映画「ヘヴィ・トリップⅡ」
先日、「ぼくとパパ、週末の約束」を観て、2024年で最も満足度の高い作品だったと感想を書き、本年の映画鑑賞はいい感じで終わるはずだったのだが、急に時間ができたものだから、映画を観ることにした。
う~んっ、悩む。人気は「はたらく細胞」か。「正体」は年末か年始に妻と行く約束をしたし。これだ!! という映画がない。う~んっ、困った。
「ヘヴィ・トリップⅡ」
まったく知らない。けれど、ヘヴィメタ好きの血が一瞬で騒いだ。うんっ、これだ。今日はこれにしよう!! とそれまでの迷いがきれいに消えた。
いざ、鑑賞。
笑える。超笑える。B級映画の王道である。
あえて不満だったのは、もっと演奏を聴きたかった、ということ。映画館だから音も良いし。もっと、ヘヴィメタを聴きたかったな。
ストーリーはフィンランドのライブに出演したことのないヘヴィメタルバンド「インペイルド・レクタム (直腸陥没)」がノルウェーの刑務所から脱獄し、フェスに参加する……というハチャメチャなストーリーなのだが、音楽ビジネスの裏の顔を取り上げるなど、単なるおバカ映画でもないのだ。
そして、あのBABYMETALも出演しており、ライブだけでなく、台詞もけっこうあって、少し驚いた。
僕が一番年上かな、と思っていたのだが、明らかに年上と思われる人が多かった。老夫婦もいた。ヘヴィメタ好きの年齢層は高いようだ。
満足度は高かったが、オススメ度は不明。かなり、マニアックだから。それに少し下品だし。
ヘヴィメタル好きで、馬鹿馬鹿しいB級映画が好きなら、きっと笑える。いやぁ、スッキリした。