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2024年12月-2025年1月南北ベトナム縦断列車旅行 まとめ、感想のようなもの

結婚15周年記念も兼ねて、ベトナム南北縦断列車旅行しました。原付縦断ではありません。

連れ合いが現地で風邪を引いたことを除けば、大きなトラブルもなく、無事に帰国できて良かったです。

以下、感想など(長いです)
ですます調とだ・である調が混在してますが、直すのがめんどいのでそのままです。


各日の詳細

写真は各日のnote、日記に載せています。

ざっくり

ホーチミンでは開通したばかりのMRT(地下鉄)に乗ってみたり。

寝台列車では偶然にも海外青年協力隊の日本人の方と同室になったり(旅の醍醐味!)

ホイアンの観光客の多さに驚いたり。

列車の空調でダメージを受けたのか連れ合いは風邪を引いてしまい、現地で薬や上着買ってみたり。

フエで観光自転車に乗ったりローカルなお店で食事をしてみたり。

ハノイではベトナム中心地で社会主義国家の雰囲気を感じたり。

現在、「社会主義」を自称している国は、5つ。中国、北朝鮮、ベトナム、ラオス、キューバの5カ国である。

https://transit.jp/regular/theme/what-socialism/

ガイドブックなどには「旅行中に、体制の批判をしてはいけない」と書かれています。

気候、環境

ホーチミン(南部)の日中はTシャツでも暑いくらいでしたが、寝台列車の中や中部以北の夜は厚手の上着が必要でした。ユニクロのウルトラライトダウンは重宝します。

ハノイでは、日中、出歩いているときはTシャツでもいいですが、夜は長袖を羽織りたい感じです。

空気は悪く、遠くが白く霞むほどです。マスクした方がいいかもしれない。

ベトナムは大気汚染ワースト常連です。

ホーチミンは湿度もあったためか、なんだかキラキラした感じがあり、ハノイは掠れたような印象がありました。

お金、カード

ペットボトルの水1本が5,000〜10,000VNDです。
観光地や空港だと20,000VNDくらいです。
空港だと10,000VND=1$です。

だいたい、0ふたつ取って、0.6を掛けると日本円になります。
10,000VND→100×0.6→60円

昔は0ふたつ取って、2で割れば良かったあたり、円の弱さよ……。

私は暗算できないので両替電卓アプリ入れてます。

数年前の本にクレジットカードの普及率は5%以下と書いてありましたが、これはあくまでベトナム国内での人口あたり普及率の話であって、観光客が行くようなホテル、コンビニ、レストランでは概ねカードは使えました。

ただしカード手数料で3%前後掛かることも多かったです。露店などは当然、現金優勢のようです。

反省点としては、事前にRevolutカード作っておけば良かったなー。

https://www.revolut.com/ja-JP/cards/

https://www.revolut.com/ja-JP/


通信

Viettelの看板をよく見かけた気がします。MobiFoneやVietnamobileなども見かけました。

Viettelは旧電電公社のような立ち位置でしょうか、現在も国防省傘下であり、軍事防衛的側面もあるようです。

スマホの普及率も高く、人々の手にはスマホが多くありました。街中のカフェ客や、店の軒先、店の中で、しまいにはバイクに乗りながら(やめて欲しい)。

正確なデータはちゃんとは調べていませんが、なんかで見たような記憶だと2024年時点でベトナムのスマホ普及率は50〜60%、世界10位ほどのようです。5Gの看板も見かけたので、国としてもIT戦略のプライオリティ、IT投資意欲は依然として高そうです。

ドメインとしては、hoge.com.vn みたいな、TLDの下にccが付く形で運用しているところがあり、面白かったです。ドイモイ政策の影響なんだろうか、多国籍企業の参入障壁を下げる狙いなんかな。

食事

ベトナム料理はどれも美味しく、フォー、バインミー、ベトナムコーヒー、ホイアン名物ホワイトローズ、フエ名物、ハノイの名物ケーキ、枚挙にいとまがありません。

とくに葉物の使い方、レタスと共にハーブを巻いて、甘酸っぱいタレに付けて食べるスタイルが好きになりました。

ミントといえば、アイスやケーキに添えてあるイメージでしたが、食事として麺や手巻きの食べ物としての使い方が良かったです。ミント以外にも、様々なハーブがあってどれもいい役割をしています。

食感にも工夫があり、パリパリとした春巻きの皮を揚げたものを巻物やサラダに混ぜたり、柔らかい麺の中にナッツを入れたり、チャーハンの中にあられが入っていたり、口にするたび楽しめます。

北部はしょっぱく(そして味の素を大量に使う)、中部は辛く、南部は甘い傾向があるようです。

ベトナムはインスタント麺の消費量が世界第3位だそうです。エースコックが現地開発した袋麺HaoHaoはヒット商品となっており、コンビニやスーパーでもよく売られていました。1995年から現地で製造、開発を進めたエースコックはベトナム進出のひとつのロールモデルですね。

