【完結編】21-22アーセナル選手名鑑<FW編>
こんちゃ!どうもいったーです。
いやぁW杯の抽選会痺れましたね。
絶対には入りたくないグループに放り込まれました。あのプレゼンター1回自分で確認するから、手元がちょっと見えちゃうんですよ。
JAPANの「N」が見えた瞬間絶望です。
僕たちの4年間を返してほしいです。
と悲観的なコメント(そらそう)を並べつつも圧倒的弱者として挑戦できるんですから、むしろ勝てなくてキツいのは列強国の方々。
本気で勝ち抜けを狙うのなら、その意気込みがわかるようなメンバー選考にしてほしいし、柔軟にかつ戦略的に、しぶとさを表現しながら最高の試合をしてほしいですね。
森保さん。ここまできたらあなたらしいイヤらしい塩試合を見せてください。
お願いしますよ、、、
あ、分析官が足りないならタダで働きます。
いつでも会社辞めて飛び回る準備はできています。
と、話題の多かった代表weekでしたが、やっと僕たちのPLが帰ってきます。
アーセナルはまさかの最も渋いMonday Nightのゲーム。
吉報です、Monday Nightのゲーム、アーセナルは滅法強いらしくもう何年も負けてないとか。
それでは、21−22アーセナル選手名鑑FW編スターーッツ。
21−22アーセナル選手名鑑FW編
FW 9 Alexandre Lacazette アレクサンドル・ラカゼット(元フランス代表🇫🇷)
FW 19 Nicolas Pepe ニコラス・ペペ(コートジボワール🇨🇮)
FW 30 Eddie Nketiah エディ・エンケティア(元U21イングランド代表🏴)
FW 35 Gabriel Martineli ガブリエル・マルティネッリ(ブラジル代表🇧🇷)
FW 9 Alexandre Lacazette アレクサンドル・ラカゼット(元フランス代表🇫🇷)
■生年月日:1991/05/28
■契約:2022/06/30(5年目)
■前所属:オリンピック・リヨン(FRA)
■身長:175cm
■今季結果:(23試合/4ゴール/7アシスト)
アーセナルの兄貴分から正真正銘のキャプテンに今季途中に就任しました。
2列目のヤングスターたちにスポットライトが当てられがちですが、彼らが躍動できているのもCFラカゼットの存在が大きいでしょう。
ビルドアップの時には、CFのポジションから中盤まで降りてくることもあれば、サイドに流れ的点になることもあります。特に彼の得意なプレーは、“レイオフ”です。必ずと言ってもいいほど、
ミドルサードからファイナルサードに移行する際に、縦パスを刺すために出し手がルックアップしたタイミングで“門”に顔を出します。ディフェンシブサードからミドルサードのタイミングでも多々あります。
レイオフがなぜ有効かというと、CFラカゼットがワンタッチで落として、次にパスを受けた選手が前向きにプレーできることです。近年、相手のDFラインとMFの間である2ラインで受けるスペースと時間が制限されてきました。そのため2ライン間でボールを受けた選手は、ターンして前を向くのではなく、1列後ろの選手にボールを落とすことで、前を向いた状態でプレーさせます。
このCFラカゼットの職人芸“レイオフ”のおかげで技巧派集団の2列目OMFオーデゴー、ESR、サカ、マルティネッリが気持ちよく前を向いた状態でプレーができます。
そして皆さんが気を揉んでいるであろう、契約問題。
そうCFラカゼットは2022年6月末で契約満了になってしまいます。
個人的にはCFラカゼットと一緒にCLに行きたいので2年くらい更新してほしいです。
が、ここで問題発生。待望されたO30の選手と契約更新したらどうなるか察しのいいグーナーはわかってるはずです。OMFエジル、CFオーバといいなんとも契約更新後の彼らにはいい思い出がありません。
しかし、その状況と違うのは我々は悲願のCL出場のポールポジションにいるということ。
これは間違いなく大きなモチベーションになるはずですし、金銭的にもCFラカゼットに支払う給与もなんとか工面できるはずです。
感情的には絶対に更新してほしいものの、CFは点を取ってナンボの世界(CFラカのおかげで2列目が輝いているからヨシ!と矛盾してますが)。
安定してCL出場権を取り続けるならば、この30歳を迎えたCFラカゼットとこのタイミングでサヨウナラして、大物1点賭けするのも合理的ではあります。シンプルにCFラカゼット得点数(今季4ゴール)の寂しさは拭いきれません。まぁ、アーセナルのことになると合理的よりも感情的になってしまいがちなのですが。
