マッチングアプリの男性との地獄のデート
こんにちは!
朝会社に出社すると、マイデスクの上にゼクシィが置かれていた(会社の先輩からの施し)夢見るOL花子です。
今回は、
最早1ヶ月前になってしまいますが、マッチングアプリでお会いした、2人目の方との事を書かせて頂きます。
そう、これがまあ、地獄のデートだったのよ。
客観的に見れば大した事はありませんが、私にとっては非常に苦痛な時間でした。
その人は、歳は2つ上の方で、勤め先の業態が同じなど何かと共通点が多く、メッセージでかなり盛り上がりました。
名前は·····タカシさん(仮名)とでもしておきましょうか。
また、メッセージの中で、過去の少し踏み込んだ話もしてくれました。
それは、過去に同じくマッチングアプリで知り合った女性と付き合ったものの、浮気されてしまい別れた。というものでした。
だからなのか、すごく私のことを気遣ってくれている様子を感じ取り、好感を持ちました。
そこで自然と会う流れに!
当日は、お互いの中間地点で会うことにしました。
定番の金曜日夜。
お店は、向こうが「ここはどう?」と会う前日に決めて予約してくれました。
そこは、こだわりのある美味しそうなバルだったんですが、ちょっぴりお高めのお店でした。
正直、初回なので、適当にやっすい居酒屋で飲めればそれでいいと思ってましたが、
相手がせっかく選んでくれたのでそこにすることに。
もしかしたら向こうが奢ってくれる可能性もあるので、一応食べたい物よりも、極力安い食べ物・飲み物を選んでました。
ちなみに、会った時の印象は、まあ普通の見た目の方です。外見はあまりタイプではありませんでしたが、見た目に気を遣い、そこそこ小綺麗にされてるなーという感じはしました。とはいえ、今回の方は中身に惹かれてお会いしたので、そこはそんなに重要視していない。
そしてお店に入り、進んでいく会話。
前にも書いた通り、私は誰であろうが、初対面の方にはまず、自分から話題を振っていくタイプです。もちろん、相手が振ってくれるのであれば有難いに超したことはありませんが。
そして、会話をしていく中でふと気がつきました。
·····相手から会話のボールが返ってこないという事に。
つまり、私ばかりボールを投げているという事に。
初めは向こうもちょいちょい質問してくれてましたが、気がつきゃ·····
··········相手の話ばっかりやん。
こちらが球を投げたまま、返ってこない。いつまでそのボール持ってんだ。いい加減投げ返してこい。
貴方の同期の話とか、私にとってはどうでもいい。しかも、オチもない話で、最高につまらない。
私「へぇーそうー。うふふ、おもしろいですね〜。(帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りた)」
と、途中からずっとこんな感じでした。
この事から、
「会話がつまらない。」という事が、こんなにも私にとっては苦痛なのかと思い知らされました。
また、メッセージでやり取りした時に教えてくれた、タカシ(仮)さんの過去の浮気された話になると、どうやら原因は、「彼女に他に好きな人が出来た。」とのこと。特に遊びに行ったり関係性を持ったようでもない。
·····え、これ日本語にすると、浮気でなく「心変わり」てやつじゃないでしょうか?
と、喉元まで出かかって·····、そのまま吐き出してしまいました。
相手からするとどうやらそれも浮気らしいです。意味わからん。
そうこうしてるうちに、向こうが、
「お店替えようか!ここは一旦お会計しよう。」と言ったので、店員さんに伝票を持ってきてもらいました。
店員さんが、タカシさん(仮名)にこっそりと私に見えないよう伝票を渡しました。
それをタカシさん(仮名)は、私の目の前に開いて置いてきた。いや、まあ良いんやけどさ·····。
お会計金額は1万円ちょい。自分の財布の中身を見ると、千円札と一万円札が2枚。
(しまった、両替してくるの忘れた。)
不思議な間があり、
しかし、待ってるのも、千円だけ出すのも変なので、私はバーンと、一万円札を伝票の上に置きました。
(さあ、どうでるタカシ(仮名)さん·····?!)
デケデケデケデケー·····ドンっ!!!
タカシ(仮名)さんの手から出された金額は、
5000円(^ω^)!!!
そう、綺麗に割り勘。
いや、まあ良いんけどさ·····(2回目)。割り勘が普通やし。
でもなんというか、
高いお店をわざわざ選んで下さったのはそちらだし、歳上だし、多少は多く出して頂けるのかしらと期待していたので残念に感じました。
何よりも、ひたすらつまらない話を延々と聞かされ、正直この時間に5000円の価値はない!と思ってしまった。
無論、楽しい時間であればこっちが全額出してもいいと思うほど。しかしそうでない時間への5000円。
この5000円で一体何ができただろうあああ勿体ない!!!
どうせ割り勘なら、もっと自分が飲みたいもの食べたいもの頼んだわ!!
…と、いやまて。男性側の立場にたって考えてみよう。
私との時間がつまらなくて、
「こいつにお金を出す価値はない。」と思われたのであればそれは仕方ない。
でも、2軒目誘ってるので余計に訳が分からない。
もちろん、タカシさん(仮名)と2軒目に行くつもりはなかったので、
「ごめんなさい·····。急にお腹が痛くなってしまって·····。今日はこの辺で失礼してもいいですか?」と、見え見えの嘘をつき、さようならしました。本当にすみませんでした。
人と会って、気分が悪くなることは滅多にないのですが、この日は帰り道とてもムシャクシャしました。
「このままでは後味が悪い。口直しをしたい。」と思い、誠に勝手ながら、近所に住んでる会社の後輩に「もし空いてたら、この後軽く飲まない?」と連絡。
有難い事に、速攻YESと返ってきたので飲むことに。
会うと、「今日ちょうど、花子さんに話したい面白い話があるんですよ!」と言われ、
聞くと、
その後輩が外回り中(営業なので)、得意先近くの温泉に入っていたら、車のGPSで居場所がバレたようで、上司から「温泉は気持ちよかったですか?」という恐怖のメールが来たという話。
声を出して笑った。おかげで、口直しどころか大変気分が良くなりました。
人に自分の話をする時は、これくらいオチのある面白い話をしてくれ、タカシ(仮)さんよお(何様)。
後輩には、急な誘いに来てくれたのと、こちらが先輩でもあるので、気持ちよく居酒屋代を6500円全奢りしました。
さっきのくそつまらん時間への割り勘5000円よりも、こっちの6500円の方が何倍も私にとっては価値があるなーと思いながら。
そしてその後、後輩と更に飲み、結局二人でワイン2本をあけ、翌日私は二日酔いになりましたとさ。
~[完]~
【今回のコスト】
☆時間・・・約2時間
☆お金・・・5000円(居酒屋割り勘。後輩奢り代は含めない)
タカシ(仮)さんからは、後日またお誘い頂きましたが、お断りさせて頂きました。
また、この時は感情的になり、冷静さを欠いていたので、時間が経ってから今回の事を振り返ることに。
こういう時、全て相手が悪い!と思うと、なかなか悲しい人間になるのと、結果的に何事も上手くいかないと思っています。
私とは価値観が合わなかっただけで、人によっては、タカシ(仮)さんはとても良い人であるはず。
長くなってしまうので、これはまた別記事にしますね!
では、ばいばいちゃ〜☆