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東京=普通
こんにちは、レイです。
今回は私が日常的に感じる、いわば価値観のようなお話です。
この記事を読んで、あなたが今「東京にいる理由」を改めて考えていただければと思います。
※何が正解とかそういったお話ではありません。
ただ、こういう偏見ババアもいるんだよというお話です。
「東京生まれ東京育ち」とよく称しますが、
表題の通り、正直なところ私にとっては普通でした。
東京で生まれ育ち、昔からの友達はほぼ東京出身。
14歳を過ぎた頃から渋谷に遊びに行き、高校の頃は表参道のスタバに行くのが定番。
特別お金持ちでもないし、むしろもっと良い生活している人を見て羨んでいたくらいです。
田舎者が嫌いだと友人の周りにも有名なくらい、私は東京について話します。
ここでひとつ言いたいのは、
田舎出身の方が嫌いなわけではなく
わざわざ東京にきて粋がっていることが好きではないということ。
「東京出身の何が偉いの?」
「地方出身で何が悪いの?」
「出た、東京出身者のマウント」
「地方の方が絶対良いところたくさんあるよ」
と言われることがあります。
違うんです。
東京出身が偉いなんて思ってません。
地方出身だから悪いなんて思ってません。
地方の良いところ、たくさんあります。
私にとっては東京にいることが当たり前なので、東京ベースでしか考えられていないだけなんです。
東京から出ない理由もそうです。
東京から出ることで、食事や施設、交通機関などあらゆることで、今よりも不便になることをわざわざ選ぼうと思わないから。
2019年度の調査によれば、東京都在住の約55%が東京都出身、45%が東京都外からの人です。
その人たちは沢山の理由で東京に上京してきていますよね。
夢を叶えるため、やりたい仕事に就くため、都会を楽しむため、、、、、
ただ、東京出身の人からすれば"東京に上京する"という概念すらないんです。
そこが故郷ですから。
だからこそ、わざわざ東京にくる意味を知りたいと思ってしまうんです。
以前お付き合いをしていた方は地方から上京し、やりたい事業をやる為に上京してきた方でした。
"何者かになりたい"という気持ちがかなり強い人で、それは東京じゃなきゃだめなのか、わざわざ来た意味はなんなのか、何者かになるための手段は東京に存在するのか、などやかましい話ばかりで逆にいじられてました笑
ただその人の心安らぐ時は、やはり友人や家族との時間だそう。
その古くからの友人や家族は東京ではなく地元にいます。
それなのに、なぜ東京にきたのでしょうか。
東京でないといけない理由が有るのでしょうか。
それを自ら遠ざけてまで東京で人生を送るって、相当な覚悟が必要だと思うんです。
先ほども伝えた通り、私が東京を出て、誰も友達のいない地域で仕事をすることなんて、人生で考えた事もありませんでしたから。
だからこそ、「東京に来た理由」に執着してしまうんです。
どの街も生きる為の設備は整っているのに、馴染みのある街、大好きな家族、友人や恋人と離れてまで来るというのは、そこまでのことをするほど”東京”という街に魅力があるんだ、と。
東京で生まれ育ったことは、むしろ特別なんじゃないかと。
20歳を過ぎ、地方出身の人と付き合いが多くなるほどその考えが大きくなって、自分がなぜ東京にいるのか、なぜみんなわざわざ東京に来るのか、より考えさせるようになりました。
今回は序章ということで、この辺りで一旦。
次回は「地方出身者の東京のイメージ」などを踏まえて、偏見をお伝えできればと思います。
もし、皆さんに東京にいる理由があれば、ぜひ教えていただきたいです。
教えていただけたことを踏まえて、次回「続・東京=普通」を書きたいと思います。