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ベースの基礎練習は必要なのか

こんにちは!

ベース講師のシロモトです。

今回は運指の基礎練習についてです。

指をスムーズに動かすスキルは、ジャンルや奏法を問わず必要です。

しっかりマスターすることで

・綺麗な音
・安定したリズム
・音に芯がでる
・指が疲れない
・音の強弱のコントロール
・速いフレーズに対応できる敏捷性
・動作が美しくなる

など、表現をする上でメリットしかありません。

逆におろそかにしていると

・音が途切れる
・リズムが崩れる
・アンサンブルで埋もれる
・モコモコしてフレーズが聴き取れない
・速いフレーズに指が追いつかない
・客観的に指の動きがバタついて下手に見える

など、デメリットだらけです。

でも、面白くない、効果を感じにくい、曲の練習でも指動かしているんだから、同じでしょ?

わかります。

しかし、これが全然同じじゃないんですね。

機能的な運指能力は、たくさん曲を弾いても、
たくさん指を動かしても、身につきません。

意識的に正しく反復練習することで、得られます。

脳は繰り返し入ってきた情報を覚えます。

雑にインプットし続けたものが、脳内で機能的に変換されて保存はされません。

バタバタ運指で反復練習していても、その動きが出力されるだけで、バタバタのまま指が速く動くようになるだけです。

ある日いきなり「綺麗になっている」なんてことはありえません。

そして、人の脳は複数の事を同時に処理できません。

1つ1つ意識を向けることで、脳が理解をし、他の知識やスキルと繋がりながら記憶されます。

そうやって、AとBのスキルが繋がりCになって、
と密になっていきます。

そうなってくると、さらに音楽は楽しくなっていきます。

長時間やらなくても良いんです。
曲を楽しむ前に、5分でも良いので基礎練習をしてみてください。

すぐに効果は出ませんが、半年後、1年後、
今とは違う自分になっていますよ^_^

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