見出し画像

初心者が3Dプリンタでブルアカファンアートの「光の剣」を作るまでの軌跡

Abstract

愛するべきゲームブルーアーカイブが2周年を迎え、公式でファンアート大募集企画が行われた。その一環で登場キャラクタの天童アリスの固有武器「光の剣:スーパーノヴァ」を稼働するレーザーポインタとしてリアル世界に実装した。

これに至るまでの3Dプリンタで作ったいろいろの軌跡を残すことで、成長を感じようと思う

Introduction

2022年のブラックフライデーに3Dプリンタを購入したまに使っていた。
プリンタは「Creality Ender 3 V2 Neo」。
モデリングは未経験でCADは「Fusion360」。

個人的にこういうのが欲しいな、を作ってきた。
略歴として工業系の道を進んできたが、ソフト系の人間なので具体的なモノづくりはほぼ未経験。

3Dプリンタの調整事項

・印刷速度
表面のディティールとか加工精度とかはそこまで気にならないものが多かったので、デフォルトの50mm/sから150mm/sに変更した。
印刷速度も3倍とはならないものの現実的な時間で印刷できるようになった。

Curaの設定

・初期レイヤー速度
印刷速度を上げたせいなのかは不明だが、最初のレイヤーを印刷しているときにめくれあがってきてしまうことが多くなった。
初期レイヤー速度を下げると、頻度がだいぶ下がった(設定後1回のみ)。
印刷する形状にもよるだろうがいい感じになっていると思う。

Curaの設定

制作物

フィギュアスタンド

グッドスマイルカンパニーのフィギュアシリーズ「POP UP PARADE」を並べ
て飾るときに、デカいスタンドが干渉してスペースをとっていた。

手前が元のスタンド、今刺さってるのが制作物

そのため、省スペース用に2体のフィギュアを近づけておけるようにフィギュアスタンドを作成した。
角度を変更できるように、フィギュア用の穴の開いたパーツは回転できるようにしてある。

液タブスタンド

液タブ、デカくて置き場所に困る。
机の下に収納するためにホルダを作成した。
ネジで固定するために、あらかじめ穴をあけておいた。

机の天板に直接固定
液タブがスタンド事いい感じに収まる

ヘッドホンハンガー

液タブスタンドでこれ同じような設計でヘッドホンハンガー行けるのでは、となり作った。

ハンガーも天板に直接固定
コードとヘッドホンをかけても余裕ある

薄い本スタンド

薄い本を買うようになったので、保管する場所を作った。
薄い本は厚い本と違って背表紙があまりないので、所有感のために表紙が見えるように置きたかった。

スタンド本体
実際に同人誌を置いた様子

2段式にして、後ろの本の表紙も半分くらい見えるように設計。
保管数/体積はそこまで良くないが、いくつも作って並べるといい感じになる。ジャンル別で置いたりすれば、検索容易性もある。

ブルアカファンアート「光の剣型レーザポインタ」

初めての稼働物でいろいろ苦戦した。
詳しくはこちらの記事

Conclusion

設計の知識などはなくても、なんとなく形のイメージがあれば設計できるのでハードルは低い。3Dプリンタも、1度だけFWが吹き飛んだだけでそのあとは特に問題なく使えている。

困ったことといえばプリンタを置くスペースくらいなので部屋が8畳以上ある人類は買うとよいとされている。手軽にモノづくり欲を満たそう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?