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推しの「お渡し会」なるものに行ってきたレポ!


⚠️前半お渡し会に至るまでの経緯、後半はガッツリ接触レポです。
⚠️苦手な方はご注意ください。
⚠️オタク構文全開、文章の途中途中敬称略してる部分があります。
⚠️全て個人的な感想・見解です。




7月31日。
この日は我が推し・新木宏典さんのフォトブック『〝新〟発見 丹波ガイド』の発売日でした。

発売を記念して東京・大阪の2ヶ所で開催されたのは新木宏典さんによる「お渡し会」なるもの。

つまりは全オタクが恐れる"接触イベント"です。
(オタク特有クソデカ主語)


そもそも私が新木宏典さんもとい荒木宏文さんを好きになったのは3年前の2020年1月。いや、荒木さん自体を知ったのは1月だったけど、本格的に役者さんとして推し始めたのは多分同年の6月ぐらい。

そして直後コロナ禍。

もちろん接触イベントなんて以ての外、荒木さんは「全力で楽しめないなら開催する意味が無い」というニュアンスの信念がある方なので個人イベント系が全くない3年が続きました。

これが正直めちゃくちゃしんどかった。(勿論仕方の無いことだけど。)

いいえ、これが当たり前だと思って生きていた。
私にとって荒木宏文とは雲の上の存在、会えない存在、言葉を交わせない人類、そんな認識でした。

オタク的 推しキャラと中の人の位置図解

これめちゃくちゃ個人的な話です。個人的に感じることですが荒木さんが2.5に出ること多いのもなんとなーく自分の中で関係ある。2.5で舞台の上に居る荒木さんは「キャラクター」でしかない。荒木さんに会いに行きたいから舞台を観に行っても中々荒木さんとは会えないんだな…。

そんなことを3年ぐらいずっと思ってたわけです。

それでようやくコロナも第5類に引き下げになって、今年になって私は初めて荒木さんの4年ぶりのバースデーイベントに出陣。その時色々あって初めて私は荒木さんと言葉を交わしたわけですが、ほぼパニック状態で言いたいことも言えないこんな世の中じゃPOISONという感じで幕を閉じました。この話はちゃんと話したら長くなるので割愛しつつ以前描いたレポは置いておきます。

この日に3年ぐらい積み重なってた愛が爆発し、3年間推してて良かったなぁと本当に実感したわけです。


────そして8月5日のお渡し会。

この日の東京は、暑すぎる所ではなく最早痛い日差しと無風時々熱風という感じで人体に異常をもらたすだろという天候。

この暑い中、私の緊張は最高潮。
ぶっ倒れなかったのが奇跡と思うほど気がおかしくなりそうでした。


今回のお渡し会、システム的にはフォトブックを3冊買うと新木さんに名前入りサインを頂ける、ということで。
私は誘惑に負けて事前に3冊券×2回分を購入。

後悔したくなかった等と供述しており…

そしてなんと当日に3冊券を更に1回分追加。
1冊4,000円のフォトブックを全部で9冊(家に帰ると2冊待っている)、つまり……いや、何も言うな……それ以上考えてはいけない……。

当日券。挙動不審になりながら購入した。

最初の回が14:30。次の回が17:30。
時間的に厳しい人は、回数券を一気に消化することも可能とのことだったが私は間を空けてお話したかったので2回に分けました。当日券も2回目の時間に使うことに。

13時には会場である渋谷TSUTAYAに到着。
慣れない都会で迷わないよう、時間まで渋谷TSUTAYA7階のカフェで時間を潰しつつぶっ倒れないようにカロリーを摂取。この日注文したサーモンクリームパスタは全く味がしませんでした。中々喉を通らずずっと吐きそうになりながら初めて40分かけてパスタ食った。

この1回目のお渡し時間までがあまりにも地獄だった。恐怖。何も喋ってないのに襲いかかる後悔。体調がめちゃくちゃ悪かった。いやこれから推しに会うのに。皆なんで冷静で居られるのか?気が狂いそうだった。気を抜くと発狂しそうだったので1人で俯いてパスタを噛み締めた。誰とも喋りたくなくてフォロワーを見かけても自分からは声をかけず…陰キャの極みみたいな行動をしてました。