カフェもレベルが高かったです。普段は甘いものは飲まないんですが、ここぞとばかりにEgg CoffeeやらSalted Creamやらも試しました。クリーム系&クロワッサンのコンボの後、アラフォーの身体はややもたれました笑。Black Ice Coffeeを頼んだら、やはり甘くてBlackとは?となりました。

帰国して恐る恐る体重計に乗ったところ、たいして体重が増えていなかったのは嬉しい驚きです(500g程度増)。毎日よく歩いたのが良かったか。

それはそれとて、痩せねば……。

交通、道路

左ハンドル、右側通行です。

バイクは本当に多いです。バイクも車もクラクションを鳴らしまくっており大変うるさいです。クラクションは「今から俺がそこを通る」の意味で鳴らされます。

ホーチミンやハノイなど、市内は店先の前に歩道エリアもありますが、バイクが停めてあったり、プラ椅子を出してだべっていたりと、歩道として歩けることは少ないです。

道は段差が多く、ボコボコとしています。日本に帰国してからは道の平坦さ、スムーズさに感謝の念を改めて憶えました。

歩行者用の信号もありますが、あまり意味はなく、常にタイミングを見計らって道路を横断する必要があります。

待っていると、不思議と、バイクの群れの切れ目があり、そのタイミングで道路を渡ります。

GRABについては今更いうことはあんまりない気もしますが、タクシーとして便利です。たまに、GRABドライバーから通話が掛かってきて、ベトナム語で(おそらく)どこにいるんだ的なことを言われますが、ベトナム語がわからないので英語で返すほかありません。

個人的には旅行中よく歩きました。

2024/12/26: 9,895
2024/12/27: 12,296
2024/12/28: 5,846
2024/12/29: 14,019
2024/12/30: 13,084
2024/12/31: 10,413
2025/01/01: 22,147


言語

シンチャオ (Xin chào/こんにちは)とカムオン (Cảm ơn)/ありがとう)だけ覚えて、ほぼそれだけで乗り切りました。とりあえず最初にシンチャオ!と言ってどうにかしました。

観光地では英語も通じます。癖のある発音も多いですが、それはお互い様です。GRABドライバーはたまに英語は通じないです。

あとはGoogle翻訳やChatGPTを駆使しました。ありがとう文明。

現地で覚えた言葉:
声調が難しいので発音できる気がしない。

新しい - mới
新年なのであちこちの看板やポスターにこの文字があった。ドイモイ政策のモイもこれ。

エビ - tôm
なお、トムヤムクンはタイ語で以下の構成:
トム(ต้ม)煮る
ヤム(ยำ)和える、混ぜる、酸味のある
クン(กุ้ง)エビ

塩 - muối
塩コーヒーというのも定番らしい。

おいしい - ngon
軽く鼻にかかる感じてンゴン

ごはん(炊いた米) - cơm(コム)

Mì(ミー): 小麦の麺
例: インスタントラーメンや中華麺。
※ bánh mì(バインミーの「mì」=小麦

Bún(ブン): 米粉で作った細い麺。

Phở(フォー): 平たい米粉の麺。

alo(アローイ)もしもし

anh ơi / em ơi(アノーイ)ねえ、すみません、ちょっと


やり残したこと、しなかったこと

食系統は奥が深いです。
歴史関係もちゃんと勉強したいなあ。

  • 韓国系のコンビニエンスストア「GS25」に入ってみる

  • GRABでバイク呼んで2ケツしてみる(こわいのでやらんでもいいかも)

  • ローカルバスに乗ってみる

  • ブンチャー食べる、シャコ、海鮮、屋台、チャー、ドリンク色々試す、etc…

  • ダークツーリズム、歴史関係の深掘り


ベトナム関連の本、映画

たくさんあるけど、一部メモ
読んだものとこれから読もうかなも混在

映画

トラン・アン・ユン監督関係で。まずは「青いパパイヤの香り」
しっとりした抒情的な映画。フランスにセットを作って撮影したらしい。

米国視点の戦争もの映画も多い。



漫画

ベトナム戦争の描写も最初のほうにちょいちょいあるんだよね。


感謝

ファイブスタークラブの現地ガイド、ドライバーのみなさん、
偶然にもお会いできた青年海外協力隊のSさん、
ちょうど、私達の前にベトナム旅行していて、色々教えてくれた友人たち、TさんOさんHさんSさん

ありがとうございます!


次はどこへ行こうか

猫の街、イスタンブール
マルタのジャスフェス
ニュージーランド
モロッコ
などなどなど

国内も、山口県、大分、はとばす、などなど

行きたいところはたくさんありますね。
体が動くうちに、死ぬまでに、どこに行けるかな。
どこに連れて行けるかな。

#旅行
#海外旅行
#ベトナム旅行
#ベトナム

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