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#57「中東1人旅<ドバイ編>~体験記シリーズ⑤~」
今回は、「中東1人旅<ドバイ編>~体験記シリーズ⑤~」
前回からの3部作の完結編となります。旅行に行った気分になってもらえたら幸いです。2019/02/の体験記となります。
卒業旅行は絶対にブラジル、メキシコ、トルコ、エジプトと学生でなければ行くことが難しい国に行きたかったですが、コロナのせいで断念せざるを得ませんでした。ということで、過去、大学生活で訪問した国を紹介しながら、思い出の備忘録として残したいと思います。
ちなみに、、、
第1弾「夢にまで見たノースロンドンダービー」
第2弾「中東1人旅<アブダビ編>」
第3弾「中東1人旅<ドバイ編>前編」
第4弾「中東1人旅<ドバイ編>後編」
こちらもお願いします。
それでは、「中東1人旅<ドバイ編>完結編」スタートします。
観光地、訪問リストです。
<―午前―>
☆Al Fahidi histrical Area アル・ファヒディ歴史的地区
☆Dubai Frame ドバイ・フレーム
<―午後―>
☆Dubai Marina ドバイ・マリーナ
☆Burj AL Arabブルジュ・アル・アラブ
☆Palm Jumeirah パーム・ジュメイラ
☆The Mall of Emirates エミレーツ・モール
☆Gold Souq ゴールド・スーク
↓今回ココから!
☆Burj Khalifaブルジュ・ハリファ
☆Dubai Fountainドバイ・ファウンテン
☆Dubai Mall ドバイ・モール
☆Burj Khalifaブルジュ・ハリファ
場所:Downtown Dubai ダウンタン・ドバイ
最寄り駅:Burj Khalifa/Dubai Mall Metro
ブルジュ・ハリファ/ドバイモールメトロ駅
基本情報: Red Line Metroで移動します。
世界最高の超高層ビル828m
Burjはアラビア語で「塔」であり、ハリファ塔、ハリファタワーが英名となる。Dubai Mallを併設しており、商業複合施設として人気があります。
本来は展望台に昇り、ドバイを一望するのが定番です。Burj Khalifaから昇るのではなく、併設しているDubai Mallから受付を済ませ、地下からエレベーターで最上階であるAt the Top(452m)に到達します。
また、日時指定チケットであれば当日券よりも75%カットで購入できるので、絶対にそちらにすべきです。
まぁ、展望台に昇ってないんですがね。日時指定にするとフレキシブルな予定組めないし、昼に来て、夜の噴水ショー(Dubai Fountain)で2度も行くの面倒くさかったし。
かと言って当日券で入るのもコスパ悪いし、外からライトアップしたBurj Khalifaブルジュ・ハリファを見れればいいやって感じで、最上階はスルーしました。なかなかレアケースかもしれません。
夜、Dubai Fauntain(ドバイファウンテン)のショーの際に撮った
夜景版Burj Khalifa(ブルジュ・ハリファ)です。
EMMAR社が作っただけあって、宣伝もすごかったです。Dubai Marinaの建築を手がけただけあります。
☆Dubai Fountainドバイ・ファウンテン
場所:Downtown Dubai ダウンタン・ドバイ
最寄り駅:Burj Khalifa/Dubai Mall Metro
ブルジュ・ハリファ/ドバイモールメトロ駅
世界最高で最大の噴水ショーです。
以前マレーシア/クアラルンプールに超短期留学した際に、ペトロナスツインタワーの噴水を見ましたが、それ以上のクオリティでした。正直、「たかが、噴水ごときになんでこんなに人が集まるんだ」って思ってました。
まさにOut of the blue/青天の霹靂です。光と噴水が織りなす幻想的なショーは、大変素晴らしく、機能美、規則的な美を表現するところと、ゴージャスで煌びやかなショーはさすが石油王の国って感じでした。
そんなわけで、心の中はそのクオリティを目にし、「まさかまさかの急展開」と衝撃を受けました。
動画の載せ方が分からないので、YouTubeから引っ張ってきました。
ちなみに、地上からは噴水ショーのすごさが伝わりにくいので、Dubai Mallの2階の端にあるApple Shopのテラスから見ることをオススメします。実際に、噴水時間の30分前くらいから店内で並び始めていたので、時間に余裕を持っていくことが正解です。
わりと穴場スポットで、ベルギー在住でドバイによくバカンスに行くという知人に裏スポットとして教えてもらったので、機会があれば皆さん是非Apple Storeで見学してください。
☆Dubai Mall ドバイ・モール
場所:Downtown Dubai ダウンタン・ドバイ
最寄り駅:Burj Khalifa/Dubai Mall Metro
ブルジュ・ハリファ/ドバイモールメトロ駅
これまた世界最大のショッピングモールです。そしてEMAAR Propertiesが手掛けています。だいたい全部、EMAAR社みたいです。最寄り駅から20分くらい歩くことになるので時間管理は要チェックです。