私がお渡し会前に誓ったこと。

①元気良く
②大きな声で
③ゆっくりと

(オタク決意の五七五)

私は伝えたいことが多過ぎるとめちゃくちゃ早口になる、典型的なオタクです。だからまず落ち着いて、元気で押し切ろう!!という感じでした。


開始十数分にして既に若干時間が押してる事態。
新木さん、ファンの皆様に一人一人丁寧に接し過ぎる所があるのでこれは想定内。

集合時間の14:30を20分程過ぎたあたりで番号が呼ばれ待機列へ。


暑い。



え?死?
お渡し会に並ぶ列は日陰とはいえ外。
しかも無風。もはやサウナ。

しかし暑すぎて思考が溶けて、逆に緊張しなかった。
逆に良かった、逆に。

緊張と暑さって暑さの方が勝つんだね…。

新木さんにサインを貰う際、宛名を何にするか書く用紙をスタッフさんに頂いていたので、まず1回目は苗字平仮名を書きスタンバイ。


列が進み、お渡し会が行われているイベント会場へ入る。会場が思った以上に静か。本当にここに新木宏典は居るのか???暑すぎて新木宏典所じゃなかった脳が少しずつ室内の涼しさで働きを取り戻します。

荷物を預け、金属探知機でのボディチェック。
なるほど厳重!!

そうだよね、推しに何かあったら怖いもんね…。


新木さんが居るであろうエリアはパーテーションで区切られ、スタッフさんが立っているので中は見えない仕様になっていました。新木さんと対面する直前に、3冊券を買ったのでスタッフさんに抽選をどうぞ、と言われるのですが正直もう抽選とかどうでもよくなって抽選iPadの画面を連打。勿論ハズレでした。

多分だけど、このパーテーションの奥に新木さんと、自分の前の人が待機してるんだろう…。
前の人がどんな感じで話すのかちゃんと見ておきたいな…。

「お待たせしました、次の方中にどうぞ。」

スタッフさんに声を掛けられスッとパーテーションの中に入ります。


ダイレクト・オブ・新木宏典。


もうそこに居た。
前の人なんてもう居なかった。
突然のミーティング新木宏典タイム。
あまりにも衝撃的過ぎて事態を把握するため一瞬硬直。


「あ…ああ…!!!」


クソデカ感嘆。
これ以上の感想がもう出ない。


だってそこに居たのは紛れもなく
あの"新木宏典"さんだったから…!!



⚠️ここから接触レポになります。覚えている限りの会話を描写しております。苦手な方はご注意ください。


ーーー

私「よ…よろしくお願いします!!!!!!(大声)」
新「はい‪w‪w‪すごいね、そんなTシャツ作れるんだ?‪w‪w‪」

(※表面に文字、裏面にイラストを入れたTシャツを作っていった)

私「はい!!!裏面もあります!!!(大声)」
新「え、見る!」(サインを書く手を止める)
私「(後ろを向く)」
新「すごい!…あれ?ねぇ、もしかして俺にそのイラスト送ってくれたことある?」
私「!!!?あ あります!!!ありがとうございます!!!!!(今年1大声)」
新「ふふ、そうだよね〜」(サインを書きながら)

私「あの、私、3年前から好きで、ずっと会えなくて、会えてすごい嬉しいです!!」
新「そっか、コロナ前からだもんね〜…。」
私「はい!!!!ありがとうございます!!!(?)」

新「またイラスト描いて送ってね。」
私「勿論です!!!!また3時間後ぐらいに来ます!!!ありがとうございます!!!!」


ーーー



以上。


いやもう顔が綺麗過ぎるな。すげぇよ新木宏典目の前に居たよ。本当に40歳なのか?赤ちゃんのように肌がツヤツヤだよ?でも40という年月が出す魅力みたいなのも半端ない。水色のお召し物も大変お似合いですね?すげぇ綺麗な人だっただよォ…(田舎者)と、終わった直後の頭の中だいたいこんな感じ。


