見出し画像

☔雨音は〇〇〇の調べ♪


紫陽花の季節になりましたね。
日本語は「雨」を表す語彙がとても多いです。

日本は、まわり中 海に囲まれていて
国土の75%が山地で
水資源が豊富だからでしょうか。

農耕民族にとって
雨は死活問題だから
降り方にも敏感なのかもしれません。

五月雨、霧雨、片時雨、村雨、狐の嫁入り・・・


それぞれ、どんな意味でしょうか。

・五月雨(さみだれ・さつきあめ)
・・・旧暦の5月ごろに降る長雨=梅雨のこと


・霧雨(きりさめ)
・・・霧のように細かい雨のこと。
  (気象庁の基準では 雨粒が0.5mm未満の雨)


・片時雨(かたしぐれ)
・・・ある場所では 時雨(=降ったり やんだりする雨)が降っていて、
   他の場所では 晴れていること


・村雨(むらさめ)
・・・降り出して すぐに やむ雨のこと


・狐の嫁入り(きつねのよめいり)
・・・日が照っているのに降る雨のこと。
   他に「狐雨(きつねあめ)」や「喜雨(きう)」とも言う。


言葉は知っていても
意味は、あやふやだった言葉もありました。



☟もっと知りたい人は こちらへどうぞ~


☔・☔・・☔・・・☔・・・・☔・・・・・☔



雨の降り方を表すオノマトペも
いろいろありますね。


ザーザー」と「しとしと」では
降り方が違いますね。


☟もう少し深掘りしたい人は こちらへどうぞ~



私はこんなに豊かな日本語表現が大好きです。
後世に残していきたいと思います。

でもその反面
外国人など、相手によっては
わかりにくい表現にもなります。

同じ雨なのに
どうして そんなに たくさんの言葉があるのか
驚くでしょう。


言葉は文化
文化は価値観を反映します。

でも、言葉が相手に伝わらなかったら
コミュニケーションは成立しません。


だいじなことは
相手がわかりやすい言葉で伝えることですね。


それが「やさしい日本語」の
基本的なマインドです。(*^_^*)





ストアカという学びのプラットフォームで
🍀『やさしい日本語コミュニケーション・入門編』講座をしています。
90分で基礎がバッチリわかります。(^_-)-☆

お会いできるのを楽しみにしています。






🌈Special thanks to mizutamaさん

応援ありがとうございます。<(_ _)> いただいたサポートは、恩送りの活動に役立てたいと思います。💞