女子力の格差を思い知った日

こんにちは!

服屋で試着して店員さんに「どっちか似合いますか?♡」と聞いたら「どっちでもいいと思います。(意味:どっちも一緒だよ)」と言われた、夢見る花子です。

「どっちも良いと思います。」と、「どっち『で』も良いと思います。」は、日本語一文字しか違わないのに、全く意味合い変わってきますよね〜。て思った。

はい本題!!

ここ最近、マッチングアプリだらけでしたが、花子、同業同期のお友達(女)に誘われて、男女2:2で飲んできました☆
合コン?いいえ、違います。
これは健全な飲み会☆

というのは建前で、花子は内心「あわよくば」と、期待に胸を膨らませて向かいました。

ちなみに、男性の片方は前に1.2回飲んだ事ある顔見知り。かつ彼女持ち。でも、掘り深い系の男前なんです。
(以下 呼び名:堀男)

そのため、もう片方の初対面の男性に期待。

そしてついに、
男性2人が私達女性陣の少し後に登場。
「ごめんねお待たせ〜!」

その姿を見るやいなや·····

(花子)·····いいね!!!!!

目が大きくて爽やかだ!
なんか雰囲気も好き!

しかも、相手は、大手有名メーカーの開発・研究職(片方の友達も同じく)というステキなお仕事。
「あのCMでやってる商品、僕が開発携わりました!」てやつっスな、まさしく。
世間体バッチバチ!(?) こりゃ力が入ります!!
(以下呼び名:CM)

*****

乾杯ー!と、
始まる男女2:2の飲み会。
そんなに他3人がすごく話しまくる方ではないので、「場を回さなければ!」という意識が働き、会話を回す側にポジショニングを決めた花子。

正直、今回の飲み会のメンツの仕事や容姿はかなりレベルが高い。そんな中に、仕事も見た目も十人並の花子は、ちと申し訳なさも感じますが、コミュ力だけはこの3人よりは多少はあるかも!
と勝手に自惚れていた。

そんな、厚かましい花子の自惚れは、
もう片方の女友達のハイスペックさにことごとく打ち砕かれる事になる。

ちなみに、私を誘ってくれた女の子は、同業の子で、佐々木希系統のかんわいい容姿の女の子。(以下呼び名:のぞみ)
その時点で、容姿だけでもかなり格差があります。
が、容姿だけではないんですよね·····!

*****

飲み会が進んでいく中で、趣味の話になりました。
堀男「ゴルフかな〜。ハマりすぎてて週4.5とかでいってる!スコア調子いい時は70とかいったよー」

花子(プロかよ!)

CM「ラーメン好きなんだよね〜!自粛中に、チャーシュー作ったりしてた!」

花子(チャーシューて作れるんや。)

のぞみ「韓国系アイドルに今ハマってて·····!」

全員「「「へー!」」」

のぞみ「あと、美容系の学校に土日は通ってる。」

堀男「え、どうして?」

のぞみ「メイクセラピーの勉強してて、高齢者のひとを綺麗にしたいの。おばあちゃんが亡くなった時に思ったんだけど·····。」

めちゃくちゃ良い子やん!!親しみやすい趣味もあって、でも自分の夢に向かって日々努力もしてて·····。素敵女子すぎる!!!

その場全員が、「おお〜!」と感心しておりました。

そしたら、堀男が私にも
「花子ちゃんは休みの日なにしてるの?」と質問してくれました。

が、振られて突如困った。
土日は婚活に力入れてますとか流石に言えないな·····。何してるだろ·····うーん、

花子「えー、なんか飲みに行ったりとか·····?(事実っちゃ事実)」

それを言った途端自分自身、思った。

え·····!!!
私、つまんな!!!!


ゴルフ(ハイレベル)、
チャーシュー作り、
韓国趣味と美容の勉強。
に続いて「なんか飲んだりとか」はひどい。

堀男「あ〜·····。」
ほら!会話広げようがなくて困ってるじゃん!
変な空気にしてしまった。(猛省)

あまりにもつまらなさ過ぎる回答しか出来なくて、自分自身にびっくりしたし、ショックだった。

これまで私は、
みんな自分に一番興味があって、自分の話がしたいんだから、人を気持ちよくさせたかったら、とにかくその人に質問を振って、話を聴いとけば大丈夫。と思っていた。

