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Photo by
djkazma
運転手としての心に残るエピソード2
下記のnoteを書いて見て、
まだ印象に残っていることがあるので、書き足します
※東日本大震災の事を書いていますので、閲覧注意です
東日本大震災の爪痕
東日本大震災の爪痕で特に印象に残っているところは、女川町だった
石巻市を経由して女川町へ向かう
石巻市の国道は泥まみれになっていた。店舗は、しっかり建っていて街の様子は
一見普段通りに見えた…が
トラックを運転しながら、
建物に一本の茶色の横線が入ってるのに気づいた
その線は、真っ直ぐに隣の建物にも描かれている
目線を先にするとずっと先の建物まで
何だろうと考えて、
これが、津波の跡だと分かった瞬間、背中がゾクっとした。
大型トラックの運転席の目線の高さまで津波がきていたのだ
とあるファミリーレストランの建物は、ガラスがなく。
テーブルと椅子がグチャグチャに積み重なっていた
震災から2ヶ月、街は壊れたまま ショックを受けた
道を曲がり、トンネルをでた所に
家を囲う塀の上にオブジェのように置かれた軽自動車があった。
津波がここまで運んできたのだ。
驚く光景だったが、津波の凄さをもっと知ることとなる
女川町に入るには、山を一つ越えていく
通学路にもなっている片側一車線の道路は
水が湧き出ていて、ビシャビシャ。
そこを、ランドセルを背負った数人の小学生が水を蹴飛ばしながら
仲良く歩いているのを見て、とても逞しさを感じた
こんな状態でも人々の変わらない生活はある
そして、山の頂上に着いて
女川町を光景を見た瞬間、
驚きのあまり、トラックを止めた。
目に入った光景は、赤黒いガレキの山、山、山
ガレキの山の間に茶色い道
人が住んでいたあろう場所は、すべてガレキ
生活感を感じる建物はなかった。
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