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私がオーストラリアに留学した方法。動画作成完全マニュアル

How's it going ?? みなさんこんにちは!
大宮玲.央奈 / REONA OMIYA です。

前回は私のチームが決まった事がメインだったので、移籍の流れについてはザックリでした。
前回の記事はこちら
ということで今回は、
実際にどうやって移籍したのか?
ということについてお話ししたいと思います。

〜移籍までの全体像〜

前回のブログを読んでいただいた方は、しつこっ!ってなると思いますが一応おさらい。笑

①自分のプレー動画を作成する
②エージェントを決めてエージェント契約し、プレー動画を送付
③興味を示してくれたチームへのトライアルの日程決め
④渡航日までに各種手続き
⑤いざ出発してトライアル参加
⑥チームとの契約締結

でしたね。
各項目詳しく書く為に前後半に分けるので、今回は①②③を!

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①自分のプレー動画を作成する
①-1. プレー動画って何?

これ、1番最初にやるべきことです。
海外行ってみたいな〜どうしようかな〜と思った時点で少しずつ自分のプレー動画を切り取り始めてもいいくらいです。(私の反省も込めて笑)
そしてなにより、時間がかかる!たった10分弱の動画にする作業が、どんな手続きよりも時間がかかりました。
なんでそんなに時間がかかったのか。
なんと、過去1年間で練習試合を含めた自分が出場している全ての試合を見直したから。わお!!
人それぞれだけど私にとってはこの動画が海外挑戦の扉を開ける鍵だったから妥協はしたくなかった。
ありがたいことに移籍前に私が所属していたちふれASエルフェン埼玉では、全選手が週に1度は試合ができるように日程を組んでくれていました。
そしてすべての試合のデータを保管していたので、膨大なデータから自分がいいと思ったプレーをじゃんじゃん切り取っていきました。
自分がボールを触っている時間は数秒なのでそれをつなぎ合わせて、「なんだこの選手!実際に見てみたいな!!」「君が欲しい!!」と思ってもらえるような動画にします。
ここで興味持ってもらえないと始まらないからね。
試合後に毎試合見直していてある程度自分のプレーは覚えてたから倍速で見てたけど、朝仕事行って終わってすぐ練習行って帰ってきてから編集するっていう生活2〜3週間はしてたなぁ。。

①-2. 動画作成方法

方法は2通り。自分で作るか、作ってもらうか。
大学の時、サッカー部で分析係を担当していて試合の分析動画を作ったり、大会毎にモチベーションビデオを作ったりと動画編集が人よりも少し好きだった私は自分で作る一択。
私はあまり知らないけど代行サービス的なものもあるらしい。
MacユーザーなのでiMovieでの説明になるけど、MacかよWindowsだろ!って人とか電子機器触れると絶対に静電気発生させる体質の人とか、その時間にもっとDAZN見ようぜ!みたいな人はこの項サラッと飛ばしてね!長くなりそうだから覚悟して!
リーグの動画載せて問題になったりしたら嫌だから、私がオーストラリアに来て人生初行ったサーフィンを例にします、置き換えてね。笑

iMovieを開いて新規プロジェクトを立ち上げるとこの画面になります↓

スクリーンショット 2020-02-20 15.27.52

赤丸のところ。メディアを読み込みます。
自分の動画が保存してあるところから入れたい動画を読み込むよ。

スクリーンショット 2020-02-20 16.10.38

実際に見て欲しいプレーよりも少し前から切り取ります。
試合中の音(サポーターさんたちの大歓声ありがたや〜)は一応消しておきます。オーディオを切り離してから削除。
次に一体どれが自分なのかを伝える為に(海外の人はみんな一緒に見えるよねってやつを避けたい)印をつけます。この作業したことでわかりやすくて良いよって褒めてもらえました。
動画のわかりやすそうな位置で右クリックしてフリーズフレームの追加。
少し前から切り取るのはこの為でもあるよ。

スクリーンショット 2020-02-20 16.24.41

フリーズフレームは1.3秒追加したって画像に書いたけど2秒くらいの方がいいかも。お次は印をつけていきます。

スクリーンショット 2020-02-20 16.47.07

はいっ、一気に行きましたね。笑
まずフリーズフレームを切り離す。一本だった動画がここで3つ(フリーズに入る前・フリーズ・フリーズ終わった後)に分かれます。
それを一段上のレーンにドラッグして置いておきます。
その抜けたところにタイトルテキストを入れ込みます。タイトルテキストで動画に「○」を挿入します。なのでフリーズフレームとタイトルテキストは同じ秒数にしてください。