そのため、「自分の事を話す」という事に慣れていない事に気づいた。
「自分のことを面白い人」と思って貰えるかどうか。なんて考えはあまりなかったなあ。

でもそうだよな、「面白い人」と自分が付き合いたいなら、自分自信も「面白い人」でないとダメだよな。

ギャグセンが高いとかそういうことではなく、
「人として面白味があるかどうか。」
そもそも語れるような、面白い経験とか趣味って私あんまりないかも・・・。

なんだか、自分がとても浅くてつまらない人間に思えてしまった。

また、男性陣も態度が明らか。
堀男は、「CM、のぞみちゃんいいんじゃない?今度飲みに行きなよ。(悪気なし)」
となぜか二人をくっつけようとけしかける。
花子(あの、私もいるんですけど。。。)

ちなみに私がいいなと思っていたCMさんも、まんざらでもなさそう。

また、会話の中で、
のぞみちゃんがお酒が強いとか、日本酒好きとかいう話になったら、
CMが身を乗り出して「ならのぞみちゃん、今度日本酒飲みに行こう!対決しよう!笑」と冗談建前に、飲みのお誘い。
一方、私が話をしていると、
CMはどこかをぼーっと見たあとに「あ、ごめん聞いてなかった。」
という、興味ないのが丸わかりなリアクション。

これは態度違いすぎて泣きそうになるわ。

*****

ではここで、
のぞみと花子をわかりやすく比較してみよう。

【のぞみ】(絶対育ちが良い)
☆彼氏の有無:無し
☆容姿:佐々木希似の可愛い系美人。手足スラッとしてて細い。
☆性格:おっとりしてる。天然。積極的に話す方ではないが、品がよくて良い子。
☆趣味:観劇、韓国、美容の勉強
☆使用マッチングアプリ:東カレ(女性審査あり)

【花子】
☆彼氏の有無:無し
☆容姿:十人並(顔がプロレスラーに似ている)
☆性格:話す時、手のジェスチャーがうるさい
☆趣味:なんか飲むこと
☆使用マッチングアプリ:pとo。(わかる人にはわかる有名所アプリ。もちろん女性審査はなし。)

並べるとまあ、一目瞭然だな!!
でか、マッチングアプリ、まず東カレを使うってその時点でフィールドが違うのよ。

こうして、
圧倒的な容姿の差
面白くない自分の受け答え。
趣味の浅さ。
男性陣の態度の違い。

会が進めば進むほど、本当に自分が女性として価値がないように思えてきて、
「ネガティブ花子」が心の中で爆発しそうになっていった。

その日は、二軒目に行き、ほどなく終電までには解散した。

帰り際、のぞみちゃんに「CM君どうおもった?」となにげなく聞くと、
「うーん、良い人だとは思うけど身長が低いからあんまりそういう風には見れないかも・・・。」
そうですか。
貴方がそういう風に見れない人から、そういう風に見てもらえない私とは・・・。
(どネガティブはまり中)
でも、のぞみちゃん自身は本当に良い子で好きなので、今後も仲良くしたいと思う。

*****

後日、まあ、CMはダメだったとしても、
似たような人を堀男くんに紹介してもらうのは良い方法かもしれない。と、
堀男くんに
「CMくんみたいな人がいたら紹介してほしい」
と、連絡。
すると、堀男くんが
「どうして?」ときいてきたので(そらそうだ)、
「正直にCMくんが気になったけど、脈なさそうだったから。」と白状。
それに対し堀男くんが
「ならCMを飲みに誘ってみればいいじゃん。」と。

いや、でも絶対「みんなで飲みたいな。」とかいって遠まわしに断られるにきまってる。
と思いましたが、確かに可能性はほぼないにしても、0ではないもんな。
花子、お前はいつからそんな腑抜けになったんだ?

当たって砕けてこい!!!!

というわけで、CM君に「今度飲みにいこう」とline。

返事は、
「いいよ!でも、二人は緊張するからみんなで飲みに行きたいんだけどそれでも良い?(遠まわしなノーサイン)」

・・・でっすよねー!!

あまりにも予想通りすぎて、自分の俯瞰力に少し変な自信をもってしまった。
でも、不思議とショックではなかった。
くよくよ悩み続けるよりも、さっさと白黒つけて次に行く方が、いいに決まってる。
何かに支障きたしたり、誰かに迷惑をかけなければ、気持ちを伝えたり行動した方が、後悔もない。
堀男も、何かあればいつでも相談のるよ。と。良いやつだな。

うん、このスタイルで今後もいこう!
名付けて「当たって砕けまくる方式。」

世間一般的に見ると、のぞみちゃんよりも私は劣りまくっているけど、そればかり考えて落ち込んでも何にもならない。
でも、自分にとっての一番を見つけるために行動し続けるのは間違いでない。

一時、自信をボコボコになくしましたが、ほどなくして持ち直しました。
(割と自信をなくす事は多い。)

次や次〜!!

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