占星術〜職場の人間関係編1〜
人が抱える悩みの大半は人間関係面・健康面・金銭面の3つに集約されているので、そのひとつである人間関係の悩みに対して占星術を用いることは、良いアドバイスになると思います。
占いと聞くと、胡散臭いと感じる人ももちろんいらっしゃるかと思います。私自身、スピリチュアルなもの(地球とつながる等…)は半目で見てしまうのですが、生年月日から導く自分が持っている性質や運命、運勢は統計学でもあるので、少しかじっておくと心構えもできます。
職場の上司、同僚、後輩との付き合い方が難しいと感じる時があれば、自分との相性を見ると合点いくことがあるでしょう。なんでこんなに苛々するのか、なんでこんなに嫌われているのか。相性が悪ければ、やっぱりねと少し気持ちが軽くなりますし、本来相性が良いのであれば、意外と違う視点で見えなかったものが見えるようになります。相性が悪い場合、直接自分自身がやりとりをするのではなく、間にその方にとって相性の良い人を挟み、物事を進めるとうまくいくこともあります。
今日も、職場の休憩室で、ある女性が同僚の愚痴を言っていました。
2人で同じ仕事をしているとお互いのやり方や方針にまとまりがないと齟齬が生じやすいところです。ダブルチェック体制は取れても、それを上回るストレスが人間関係には発生します。
怖いもので、職場で愚痴を言う人は必ず存在します。個人的には、会社の愚痴は会社の内部のことを全く知らない人に伝えた方が客観的意見が聞けて冷静になれるので、休憩室で大きな声で話すその方もその方で難ありと第三者の私は思うのです。
この方々、めちゃくちゃ相性が悪いのかというと、そうでもないんです。
休憩室で愚痴を言っていた方をAとします。
Aは現実的で、言葉を操る能力が高い。自分の部屋(世界)が大好きで壊されたくない。だから排他的になるし、自分の納得のいかないことはとことん追求する。
同僚のBは、自己主張が激しいタイプ。このBも自分というものを持っていて、譲れない精神です。
Aが自分の部屋を大事にする人間だとするとBは自分自身が電柱です。
Aは自分の部屋を汚すものが許せないし、Bは自分自身を動かそうをするものに反発します。
似たもの同士なんですが、大事にしている物事が異なるので相入れません。お互い自分が第一なので、譲れません。その気持ちや見ているものが一緒であれば、すっごく良いコンビになるので、残念です。
Aは言葉が巧みでコミュニケーション能力が高いので、愚痴を広げて味方を付けようとする。これも自分の部屋を作っている最中なんですね。面白い。
Bは誰の愚痴も言わないので、人間的にできているのは彼女の方だと私自身は感じております。仕事も適材適所なので、上司が判断するしかないのですが、中庸で過ごしていきたい者です。