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南琢也展(京都dddギャラリー)

 先週末に坂本龍一展を観たばかりだったので、偶然目にしてふらりと立ち寄った本展は、とても興味深い企画展でした。坂本龍一が音楽と映像を組み合わせる上で大きな信頼を寄せていたクリエーター高谷史郎さんの存在は知っていたけれど、南琢也さんの存在は知らなかったので、偶然ではあったが良い出合いだったと思う。 

 坂本龍一に関わるポスターやジャケットのデザインはとても繊麗されており、シンプルでカッコいいですよね。それを担っていたのが南琢也さん。坂本龍一が南琢也さんを信頼していたことは、ご一緒した作品の多さが物語っています。素晴らしい関係性だと思います。もちろん「音を視る 時を聴く」のポスターも南琢也さんです。

 COCON烏丸3階の京都dddギャラリーで4月2日まで開催されています。しかも無料です。ギャラリーってこの年になっても何となく緊張して入りにくいのですが、こちらはとてもオープンな雰囲気で入りやすいです。

 何だか宣伝みたいな文章になってしまいましたが、先週末に坂本龍一展に出掛けて、その数日後に坂本龍一のポスターやジャケットに大きく関わった南琢也さんの存在を知ったことは、偶然なのだけれど偶然に思えなく、とても嬉しい気持ちで書いた次第です。

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