友達記録♯2
その子との出会いは中学校への入学、慣れない環境下でのことでした。 大きな声、ずっしりとしたボールのぶつかる音、跳んでも上にとどかないくらい高いネット、その中で当たり前かのようにボールをコントロールしている先輩、人一倍楽しんでいる面白そうな先生。そこで出会ったのは、 お母さん感のあるAちゃんと学年委員長を務めていたBちゃんでした。
※2人だけではありませんが、この2人がメインなので2人だけ書きます。
まず2人は……
背が高かった。
当時私はかなり小さくおまけに丸かった(丸いのは割と今も)
だから、背が高い2人が羨ましかった。
そして
頭がよく、人望があり、おまけに
すごかった。
とにかくすごかった。
完璧だった、かっこよかった。
2人とは気づいたら毎日一緒に帰る、下校一緒は当たり前。
ごく普通…とは少しだけ違うような三人組ができていた。
クリスマスが近くなった平日の帰りはお互いのプレゼントを買いに行く、お互いの誕生日が近づいた休日も。
平日の帰りにコンビニに寄って買い食い…からの顧問にバレて次の日の休み時間フルで怒られる…なんてことも(笑)
そんな2年間を過ごし、気づけば部活引退の年3年生突入、Aちゃんは副部長に、Bちゃんは部長になっていました。
この頃にはAちゃんより10cmくらい高くなり、Bちゃんと同じくらいの高さになっていました。自分の成長期、恐るべし。笑
あっという間に梅雨が明け、引退試合当日、肝心の大黒柱部長は
(名目上)体調不良で早退。
この時はまあ昨日からコンディション悪かったし、仕方なし、!
この時こう思ったことはいまだに後悔してます。
負担をかけすぎた、疲れているのに気づけなかった。
自分ばっかり相談した、全然話をちゃんと聞いていなかった。
Bちゃんは、この日以来全然学校に来なくなってしまいました。