【第30回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編
問題
木造住宅の住宅診断に関する次の記述のうち、木造住宅工事仕様書の仕様に照らして、最も不適切なものはどれか。
1 硬質塩化ビニル製の竪樋について、樋の経年劣化と併 せて、樋を固定している受け金物の緩みや劣化につい ても注意深く観察する。
2 硬質塩化ビニル製の竪樋について、竪樋の受け金物が 1200㎜内外の間隔で設けられていたので問題なしと判断した。
3 硬質塩化ビニル製の軒樋について、軒樋の受け金物が 600㎜内外の間隔で設けられていたので問題なしと判断した。
4 硬質塩化ビニル製の軒樋について、集水器に向けて下りの傾斜が見られたが、問題なしと判断した。
解答
正解 2
解説
1 適切である。縦樋に関しては、樋自体の変形や退色だけでなく、受け金物のサビやゆるみなどの劣化状況も確認することが必要となる。
2 最も不適切である。硬質塩化ビニル製の縦樋の固定は900㎜以 下、金属板製の縦樋は1200㎜以下となるように設置する必要がある。
3 適切である。設問のとおり。
4 適切である。硬質塩化ビニル製の軒樋に限らず、排水方向へ向かって勾配を取る必要がある。
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