接客の仕事や営業、大嫌いだったホストの仕事をしていくと、まー楽しい楽しい。
想像していたものと、実際にやってみることが大きく違うことに気づけたのだ。
そもそも人と関わることの何が嫌だったかと言うと、人に合わせることが嫌なだけであった。
じゃー人に合わせない自分スタイルを確立して、自分らしく人と関わっていけばいいと気持ちを切り替えて仕事をすると、恐ろしいほど楽しくなってしまった。というわけだ。
1度楽しさを覚えたら、どうやって人を喜ばせようか?!毎日考えようになり、クセのある人が現れる度に攻略するのが楽しくな
ってくるのだ。
人はみんな違う。だから、喜びポイントも怒りポイントも違う。
人の数だけ面白さがある。
やってみないと分からないことがある。
大嫌いな仕事は、
ほんとに嫌いなのか?
どこが嫌いなのか?
嫌いなポイントを自分スタイルで変える事はできないのか?
自問自答して、まずはやってみる。
嫌いなことでもやってみて、楽しいポイントを探す努力をしてみる。
それでも見つからなかったら自分に合う仕事を探せばいい。
見方を変えると、人生が味方をしてくれるようになる。
大嫌いな仕事が大好きに変わることがある。
やってみないと分からないよ。