今季はプレーに集中しているから、シーズン後に契約の話はしたい。と言っているCFラカゼットですから、その言葉を信じましょう。アーセナルへの愛着を隠さない彼なら、悲願のCLへ導き、契約延長という流れを演出してくれるはずです。残り10試合CFラカゼットから目を離せませんね。
FW 19 Nicolas Pepe ニコラ・ペペ(コートジボワール🇨🇮)
■生年月日:1995/05/29
■契約:2024/06/30(3年目)
■前所属:リール(FRA)
■身長:183cm
■昨季結果:(15試合/1ゴール/1アシスト)
移籍金8000万£が1人歩きして、めちゃくめちゃハードルが高く設定されているWGニコラ・ぺぺ。ちなみに昨季終盤は獅子奮迅の活躍で、大化けの予感プンプン。今季のユニフォームは君に決めた的なノリで、WGニコラ・ペペにしました。全く後悔してません。
今季の彼の見せ場は確実にホームvsウルブスの同点ゴールでしょう。
あのターンから流れるようなシュートまでの身のこなし。やっぱり只者ではありません。
あのゲームの当日早朝3時にお子さんの出産に立ち会ったそうですが、そのままボスに連絡し、「準備はできている、チームを助けたい」というメッセージを送ったというエピソードも推せます。
アフリカネイションズカップで離脱したことが幸いしたのか、代表からコロニーに帰還したWGペペを見た監督アルテタは彼は全く違う状態になって帰ってきたと述べています。
あのPLデビューで世界最強CBファン・ダイクを抜き去ったあの衝撃を絶対に忘れはしません。
あの盗まれた雨のCBダビ・ルイスが退場した憎きモリニュースタジアムでも先制点のゴラッソを決めていました。
あのコロナ明け後のアメックススタジアム、のちのチームメイトGKライアンから奪ったファーポストに吸い込まれていったゴラッソも。それもまたCFマ○イのGKレノへの悪質チャージ、MFゲンドゥージのCFマ○イへの喉輪に持っていかれました。
なんだかんだ隠れながら彼は自分自身の価値を証明しているのです。
いつも陽気で、いい意味でも悪い意味でも足元で受けて仕掛けるWGペペにぴったりな言葉があります。
“Dance with the ball.”
彼の独特の間合いから絶対左足に持ち替えるとわかっていても止められないドリブル。圧倒的な個の力で流れを引き寄せられる稀有な存在です。ペペのためにチーム設計したらレッズのサラー級だと思ってます。現実的ではありませんが。
とにもかくにも、地味にアーセナルがCL出場権を獲得するためのラストピースはDancer🕺として踊り狂うPepeを目にする時かもしれません。
FW 30 Eddie Nketiah エディ・エンケティア(元U21イングランド代表🏴)
■生年月日:1999/05/30
■契約:2022/06/30(5年目)
■前所属:リーズ・ユナイテッド(ENG)※ローン
■身長:175cm
■昨季結果:(11試合/1ゴール/0アシスト)
ロンドン出身でアーセナルアカデミー出身という生粋のグーナーかと思いきや、元々チェルシーアカデミーに所属し、身長が低いことを理由に放出された経緯を持つエンケティア。
着実にアーセナルアカデミーで頭角を表し、2017年にトップチームのプレシーズンに帯同することとなり、18歳にしてELグループリーグで公式戦デビュー。
最も印象に残ったのは、カラバオ杯vsノリッジで1点ビハインドの終了間際に投入され、最初のCKでファーストタッチゴールを決め、延長でも決勝点をあげ、アーセナルを勝利に導いた伝説があります。二クラス・ベントナーを思い出しますね。あのNLDファーストタッチゴール。
その後、19−20には可愛い子には旅をさせよということから当時2部にいた“エル・ロコ”率いるリーズ・ユナイテッドに移籍しました。途中出場から決勝点や同点弾などの勝ち点に繋がるゴールを決め続け、90分あたりのゴール数もリーグトップでしたが、ポジション争いした相手が悪かった。万能ストライカーのCFバンフォードでした。アーセナルも安定した出場機会が与えられなかったこと、トップチームFWの枚数が不足したことからシーズン途中でレンタル打ち切りを発表しました。
コロナ中断前の2020年2月vsエバートン(3−2)で当時はLSBだったブカヨ・サカからのクロスをジャンプしながら、体を開いてダイレクトシュート。まさにキング・アンリが終了間際に決めた2012年2月に決めたvsサンダーランド(2-1)のゴールそっくりでした。
アーセナルでは思いのほか素晴らしい思い出を残せていませんが、グーナーが彼に期待し続けているのには理由があります。U21イングランド代表で12試合14得点と、PL歴代最高得点記録保持者のアラン・シアラー氏を抜いて単独トップに躍り出たからです。(U21で活躍したらA代表に呼ばれるだろ!)異論は認めません。
