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🌱成長する日本語教師であり続けたい
2024年から日本語教師の国家資格化に伴って
経験者も移行期間に
いくつか取得コースがあります。
(今までの資格は民間資格でした)
私は今、登録日本語教員の講習を
オンデマンドで受けています。
◆成長する日本語教師
日本語教師も人間なので
成長することに
ちょっと疲れた時にどうするか
とても興味深かった
横溝伸一郎先生の講義から
感じたことをシェアします。
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◆教師のSOSとは?
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S:しゃべりたがる
O:おしえたがる
S:しきりたがる
ドキッとしました。
たいていの先生は教えるのが好きです。
でも一方的な授業より
学習者に考えさせたり
体を使って楽しく学習するような
アクティブ・ラーニングが
良いと言われています。
語学を身につけてもらうには
先生よりも学習者が
発言している時間が長い方が良いのです。
確かに日本語を聴くだけなら
ラジオやyoutubeでもいいですよね。
いかに学習者が
前のめりになって参加できるか
これからも考えたいと思います。
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◆学習者の3Kとは?
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K:(自分で)気づきたい
K:(仲間と)関わりたい
K:(自分で)決めたい
*自分で気づきたい*
先生が正しい答えを
すぐ言ってしまったら
学習者が自分で気づく機会を
うばってしまいます。
与えられた知識より
自分でつかみとった方が
忘れません。
*仲間と関わりたい*
クラス授業の場合
仲間との助け合いや
共同作業ができます。
グループワークやペアワークからも
学べることがあります。
時には
先生に褒められることより
仲間に認められる方が
効果的なこともあります。
*自分で決めたい*
先生がすべてコントロールする受業よりも
学習者に選択する自由を与えて
自ら学べるような工夫も必要です。
これは何でも自由にさせるという意味ではなく
(かえって戸惑う)
授業設計で考えておくことです。
もちろん
決めたとおりに進まない時もよくあるので
臨機応変に変更もできる
柔軟さも求められます。
教師のSOSと
学習者の3Kを
時々思い出して
自分を振り返りたいと思います。
* * *
日本語教師は
資格を取ったら終わりではなく
学びに終わりはありません。
経験が長ければ長いほどいいと思われますが
逆にそれが邪魔してしまい
新しい発想が出にくくなる可能性もあります。
AIなど新しいテクノロジーを活用するのは
若い方々の方が得意だと思います。
私はITに苦手意識がありましたが
オンライン・レッスンができるようになりたいと思い
最低限のITスキルは身につけました。
この仕事が好きなので
これからも勉強も続け
良いものは取り入れて
自分も成長していきたいと思います。
学びは止まりません。
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