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松下塾 第一回(2024.9.15)

 松下育男さん主催の座談会に参加してきました。松下塾の第一回。
 
 聖蹟桜ヶ丘の喫茶店「ケトルドラム」は20席ほどですが満員御礼で、年齢層も幅広く、静かな熱気に包まれていました。僕が最年長ではないかと思って出掛けましたが、もう少し上の方もいらっしゃいました。

 内容は「初めて詩集を出すことについて」で、嘉陽安之さん、谷口鳥子さんがゲストでした。詩集を出されるまでの経緯や詩に対する思いをお聞きすることができて、とても参考になりましたし、良い刺激も頂きました。

 書きたいから書いていた「詩を書き始めた」頃と詩集を出して評価されたいという思いの変化はリアリティがあり興味深かったです。一方で評価されるため、賞を獲るために書いている訳ではない、という思いも本質で、書くことはなかなか難しいものだな、と改めて感じました。

 詩集を出す予定は今のところありませんが、僕もいつか出したいなという思いはあります。ただ、今日の座談会に参加して、道のりは甘くないなと実感しました。詩集を出すことを目標にしたいと思いましたが、詩集を出すことが目的ではないとも思いました。

 書きたいから書いていた「詩を書き始めた」頃の気持ちを大切にこれからも書き続けます。あとは嘉陽さん、谷口さんもお話しされていたように「タイミング」だと思います。

 個人的には、今も詩を書くことが楽しいです。仕事の疲れも詩を書くことでリセットされます。誰かに評価さるかどうか、ではなく、生きていく上で、僕には詩が必要なのだと改めて気づくことができました。

 松下さん、嘉陽さん、谷口さん、ありがとうございました。

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