ボックス内のクロスをワンタッチで仕留める稀代のワンタッチシューターに化ける可能性を秘めていますが、契約は2022年の今季限りです。後続にCFバロガン、タリース・ジョン・ジュルース、ビエレス、エドワード等数多くのストライカーが出番を待っています。
アカデミー産のストライカーの出現は最大のロマンですが、彼のフットボーラーとしてのキャリアもありますし、この夏にお別れを言うときが来ることになりそうです。CL出場権を決定づける追加点を途中出場のCFエンケティアが決めるという最高の演出が待っていることを信じています。
FW 35 Gabriel Martineli ガブリエル・マルティネッリ(ブラジル代表🇧🇷)
■生年月日:2001/06/18
■契約:2024/06/30(3年目)※生涯契約予定
■前所属:イトゥアーノ(BRA4部)
■身長:180cm
■昨季結果:(試合/ゴール/アシスト/CS)
大トリを務めるのはアーセナル愛を表現し続け、今季は特にギラギラと眩いまでのオーラを解き放っているWGガブリエル・マルティネッリ。
2019年にノースロンドンに辿り着いたブラジル4部からやって来た無名の青年は、今では誰もが憧れるセレソンの一員として2022年W杯予選を戦うまでになりました。2021年夏に開催された東京オリンピックは金メダルを獲得しましたが、ネットを揺らしたのは、PK戦のPKのみで、ハングリーな彼は自分の手で掴み取った金メダルとは感じていなかったでしょう。
しかしながら、今は違います。
LWGオーバメヤンの絶不調や規律違反等により、やってきたチャンスを彼は逃しませんでした。
10月vsニューカッスルRSB冨安の長めになったロブパスを初アシストに変えてくれました。
最も印象深かったのは12月16日vsハマーズ(2-0)のゴールでした。説明はいらないでしょう。ゴールシーンをどうぞ。
19−20好調でしたが、膝の怪我を負い、成長曲線が鈍るかと思いましたが、杞憂に終わっています。ここ最近は天性の得点感覚や献身的な守備だけでなく、ブラジリアンらしい足技のテクニックが光ります。足の裏を使うプレーはまさにフットサル仕込みの足技であることが見て取れます。
エネルギッシュで常に全力を尽くす姿は、レジェンドフレディの姿を思い出させてくれますし、なんたって左45°のコースから右足でファーポストに流し込む姿は、まさにキング・アンリ、全盛期のオーバメヤンそっくりです。今季オーバメヤンの退団によってアーセナルのシンボル的な番号になっている14番が空き番です。今の彼ほどアーセナルの14番に相応しい選手はいません。これは断言できます。グーナーであればどれほど14番が重く、そして選ばれし者のみが着用できる番号であるかを知っています。そんな全グーナーが切望している「ネクスト14番」それがLWGガブリエル・マルティネッリです。
ヤングスターがひしめく2列目では誰かがベンチに座ることになるため、本格的にCFにコンバートされるのでは?との噂もあり、実現すればまさにそのキャリアもキング・アンリそのものです。名将クロップも絶賛してちょっかいをかけてきますが、安心です。
インタビューのたびに「アーセナルで最高だ、自分が決められるとしたら一生アーセナルで活躍し、レジェンドになりたい。」と発言しています。
プレー面ではもちろんですが、LWGマルティネッリがグーナーで人気なのは、このアーセナル愛を貫き、表現しているからに他なりません。あと10年はサカ、ESR、オーデゴーらとともにアーセナルを引っ張ってくれるはずです。
なんだか、6月テストマッチでブラジルが日本と試合をするのでは?という噂もあるのでその時は、CBガブリエル・マガリャンイス、LWGガブリエル・マルティネッリという最高の陣容で来日してほしいですね。もちろん出待ちします。東京オリンピックの時は某ホテルの対応が非常に残念だったので、評判の良い某横浜のホテルか、都内の別のホテルに来てほしいですね。
その時は、ホペイロが最高の人でコーチを呼んできてくれて話せました。(第二外国語をスペイン語選択にしてた甲斐がありました。なんとか伝わります。ポルトガル語ですが。)
まあ。やってきたのはリシャーリソンでしたが、、、
この写真はワクチン2回目接種で家で寝込んでたら、大学の友達のグーナーから送り付けられました。悲しかったです。(ちゃんとその後チェルシー戦のゴールシーンのサイン入り写真をもらいました。)
それではこのへんで、、、
ばいころまる〜