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プロフィール

👩🏫約20年にわたり日本語教育に携わり
約50カ国1,500人以上の学習者に日本語を教える。
👨EPA(経済連携協定)看護師・介護福祉士受入事業において
基礎日本語教育や『介護の日本語』講師。
👩自治体主催の外国人介護従事者への日本語教育。
👷企業で働く外国人研修生への日本語教育。
👨🏼🤝👨🏻JICA派遣の海外ボランティアなど、
公私あわせて、約30か国に滞在・渡航経験あり。
(カナダ、オーストラリア、モンゴル、ボリビア、インドネシアなど)

🌸🌸🌸

私がはじめて海外に行ったのは
ワーキングホリデーで1年間滞在したカナダです。
服飾デザインの会社で
舞台衣装のデザインや制作をおこなっていましたが
海外に行きたいという夢を叶えるために退職しました。
そこからアルバイトをしながら
海外でボランティア活動を続けました。

日本語教師に興味を持ったきっかけは
オーストラリアの高校で
日本語のアシスタントティーチャーを務めたことです。
海外の若者が日本語や日本文化に
興味を持ってくれることがうれしく
同時にそんな学生たちの役に立てることに喜びを感じました。
そこから本格的に勉強をはじめて
日本語教師の資格を取得しました。

こうして20年ほど日本語教育に携わってきた中で感じるのは
日本では「外国人とのコミュニケーションには英語が必要だ」
と思い込んでいる人が多いのではないか?
ということです。

日本で働く外国人や日本に興味を持って来日する外国人の多くは
日本語を勉強しています。
日本語教師は、日本語を母語としない人に
日本語でコミュニケーションをとるためのスキルを教える仕事です。
同時に、日本語を母語とする人たちに
日本語を学んでいる外国人とコミュニケーションを
とりやすくするスキルを教えることも使命だと感じています。

日本語を学んでいる外国人と日本人を結んでくれるのが
『やさしい日本語』です。
言葉には、言葉の意味の裏に精神や文化も込められています。
しかし、違う文化で育った外国人は
「言葉の意味」を理解できたとしても
その裏にある精神や文化はわからないこともあります。
日本人が無意識に言葉の裏の文化も含めて伝えたとき
外国人は言葉の意味だけを捉えてしまうということがあります。

だから正しく伝えたはずなのに
ミスコミュニケーションが発生してしまいます。
ミスコミュニケーションを防ぐためには
『やさしい日本語』で
わかりやすく伝えることと
異文化を理解することが必要です。

日本にいる外国人はマイノリティーです。
しかし、外国に行けば日本人がマイノリティーになります。
私自身、30カ国以上の国々を訪れて
マイノリティーとしての立場や不安を実感しています。
そして、どんなことをしてもらえて嬉しかったかを覚えています。

私自身が経験した異文化のコミュニケーションと
日本語教師としての経験を活かして
日本語を学ぶ外国人と
外国人とコミュニケーションをとる日本人の
橋渡しをしていきたいと思っています。

『やさしい日本語』を通して
異文化同士の理解が深まり
質の高いコミュニケーションをとれるようになれば
『やさしい社会』になると信じています。(*^^*)





※special thanks to みけ*るーちぇさん🍀
(イラスト・クリエーター)

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