映画館、水族館からアイススケートリンク、日本からは紀伊國屋書店、セガ・ジョイポリスなどが進出しており、年間約4000万人が訪れます。
ここでの目玉は、またしても現地の激レアユニフォーム購入です。
前回も紹介したUAE代表の史上最高の才能であるOMFオマル・アブドゥルラフマン彼のネーム入りユニフォームがトップターゲットです。
2018年には、アル・アインのユニフォームは人気すぎて完売でした。彼はアル・アイン(UAE)からアル・ヒラル(サウジアラビア)に移籍していたため、そもそも販売しているか謎でした。
2番目のターゲットはUAE最強クラブ、アル・ジャジーラに所属する、これまたUAE史上最高のストライカーであるCFマブフートのユニフォームでした。
Dubai Mallにはたくさんのスポーツショップがあるので、とりあえずローラー作戦でしらみつぶしで店舗巡りをしました。アル・ヒラルはナイキ、アル・ジャジーラはアディダスとサプライヤーが違うので、本当に端からは時まで移動して疲れました。
が、しかし、公式サプライヤー全店舗に行ってもアル・ヒラルのネーム入りのオマル・アブドゥルラフマンのユニフォームは完売で、アル・ジャジーラのCFマブフートに妥協するか迷っていました。
モールの閉店時間が刻々と近づいており、残り45分を切っていたので時間がありません。
そして、珍しく絶対買いそうな顔をしている僕を見つけると店員が話しかけて欧州強豪クラブのユニフォームを見せて、アピールしてきます。「それやないねん。それは日本でも買えるんだわ。」
「アル・ヒラル、アル・ジャジーラ、UAE代表のユニフォームを探してるんよ。」って言うとたくさん見せてくれましたが、お目当てのOMFオマル・アブドゥルラフマンのユニフォームはどこも完売でした。
東アジア人がアラブ諸国のクラブについて語り始めたので、一瞬引かれましたが、数秒後には大歓迎でした。「サウジ出身の人はアル・ヒラルよりもアル・アリが強い」「チュニジア出身の人は、エトワール・サヘルだ」「モロッコはラジャ・カサブランカだ」日本で話せないアラブ諸国のクラブについてたくさん話せたので嬉しかったのですが、時間がありません。
最後のナイキショップに行って「日本からわざわざOMFオマル・アブドゥルラフマンのユニフォームを買いに来たんだ」ってのを伝えていたら、店員が「もしかしたら、アル・ヒラルのスポンサーのSun&Sund Sportsがモール内に入ってるからそこに最後行ってみな。」とラストチャンスを賭けて、Sun&Sund Sportsに向かいました。
なんと、さっきのアドバイス通り、アル・ヒラルのユニは確保できました。そして、ネームもあるということでしたが、、、
「閉店時間が近いからもう無理だ」ということで、ネーム入れるのは拒否られました。その店員の態度的に絶対だるいだけやんって感じだったので、もう少し偉そうなマネージャーっぽい人を探しました。その人に「遠い遠い日本から~」ってくだりをして、去年も変えなくて今年こそ!ってことで何とか同情を誘い、ネームプリントの許可を取り付けました。
ここで一件落着かと思いきや、今度はレタリングが足りないという去年と全く同じ展開でした。途方に暮れていたら、親切なマネージャーらしき人が、「オフィシャルじゃないけど、裏技的なこと(チート)を使えば、なんとかなるよ」と神の提案をしてくれました。
PCの画像検索からOMFオマル・アブドゥルラフマンのネームが見える画像をピックアップしました。そして、その画像のレタリングをコピーして、ショップ自前のPCで色々フォントを合わせたり、フォントサイズを合わせたりと公式のレタリングと見分けがつかないフォントが出来上がりました。(多分これやっちゃいけないやつです。)
倫理的に正しいとか、モラルが、、、とかもうどうでもよくなりました。2年も中東経由にして探し求めていたユニが目の前に出来上がるのですから。
登録名もUAE国内ではOMFオマル・アブドゥルラフマンはニックネームである「Amoory」と表記されることが多く、UAEではスタンダードでした。
中澤佑二選手(元横浜FM/日本代表)の登録名が「Bomber」になっているのと同じです。
ですが、日本でOMFオマル・アブドゥルラフマンを知っている人が少ないうえに、「Amoory」を知っている人は皆無だったので、正直に「OMAR.A」でプリントしてもらいました。
念願のユニフォームを閉店間際にゲットし、最高の旅の始まりになりました。店舗のマネージャーには心から感謝していました。ディスカウントダービーとかGold Souqでやっていたのに、いくら払ってもいいから作って欲しいと頼んでいる自分がいて滑稽でしたw
番外編 ホテルでのトラブル
ここでお気づきの人もいるかもしれませんが、怒涛の観光ラッシュで機内食を食べてからそういえば、何も食べていないことに帰りのメトロで気づきました。ってなわけで、ユニフォームでお金使ったことだし、全世界共通外れなしのマックで、晩御飯を済ませることにしました。マックと言えどアラブ限定のメニューや、ハラル用メニューもあり、面白かったです。
RIVIERA HOTEL(リビエラホテル)☆4
場所:Al Sabkha/Old Dubai
最寄り駅:Baniyasu Square Sta./Union Sta.
