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脚長おじさん覚醒!!

1か月で貯めたお金で初めての東京一人暮らし。
立地も何も分からない私は当時付き合っていた人の近くにってことで川崎。

今ならわかるんだけど川崎南町というソープ街のすぐそばでした。

敷金礼金は自分で払ったけど、家具とか必要最低限なものはすべて脚長おじさんが出してくれて、生活費も言い値をくれました。
50万といえば50万ポーンとくれました。

そのころの私はお金を使う当てがなかったので、バイトを適当にしながら、脚長おじさんの援助で生活していました。

脚長おじさんは月に1度会ってホテルに行ってそういうことをするんだけど、下半身が元気ないせいで、まともにはしなくてもいいって感じでイージーでした。
いいところでご飯を食べて銀座で買い物をする。

そんなこんなで22歳。風俗辞めて2年。

いつものように親友ちゃんとクラブ行ったりしていたら、たまたま初めてホストに連れていかれました。
ハマったりはしないけど、付き合いのホスト、クラブという感じで遊び方が派手になっていき、脚長おじさんに要求する金額も上がっていきました。
もちろん文句も言わず言い値をくれていましたが
その文句言わずくれることも、お金の出どころも、怖くなってきて

お金が欲しい、、というのが嫌になっていき
ソープの世界を考え出します。
でもたかだか1か月だったけど本当に嫌な世界、、
でもお金を稼げることは知っている。

とうとう遊ぶお金欲しさに、ソープの世界へ。

一度風俗というものを経験すると2度目とはビックリするくらい簡単で
お金を稼ぐ=体を売るという方程式が出来る。
しかも即金。
この世界というのは実に身近で手軽で、麻痺し慣れていく。

なぜこの世界へ?と聞かれたら私は遊ぶお金欲しさだ。
あのワンピースほしい、あの化粧品ほしい、ただそれだけだ。

一度経験してしまったのがでかかった。
なんともすんなり体を売ることを思いついてしまう。
この世界の恐ろしいところだ。
一度もそういう経験がない人は、お金がない=体を売るという思考すら生まれないだろう。
0と1がすごくでかい世界だ。

そしてドキドキのソープの世界へ。


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