就職活動:企業選びの軸探し
就職活動の軸を見直したい!と考える方いるのではないでしょうか。私は常に自分の軸は何だろう、本当にこれなのか、他に無いか、とかなり頻繁に振り返って考えていました。軸探しの方法は様々なアプローチがあります。ですので、合わないなあと思う方は他の方法を探してみることもお勧めします!就活の記事はたくさんありますしね!
今回は私が企業選びの軸を考える際に行ったアプローチ方法を紹介します。
目的:就職活動の軸を定めよう!
誰に:軸がぶれてしまうような方、また、軸をどう考えたらいいか分からない方
結論:マッチングを目指して軸を立てよう
目次
1.どんな環境が合うか
2.社会に与えたい影響の規模感はどれほどか
3.何で働きたいか
4.まとめ 180度のミスマッチを防ぐための軸
1.どんな環境が合うか
今まで行ってきた自分の行動を書き出してみましょう。例えば小学生の時にクラスで生き物係をやった。公園で4人組で遊んでいる時が楽しかったなど些細なことでもいいです。思い出せることを一枚の大きな紙に書き出して、自分がとってきた行動の中で共通項を探すと見えてくるものがあります。
その中でまず目を向けるべき視点として提案するのが、自分はどんな環境を好んでいたかです。環境とはその団体の規模や雰囲気、人間関係などに視点を当てるとより具体的になります。規模、雰囲気、人間関係と上げましたが、これらの中で重視しないものがあるのであれば重視しない、という結論でもいいですしその他でこういう環境は嫌だとか、こういう環境じゃないとモチベーションは上がらなかった。などの体験があればそれについても深堀するべきだと良いと思います。
具体的に示すために、規模を例に挙げると、今まで所属していた部活やサークル、バイトの人数を振り返り、どんな規模の団体に属している時が居心地が良かったかを思い出してみてください。
大人数で一つの大きなイベントをやり遂げることに達成感を感じるならスタートアップの少人数の企業よりは比較的人数の多い企業の方が合うかもしれませんね。逆に人数が多すぎることで自分の提案が実行できないのは嫌だという意見の方はネームバリュー欲しさに大手を受けるよりも、裁量が持てるベンチャーの方が幸せに過ごせるかもしれません。
他にも人間関係は仕事を超えてプライベートでも人間関係があるような企業がいいのか、それとも付き合いの飲み会にはあまり参加したくないのかなど一人一人要望があると思ます。
進んで思いつかないときは、逆に、これは嫌だという条件を考えてみるのもいいですね。自然とこういう環境は避けてきているな、などと気づけると企業を絞り込む時のヒントになるかもしれません。
2.社会に与えたい影響の規模感はどれほどか
社会貢献度の範囲になります。会社はなんかしら社会の役に立つために存在しています。それが地域に向けたものがいいのか、日本全国に向けたものがいいのか、国を超えて世界に関わりたいのか、想像してみてワクワクするものを探してみてほしいです。特に思いつかなければ、こういう人になりたい、と自分が理想とする働き方をしている人を探すのも良い手だと思います。
例えば外国で海外の人と英語で交渉してバリバリ働くような人をかっこいいと思うのか、それともある地域を支えるためにその地域に絞って真摯に向き合う人がすてきだと思うのかなどです。これはほんの一例なので色々な業界や職種を知って自分は社会にどのように貢献していきたいのか詰めることができると軸の一つになると思います。
3.何で働きたいか
これはイメージしづらい方が多いかもしれません。私は働くときに周りから見て価値の高いものを武器にして働けると良いのではないかと提案します。
いや、自分の得意とかよりも、憧れや好きなものがあり、それに向かいたいんだ!という方は、憧れを美化しすぎていないか確認してから目指すのであれば良いと思います。
自分は小さなころから話すことが大すきという人は話して稼ぐような働き方の職種を探すと良いですし、モノづくりが好きな方は話して回るような営業よりもIoTのプログラマ―などの方がワクワクするかもしれません。
自分の強みとか特徴なんてわからないという方は友達に他己分析を頼むととても参考になると思います。
とはいっても、自分に何ができて何が不得意で合わないかなど今現在
ここをしっかりと過去の具体例に基づいて考えられていると、選考にうまく進めると思います。理想や憧れもあると思ますが一度は自分の行動特徴を素直に見つめ何が得意なのかを知っておくことは自分を理解するうえで大切です。
今現在得意でなくても非常にやりたいことがあり、それに向かって頑張ることができると根拠に基づいて言えるのであればそれでも良いと思います
4.まとめ 180度のミスマッチを防ぐための軸
それでもこれが絶対というものなんて見当たらない。と悩む人たちに向けてメッセージを書くと、色々と書いて無責任なことを言いますが、正直社会に出てない私たちがあれこれ想像で考えることは難しいと思います。これはできるこれはできないと判断することは難しいですよね。
けれど多少過去の経験に基づいて軸を考えると、ネームバリューや職種へのあこがれのみで企業を選択するよりはミスマッチが減ると思うのです。
軸を考えるのはミスマッチの可能性を低くするためです。たくさん考えても、働いてみないと分からない部分は実際多いと思うのでその部分はもう割り切って、180度間違っているという訳ではないだろうという心持でいることを提案します。ここに悩みすぎるのはあまり意味がないかもしれないです。
そう思うと、私は絶対この企業じゃないとダメ!!と思い込んで受けた第一希望の企業に落ちたとしても確かに悔しいですが、そこまで落ち込むべきではないと思います。
あなたが気づいていないだけで、あなたの良さが活かせる企業が他にあると判断されたのかもしれません。
就活はご縁といいますが、本当にその色が強いと思います。自信を無くすことなくみんなで頑張っていきましょう!