この地区は日用品や飲食店などがたくさんあり、ホテルもたくさんあるので、比較的手ごろな価格で泊まることが出来ます。日本人スタッフも駐在しているので、安心なホテルです。
(※空港から直接観光し、夜遅く22:30~23:00にホテルに到着したので、日本人スタッフの恩恵を受けることなく、チェックアウトしました。)
史上最大のピンチ。トランクの紛失
前回、紹介した、エミレーツ航空のバゲット配送サービス(約6000円)を活用して、空港に到着すると同時に、手ぶらで観光をスタートさせました。
そのため、ホテルに戻ったらトランクを渡され、荷物の整理できると思いきや、がちで【まさかまさかの急展開】です。トランクがホテルに到着してない。ということになりました。
大事件すぎます。翌日昼にはドバイからドイツ・デュッセルドルフに行かなければなりません。とりあえず、焦っている姿勢を見せ(ここは演技じゃなくてガチです。)、英語の弁が立つホテルの係の人にエミレーツ航空に問い合せて貰いました。ここで日本語スタッフが駐在してれば、最高の展開でしたが、もう定時で上がっていました。
何時に預けたのか、レシート、名前、トランクの特徴、サイズ感色々聞かれました。
見つかるかどうかはエミレーツ航空次第ということになります。とりあえず部屋に案内され、くつろごうとしましたが、トランクが無いので何もできません。辛うじて、ホテルの部屋着があったのでシャワーを浴びて待機しました。
ホテルロビーから電話があってので期待を胸に1階に降りて、トランクの生存確認を伝えられました。
「もう配達されたそうです。どこかで入れ違ったのかも知れません。」
「そんな簡単に済む話じゃないんよ」と思いながらも
「もっとちゃんとコンタクトとって下さい、、、」とお願いしました。
天に祈っていた一方で、頭の中は、トランクが無くなったらどうすればいいのか考えていました。
PCとiPhoneは手元にあるのでとりあえず、最悪の展開を回避するために、部屋で調べようとエレベータに乗ったその時でした。
奥に待機していたポーターが叫びました。「お!これじゃないか?青のトランクやんな?」と。駆け寄ってくれました。
なんでトランクがあるのに、無いことになっていたのか。なんでもポーターが交代した際に、伝達ミスで誰も気づかずに、ロビーの奥の方に管理されていたそうです。日本じゃあり得ない展開で、よくあるトラブルでしたが、死ぬほど焦りました。
なんとか一件落着で、長い長いドバイ観光はこれにて終了でした。
翌日ドバイ国際空港内でぷらぷらしながら、時間をつぶし、昼食は安定安心のHard RockCaféで食べ、ゆっくりとフライトを待ちました。
ドバイまとめ
結果、お金と時間がモノをいうことを実感する旅でした。
しかし露天商と色々喋ったり、アラブ諸国サッカー事情について話したり、トラブルにも遭遇しながらも、無事に次の目的地ドイツ・デュッセルドルフに向かえたので、終わり良ければすべて良し。です。
最高のアイテム、オマル・アブドゥルラフマンのユニもゲットできました。
次ドバイに行くときには、砂漠ツアーでラクダに乗ったり、四駆のジープで砂漠を走り回りたいです。UAE第3の都市アル・アインにも行きたいですね。(サッカー目的)
それではこのへんで、、、
ばいころまる~