許すということ

タロットを習得したくて、濱口善幸さんの講座を受けてきました。

他の占い師さんの講座もありましたが、よゐこの濱口さんの弟さんであると前知識があり、彼の講座に決めました。やっぱり知名度があると謎の安心感がありますね。

月に1回、6ヶ月1クールのスケジュールで、元々、コロナが流行り出した時期にキャンセル待ちで予約していたんです。運よく空きが出た様で、数日前に連絡を受け、初回の講座に参加してきました。

ほとんどの方が継続して(7ヶ月め?)通っている方のようでした。窓口では新しいタロットカードが3名分ほど用意されていたので、私を含めて新規さんは3〜4名だったんじゃないかな。

2時間のほとんどが世間話でしたが、要所要所で大切なことを話しておられました。

特に印象に残ったのは「自分を許すこと」が大事であるということ。

自分自身を許せないでいると、人も許せなくなる。ルールに縛られすぎると人を許せなくなる。人を許せないのは自分を許せていないこと。良い・悪いで判断してしまう。罪悪感を抱く行為も、自分を許せていないから持ってしまう感情であると。私なんて・・・、生きててごめんない・・・。こんな風に思ってしまわないように。「こうあるべき」「こうしなくてはならない」「こんなことしてはいけない」そんな風に思わず、フラットで自分自身に対して肯定してあげること。ただし、他人のせいにもしてはいけない。

元彼が占い師で、そばで見ていると占いを受ける方から占う側に興味を持って勉強をし始めました。その彼からも「中庸」でいることが大切だと言われていました。私は性格的に白黒はっきりさせたくて、よく「信じられない!考えられる!?」って職場の愚痴を言ったりしていたのですが、「グレーを覚えなさい。白黒させたいと思わない人もいる。周りと比較するのではなく、去年の自分と比べて成長を喜びなさい。去年悩んでいたこと、もう解決されてない?それはすごいこと。成長しているってことだよ。」

中々難しいけれど、濱口さんの「人を許すこと、自分を許すこと」と彼が言っていた「グレーを覚える」は他人を許す(受け止めること)であり、自分自身がグレーでもいい(白黒させなくてもいい)ということだったんだな、とふと思い出しました。

「他人を許すこと」って本当に難しくて、でもまずは「距離を置く」ならできそう。

一つ一つ、心を大切に生きていきたい。

自分を許せるようになろう。

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