スクリーンショット 2020-02-20 17.18.53

また少しややこしいですね。
テキストに ◯ と入力して見やすい色に変えておきます。
フリーズフレームを選択すると右側にこんな画面が出て来ます。
❶クリック
❷ピクチャ・イン・ピクチャを選択
❸入れ替えるを選択
そうすると◯のテキストが自由に移動できるようになります。
❹0秒にしてください
❶〜❹ができるとテキストが画像として認識されるので自由に大きさを変えたり好きな場所に移動できるようになるわけなのですが、もう何も考えずにパターン化させちゃってください。笑
これを見て欲しいプレーひとつひとつにやっていきます。果てしないね。でも明るい未来のために今がんばっとこ!!と思って作ってました。

内蔵されてるiMovieって好きなところに文字入れれなくて機能も限られているので色々調べた結果この方法になったのですが、もしもっと簡単な方法があればぜひ教えてください!!
そして完成したのがこちら
へっぴり腰でダサいし浅瀬すぎるけど初めて立てるのはすごいって言ってもらえたら嬉しい。笑

こんな感じでまず最初にやるべき動画作成は以上になります。
自分なりにわかりやすくしたつもりだけどもしわからなかったら遠慮なく聞いてください。
はい次!!

②エージェントを決めてエージェント契約し、プレー動画を送付する

私はオーストラリア挑戦をするにあたって去年からオーストラリアでプレーしている福丸智子選手尾田緩奈選手に話を聞きました。
そしていざ決意することになるのだけれど、二人がエージェントを紹介してくれることになりすんなりエージェントが決まりました。
この二人には本当に助けられてます。それは今も!!
本当にありがとう。
私の反省としては、エージェント会社ってオーストラリアの中でも意外とあるからもう少しいろんなエージェント会社に話を聞いて自分の中である程度基準を作ればよかったなと思ってます。今更。
否定するわけでも悪いってわけでもないですが、やっぱりまだ女子サッカーのエージェントって副業でやってるような場合が多いので、今回初めてエージェントをつけてみて選手だからわかる目線だったり自分だったらもっとこうするなとか不安なこととか沢山気づくことがあったのも事実。
ただ言葉がわからないし、チーム決まったし、めちゃくちゃ感謝していることも事実!

エージェントと契約したら作っておいたプレー動画を送付します。
約10分とデータが大きいので私はデータ便を使いました。
もうこうなったらあとはエージェントを信頼してあとは待つ&祈る。

③興味を示してくれたチームへのトライアルの日程決め

祈りが通じて、時間かけて作った動画のおかげもあり、興味を示してくれたチームが出て来たらトライアルの日程をチーム・エージェント・本人で決めていきます。自分がいつ頃から行けるのかを伝えておけばスムーズに行くと思います。
私の場合は片道切符で最悪チームが決まらなくてもそのまま1年間はいる!と決めていたので初めからワーキングホリデービザで渡豪しましたが、オーストラリアの場合観光ビザでも3ヶ月いれちゃうので不安な人は一回行ってみるのも手なのかも。帰ってこないといけないからその分航空券代かかるけどね。笑

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①〜③までのまとめ

えーーーーっと、長かったね。
でもこれを読んで海外挑戦したいけど、不安が勝ってしまってる人が減って欲しい。本当に世界は広いよ!
まず動画を作る。これは今からでも始められること。
しかもこの動画のいいところはね、サッカーで少し悩んでしまった時や自信を失いかけてる時に見返してみてください。自分ってこんなプレーできてたんだな、楽しそうだな、のびのびやってるなってちょっと見失いかけてたものが蘇ってくる。約10分の動画に自分のサッカーがモリモリ詰まってます。
そしてエージェントを選んで契約して、作った動画を送る。待つ。待つ。祈って待つ。食いついた!よし日程決め。
この待ってる時間ってとっても長く感じてしまうけど、ここでいかに気持ちを切らさずにいい準備ができるか。
本人が見てるかわからないけど、私の仲間にすごくモヤモヤしたりしながらも今もちゃんといい準備をして待っている選手がいます。本当に尊敬しているし、彼女なら絶対に輝く未来の扉を開けることができると信じてるからね!切らさないこと!!(余談挟みました)

というわけでこ〜んなに長い文を、最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は④〜⑥について書く予定です。

Have a G'day !!

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REONA
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