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店内アナウンスから覗く、天使と悪魔。

僕は通勤途中に仕事中に飲む飲み物を買ってから出勤するんだけど、

いつも行くお店で「おぉっ」と思ったことがあるので、今日はその話を書こうと思います。

天使と悪魔?

そのお店に行くのはいつも仕事前。つまり、たいてい早朝になる。

それこそ開店と同時に入店したりするもんで、24時間営業じゃないそのお店のホット商品は壊滅的に冷えきっている。

商品棚には、あたたか〜いと書いてあるくせに、手に取れば逆に凍傷になるんじゃないかと思うくらい、つめた~い。

この季節にホット商店が提供できないなんて、ある種のテロだと僕は思っている。

(なんのテロやねん)

ま、そんなことはどうでもいい。

その開店すぐの店内は、まだまだ準備段階というか、なんなら店員さんの半数は品出しで少しバタバタしていたりするし、

通路には陳列前であろう商品のダンボールが積まれており、忙しいんだろうなーという雰囲気を醸し出している。

そんな中、

店内にはある意味安定した、耳障りのいい音楽が流れていて、時折アナウンスに切り替わるんだけど、

その内容が、

「お早い時間からの来店ありがとうございます・・・」

遠回りしたけれど、今日話したいことはこれ、このアナウンスから始まる天使と悪魔。

お店に流れる店内放送とアナウンス、いつもの僕なら気にもとめないし、気にならない音楽を流していたりするんだろうけど、

その日だけは、

「こんな早い時間から来るなよ」

って翻訳しちゃったんです。

いや、分かってる。

店内アナウンスに、そんなネチっこい嫌味なんて少しも含んでいないことは、さすがに僕だって理解している。

でもさ、僕の悪魔が少し顔を出す。

天使的な意図を素直に受け止めるなら「わざわざ朝早くに来てくれたの?ありがとう!」なのかな。

まぁ何にせよ、そのアナウンスは決まり文句で、善意こそ込めていなくとも、悪意なんて全く含んでいないはずだ。

でも、その日の僕は悪意感じた。

もしかしたら、僕が精神的に、身体的に何か追い込まれていたのかもしれない。いや、それ以外にも理由があるのかもしれない。

もしかしたら、店内の忙しそうな店員さんを見て、邪推してしまったのかもしれない。

何にせよ、店内アナウンスから、チラッと顔を出す悪魔を感じた僕がいた。

善意も悪意も受け取り方次第。


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