こいのうたの威力
中学生のころだったか、GO!GO!7188が流行った。
流行に疎すぎて、MDプレイヤーを何とか手に入れたものの、そもそもCDを貸し借りする友達もいない私には宝の持ち腐れだった。
ただのCDプレイヤーで十分だった。
その中でも4曲くらいのMDを作った気がする、、、「こいのうた」とモンゴル800の曲が入っていたはずだ(モンパチの曲はCDを持っていた)。
どこで、「こいのうた」を手に入れたか覚えていない。
私はレンタルCDやビデオの類が得意ではなく、家にそういう文化がなかったから、レンタルしたことはないはずだ(今までずっと)。
4曲くらいしか入っていないものが1周するのは早い。
そして、テレビっ子だった私は、そんなに曲も聞かなかった。
なのに、どうしてこの「こいのうた」を聞くと10代のころを思い出すのだろうか。
なぜに、YouTubeは私にこの曲をお勧めしたのだろう。
おそらくモンゴル800の曲を聴いていたからだ、そんな私のような30代半ばの人間が芋づるにされて、誘導されていく。
そして、懐かしい10代を思い、その頃描いた未来に立っていない自分を思い、現実をコメントに書くのだ。
まんまと戦略にのせられ、今日一日この曲を聴いていた(コメントも見た)。
現実を見た私に歌詞なんてもう入ってこなかった、ただただ懐かしい。