このおよそ20秒ぐらいの会話に"新木宏典のヤバさ"が詰まりまくっていますよね。

ファンにどう返したら喜ぶか全部分かっとる。
すげぇ。

いや、私はね、いいんです。
イラストを覚えていてもらってなくても全然いい、見たことある気がしてもしなくても「送ってくれたことある?」と言う推しが凄いと思った。まさにアイドル、じゃないんだけど、沼を…感じる。だって誰でもこんなの覚えててくれた!って喜ぶじゃん。

認知されたいとかじゃないんよ。
いやそりゃ認知されたくないという気持ちが100かって言われたらそりゃちょっと嘘になってしまうかもしれないけど、自分を覚えて欲しいというよりは「こんな人もファンなんだなぁ」って思って貰えたら嬉しい、推しを少しでも笑顔にできたらそれは私の生きる意味。笑って欲しくて元気の良さ100で行った(?)

いやだって覚えられるわけないだろ!!!ファンの顔と名前なんて!!!あんなに舞台に出て台本の台詞も歌も踊りも覚えてるんだから!!!

新木さん本人はファン全員顔と名前覚えたいなんて言ってるけど仏過ぎるよな。これは私の超個人的な見解ですが 少しでも自分を覚えて欲しいと思うのはファン心と言うより乙女心なんだよね、きっと。だから私はあんまり、私のこと覚えて覚えて!!とは思わない。大勢居る中のただの1人のファンになれるのがいちばん嬉しいからな…。今回のお渡し会で、新木さんは乙女心を掬う(救う)のが上手いな…と思った(謎目線)。


まあ感じ方も推し方も人それぞれですよね(適当)。

とにかく「3年前から好きになってずっと会えなかった、今日会えて嬉しい」と伝えられたのがめちゃくちゃ嬉しかった。なんか会話したいというより、勝手に私が喋るから聞いてて欲しいだけなんだな…。

あとこれは本当になんとなく思ったことだけど、6月のバースデーイベントの時に話した方が素の荒木宏文!!って感じで、お渡し会は「役者・新木宏典」を感じた。イベントは本当に自由に楽しくやってたのもあるだろうし、今回はお仕事モードだ…!と勝手に思った。



本当は1回目のお渡しが終わったら、109を散策した後に原宿に移動して観光でもするか…と思ってたけど勿論そんな体力が既に残っていない。
ありがて〜〜ことにフォロワーさんと合流して、一緒に喫茶店でお茶してオタクトークに花を咲かせました。


17:30からの2回目と3回目は割と個人的な話を(一方的に)したので割愛。何の話をしても「うんうん」と優しく聞いてくれる新木さんはやっぱり私の中で神様や…となった。推しの神格化が止まらない。
1回目を経てる分だいぶ緊張せず話せた気がする。
最後の3回目で、地元に青江単騎が来てくれて嬉しかったことも感謝も、赤ひげ楽しみなことも伝えられたし、本当に満足した。


素晴らしく良い一日だった。
普通に新木さんの直筆サインを貰うのがずっと3年間の夢だったので宛名まで入れて貰えて嬉しい!!!

推しに直接、感謝や大好きな気持ちを伝えられるのって本当に幸せなことだと思うんです。言葉を伝える時は、受け取る相手が居ないと成り立たないので…。それがご本人様なんだからこんなに幸せなことはない!!!HAPPYオタク!!!一生の思い出!!!

多分もっと伝えたいこともあったけど、もっと上手く伝えたかったけど、いいやでも全く後悔してない!!
3回行ったのが良かった。丁度よく上手く収められた気がする。いやね、話そうと思ったら新木さん尊い話で3時間は話せる訳だが…。
初めての"積む"という経験だったけど、3年分と思ったらお金出しちゃうよね〜(脳死)


そんなことを思いながら私は、9冊のフォトブックを抱えて田舎へ帰ったのでした。


幸せの重み(物理)



ああ、早く次の舞台を観に行きたい…。


〜完〜



▼他の俳優さん達との接触レポはこちらから。

①郷本直也さん
あまりの優しさに号泣した。初接触レポ。


②崎山つばささん
あまりの顔面の良さに衝撃を受け言語を失う。
崎山さんはイベントの度にお見送りとかもしてくれるので結構言葉を交わせるの凄い。顔面が国宝なのに。


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